08・08 昨日、貴重な体験!?をしました。
私は、今年運転免許の更新で、更新の手続きは終了していたのですが、講習を受けておりませんでした。昨日ふと、そのことを思い出し、免許証の裏を見ると「8月9日まで」となっているではありませんか!!。急いで近くの警察署へ…。警察署に着いたのは午後8:00。警察署には、ほとんど人がいない。私が入ると一人の警察官が出てきた。
「どうしました?」
「あのう、免許のことなんですけど。」
「あ〜、そうですか。もう免許関係の時間が終了してまして、担当の者はいないのです。私は事件が専門なので、よくわからないのですが、調べますので。」
…と、とっても親切な警察官。事情を説明すると、本当に親切に調べてくれ、電話で3人がかりで調べてくれた。
「あらいさんの場合、運転試験場で講習を受けていただかなければいけないということです。私たちも大変勉強になりました。」
「ご親切にありがとうございました。」
「いえいえ、私も、もうすぐ免許の更新なので、勉強になりましたよ。」
だ〜れもいない警察署。すると、物々しい雰囲気で、ズカズカと数名の捜査官が入ってきた。敬礼をする警察署の人たち。そして、接見にきた弁護士が一人。特に用事はなかったが、何やら面白そうだったのでしばらく見ていました。すると…。ちらちらと私の方を見ている捜査官。
「あの人は、何でいるの?」
「あの人は免許の更新のことで来た人ですけど。」
「似てるな〜」
…何やら私を見て話をしている。すると、一人の捜査官が私の元へ。
「すみませんが、ほんの少しの時間でいいんですが、捜査にご協力いただけますか?。」
「そ、捜査??。は、はい。」
「じゃあ、こちらへ。」
通されたのは署内の奥のほうの机のあるところ。イスに座ると、捜査員の一人が穏やかに話し始めた…。
「今、我々は、マレーシアの密売の組織を追っているんです。」
「マレーシアの密売??。」
「そう。それで、その指名手配の男が、あなたにそっくりなんです。」
「私にそっくり!?。それって、マレーシア人ですか?」
「そう、マレーシア人です。あなたは日本語がとってもお上手なのでマレーシア人ではなさそうですが、捜査にご協力ということで、一応身元の確認をさせていただいてもよろしいでしょうか?。」
「わ、わたしは、日本人ですよ!!。」
…ということで、身元の確認が始まった。
「あ、あのう、その指名手配の人の写真があったら見せていただけますか?」
「ああ、いいですよ。この男です…。」
「うわ〜!!。こ、これは似てますね〜!!。」
「でしょう!!。我々が驚くのもわかるでしょう。」
ものすごく似ている…。というより、私である。ヒゲはないがキャップをかぶっていて、とにかく顔がそっくり。「マレーシア人」というより、「マレーシアにいそうな日本人」という感じ。
もちろん私ではないということが分かり、無事、尋問は終了しました。
「大変失礼いたしました。ご協力いただきましてありがとうございました。」
NEWS『国際オリンピック委員会(IOC)は7日、当地で理事会を開き、資格停止処分を受けたイワン・スラフコフ委員(ブルガリア)に対する「おとり取材」に関連し、放送された英BBCの番組の中で票の取りまとめをする「エージェント」と指摘されたアジア・オリンピック評議会(OCA)のムタレブ事務局長、ゴラン・タカチ氏ら4人にもIOC関連のあらゆる資格認定証の発給を禁止し、五輪関係者には接触を控えるよう通達することを決めた。』
NEWS『国際オリンピック委員会(IOC)は7日、当地で理事会を開き、2012年夏季五輪誘致をめぐる英BBC放送の「おとり取材」に対し、票の買収交渉に応じる姿勢を示したとされるブルガリア・オリンピック委員会会長のイワン・スラフコフ委員について、同委員を資格停止処分とし、アテネ五輪参加に必要な資格認定証を発行しないことを決めた。スラフコフ委員はBBCの調査報道番組で、ロンドンへの五輪誘致に向けた集票工作を行う英国ビジネスマンを装った記者と接触した模様が放送され「買収が可能だ」などと発言。IOCは倫理規定違反に抵触する疑いがあるとして、調査を開始していた。同委員への聴聞などの手続きが残っているため、理事会では最終判断をせず、資格停止の処分となった。』
NEWS『13日のアテネ五輪開幕を前に、外務省は7日までに、テロなどに備え、ギリシャへの渡航、滞在に注意を呼び掛ける渡航情報を出した。「具体的なテロ関連情報はないが、不測の事態発生の可能性を否定できない」と指摘。テロの標的となりそうな危険な場所にはできるだけ近づかず、繁華街では警戒するなど、安全確保に十分注意を払うよう求めている。また、競技施設周辺などの警戒が強化されている点を挙げ「写真撮影などが不審な行動ととられてトラブルになる恐れもある」としている。』
NEWS『ギリシャ紙タネアは7日、間近に迫ったアテネ五輪について行ったアテネ市民の意識調査の結果を発表し、入場券を買わないと答えた人が60%に上った。長年、建設工事などで不便を被った点について「結果的によかった」が78%と「よくなかった」の12%を大きく上回った。それでも、観戦チケットを買った人の割合はわずか15・5%。「これから買う」は34%にとどまり、「買わない」が60%に上った。 大会期間中ずっとアテネにいると答えた62%について同紙は
「下層階級の人が多い」と指摘した。調査人数は明らかにされていない。』
NEWS『観戦客の皆さん、快適な「五輪タクシー」をどうぞ−。五輪開幕を控えたアテネでエアコンや内装が整った車両8500台が五輪タクシーに指定され7日、フロントガラスに張る専用のステッカーが運転手に配られた。13日の開幕以降は運賃に3ユーロ(約400円)が加算されるが、五輪組織委員会の“お墨付き”とあって、交通規制のある競技会場にも乗り入れることができる。運転手の一人、ヤニス・コンドヤニスさん(36)は「いい車だという証明だから、たくさんのお客さんが乗ってくれると思う」と期待たっぷり。ギリシャでは乗車拒否が横行し、相乗りの習慣もあるが「五輪タクシーはそういうことはしないよ」とPRした。サッカー会場がある地方4都市でも1500台が指定された。』
NEWS『ギリシャの保健福祉省は7日、アテネ五輪観光に訪れる外国人客向けに「暑さ対策」のパンフレットを新聞に折り込んだ。8月の平均気温が33・2度で、日差しの強いアテネでは夏ばてや日射病になる恐れがあるため、つばの広い帽子、サングラスの着用、日焼け止めクリームの使用のほか、果物や野菜を十分に食べることなどを勧めている。』
NEWS『アテネ五輪で多くの日本人観光客がギリシャを訪れることから、アテネの日本大使館は、8日から30日まで開館時間を延長すると発表した。大使館は従来より終了を30分延長し、午前8時半から午後5時まで。大使館とは別の場所にある領事部は1時間半延ばし、午前9時から午後5時まで。』
NEWS『日航は7日、アテネ五輪に出場する日本選手団の本隊を乗せた旅客機の機内食メニューを公開した。五輪をかたどった細巻きずし、聖火の形のスモークサーモンや「勝つ」をもじったカツ丼などが盛り込まれた。アテネへの経由地、ドイツのフランクフルトに向けて7日昼に出発した選手団約150人と、一般乗客約100人だけが食べられる一便限定のメニューという。日航成田広報室は「機内からオリンピックムードを楽しんでいただければうれしいですね」と話している。』
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EWS『】「小さいころから、いつかオリンピックに参加して、あの感動を味わってみたかった。夢がかなってとてもうれしい」。東京都立川市のシステム管理者、松本圭世さん(33)は野球のテクノロジー部門で、試合結果の記録や管理などを担当する。 アテネ市内のアパートに18泊する。部屋は2人で共同使用。総宿泊費は約4500ユーロ(約60万円)を超える。航空機のチケット代や滞在費が高額になるため悩んだが、参加を決めた。 「いろいろな国の人たちに会い、一緒に仕事ができることがとても楽しみ。一生残る素晴らしい思い出をつくりたい」。開会式前日の12日から研修を受け、大会に臨む 』
NEWS『2012年夏季五輪のロンドン招致成功を望むビジネスマンを装った英BBC放送記者の「おとり取材」に対し、票の買収交渉に応じる姿勢を示したとして、国際オリンピック委員会(IOC)の倫理規定違反の疑いを持たれている、イワン・スラフコフIOC委員(ブルガリア)が停職になる可能性があることが6日、明らかになった。IOC内の倫理委員会は7日に報告書を提出する予定。スラフコフ委員は、10日からアテネで始まるIOCの会議に出席する予定だが、停職となれば参加が禁じられる。』
NEWS『イタリア紙コリエレ・デラ・セラ(電子版)は7日までに、欧州各国のアナキスト(無政府主義者)たちがアテネ五輪で小規模な爆破事件などにより混乱を起こそうと計画していると報じた。同紙によると、欧州各国のアナキストが7月下旬、「五輪ボイコット」のためにスペインに集まり、それぞれのグループが力量に応じて爆破や火炎瓶投げ入れなど小規模で突発的な活動を展開する作戦を決定した。選手団をターゲットにしているという。情報源は伝えていない 同紙は、4日にアテネ郊外の選手村から約5キロの建物で起きた爆発事件も、こうしたアナキスト勢力による犯行の可能性があるとしている。アテネでは5月に極左組織によるとみられる爆弾事件が起きたほか、7月22日には文化省の建物に火炎瓶が投げ込まれる事件が起きた』
NEWS『アテネ五輪期間中に外国要人らが宿泊施設として利用する豪華客船8隻の入港に備え、アテネ南部ピレウス港は9日から埠頭(ふとう)の一部を立ち入り禁止にし、テロ防止に向け厳戒態勢に入る。同港には世界最大の英豪華客船クイーン・メリー2などが入港し、ブレア英首相ら各国首脳、ブッシュ米大統領の父で米代表団長を務めるブッシュ元大統領など1万人以上が利用。ケファロヤニス海運相は6日、埠頭(ふとう)やギリシャ客船ワールド・ルネサンスを視察し、船の警備態勢とテロ対策を確認した。警備に10億ユーロ(約1350億円)以上を費やしたギリシャ政府は同港を重要警備地区に指定。武装した警備隊員も配置し、監視カメラを各所に設置、6日には爆弾探知犬を動員した。海上には警備艇や哨戒艇が待機しているが、海洋警察は詳しい態勢を明かさない方針だ。ピレウス港はエーゲ海クルーズの最大拠点。豪華船停泊中は一般客船の停泊場所を移動する措置をとる』
NEWS『日本の競泳史上、最年長の五輪代表が、アテネの舞台に立つ。29歳の大西順子選手だ。代表選考会を兼ねた4月の競泳日本選手権の100メートルバタフライで、58秒62の日本新記録を出した。 日本水泳連盟広報委員の望月秀記さんは「選手のピーク年齢が変わってきた象徴です」と話す。
「ピークは10代」 水泳は長く「早熟型」の競技と考えられてきた。その傾向は女子に強かった。92年のバルセロナ。
200メートル平泳ぎの金メダリスト岩崎恭子、バタフライの春名美佳、背泳ぎの稲田法子3選手が「中2トリオ」として脚光を浴びた。
「競泳は水の抵抗との戦い。パワーのない中学生でも抵抗を受けにくい小さな体を生かす技術があれば勝ててしまう」と、日本水連医科学委員長の野村照夫・京都工芸繊維大助教授は解説する。
赤石徹・宮城県水連副会長が集めたデータによると、各種目の日本女子歴代10位の半数以上は、選手が中学、高校時代に出した記録だった。
10代でロサンゼルス、ソウルと2度五輪に出場した長崎宏子さんも「20歳過ぎたら体力の限界と当たり前のように言われていた」と振り返る。
ところが、アテネの競泳の代表は、20人中17人が20代。26歳の稲田選手はアトランタこそ逃したものの、シドニーに続いて3度目。男子も26歳の山本貴司選手は3大会連続出場になる。
なぜ、競技寿命が延びているのだろうか。選手の競技生活を支える企業が増え、大学進学後も泳ぎ続ける選手が多くなったのも大きな要因だが、それだけではない。
千葉すずさんは「ピークは2度あった」と言う。
15歳で200メートル自由形などで日本新記録を連発し、バルセロナ、アトランタに連続出場。一度は現役を退いたが、23歳だった99年に同種目で1分58秒78の日本新記録。その記録はまだ破られていない。
「身体的には泳ぐたびに新記録が出た高校1年のころ。一番満足いく泳ぎができたのは復活したとき。水泳は長く記録を更新し続けられる種目のはずです」と千葉さん。
千葉さんの場合は、高校卒業後に渡米。それまでの「量と時間」に重きを置く練習から、効率よく鍛える方法に切り替えたことが奏功した。
しかし、「問題は年齢による体力減退ではなく、体の成長に合わせて泳ぎを変えていくのが難しい」と野村さん。
年齢に応じてどのようにトレーニングすればいいか。いまその模索が始まっている。
日本水連は02年、6年計画の「水泳による小学生の健康・体力づくり」を始めた。モデル地区の水連やスイミングクラブなどを通じ、スピードに加え200メートル程度の長距離泳力も伸ばすことを目指す。
野村さんは「水の抵抗を前提に速さを競う水泳の特性からも、体の小さい若手とパワーを備えたベテランが一緒に争うのが理想的」と話す。
筑波大の高木英樹・助教授によると、競泳には(1)長時間泳ぎ続ける「持久力」(2)瞬間的に大きな力を出す「パワー」(3)一定時間で力を出し続ける「筋持久力」の3要素が要る。高橋尚子選手らマラソンで30代の一流選手がいるように、持久力は年齢が上がっても鍛えられるし、大西選手は20代後半を迎えても筋持久力が増しているという。
こうした流れは国内にとどまらない。
「思春期の身体の変化について、もっと論じあうべきだ」。6月、ベス・ボツフォード選手(米)が、米国の競泳雑誌に寄稿し、トレーニング法の研究を訴えた。
15歳で出たアトランタの100メートル背泳ぎで金メダル。シドニーを目前にした18歳のとき、「アトランタ時代と同じ体形」を目指して約10キロの減量を指導された。3キロ落としたが、健康に悪いと思いとどまったという。
日本水連の望月さんがアテネで注目するのはアマンダ・ビアード選手(米)だ。アトランタの100、200メートル平泳ぎで銀メダル、シドニーの200メートル平泳ぎで銅メダル。22歳で臨んだアテネの代表選考会で世界新記録を出した。
「なぜ、それだけ長く世界のトップで泳ぎ続けられるのか。そういう研究が必要だ」 』
08・06 「子供水泳合宿」から戻ってまいりました。事故もなく無事終了いたしました。今回初の2泊3日。一体どうなることやら…。
●初日●
午後1:00集合。続々と集まる参加の子達。ほとんどの子が一人で参加しているので、お互いは初対面。プールに入る前に、今日泳ぐ種目のビデオを会議室で見る。皆とってもおとなしい…。バタフライのイメージを焼き付け、「では、プールに行こう!」。この日は、2時間が2回で、計4時間練習。ちょうど男女が同じ人数なので、最後は「男の子vs女の子」のリレー。3回勝負で女の子の2勝1敗。午後5:30にプール終了。さていよいよチェックイン!!。夕食が7:00までなので、シーツをとりにいって、荷物を部屋に置いて、レストランへ。もうすっかり子供同士は打ち解け、「これが嫌い」「これ大好き」など、子供同士の席で大盛り上がり!!。食事が終わり部屋に戻り、大浴場へ!!。お風呂でも大はしゃぎ!!。一部大理石になっているところを「おなか」で滑って遊んでいる。それを見ていた、「プロレスラーのような、カナダ人」2人が面白そう!!と、一緒にやりだす。見ていたおじいちゃんが、「じゃあ私も…」と。さすがに「やめときましょう」と、止めました…。8:00〜ビデオ鑑賞会。差し入れでいただいた、おやつや果物を食べながらビデオを見る。あっという間に差し入れていただいた食べ物飲み物はなくなる…。9:00部屋に戻り、「10:00までには寝るように!!」と釘を刺し、お部屋で一息。10:00、子供たちの部屋には誰もいない…。各階にあるテレビルームに行くと、サッカーが延長戦になっていて、皆が集まって見ていた。「皆、寝ましょう!!」「は〜い」。11:00。各部屋を見回り。ドアをあけると、電気は思いっきりついていて、手には漫画やら、バナナが握られているのに、なぜかみんな寝ている…。次の部屋へ。4人部屋に7人もいて、重なり合っているのに、寝ている…。12:00。半分以上の部屋は電気が消え、本当に寝た様子。しかし、4人がトランプ5枚ずつ持って寝ている部屋が。明らかに不自然…。午前1:00。私は寝ていたが、「捻挫した!!」と、駆け込んでくる子が。「何で捻挫したの?」「ぼ、僕、ねぞうが悪いから」「ねぞうが悪くて捻挫するわけないだろ!!」「あっ、違った。トイレで足をぶつけたんだ!!」どんどん変わる言い訳…。
●2日目●
午前6:00起床。朝のお散歩タイム。きちんと寝た子達はすっきり顔。寝不足の子は…。散歩が終わり、朝食。バイキングなので、好きな物しかとらない。本当に偏ったものを食べる子供たち。中には、目玉焼きとメンチカツだけ、という子も。10:00練習開始。平泳ぎの時間。昨日のビデオを思い出し、いいイメージで練習。12:00終了。そして、昼食。いつの間にか男の子と女の子が混ざった席になってきた。自分のことはさておき、「それは食べなきゃダメだよ。」「好き嫌いはいけないんだよ。」と言い合っている。いったん部屋に戻り、午後1:30、午後の練習開始。ターン練習、3:30〜はクロール。またまた最後はリレー。もう、半端じゃない盛り上がり!!。応援の声が大きすぎて、プール中がキンキンして、耳が痛い。5:30練習が終わり、部屋に戻り、6:00夕食。食事にちょっと変化が!?。嫌いといっていたものを、食べる子が出ると、僕も私もと、嫌いなものに挑戦し始める。それぞれでお風呂に入り、7:30〜「きもだめし大会」をすることに。真っ暗な道を一人ずつ歩いて、ポイントの地点を曲がり、「カラスの羽根」を目印に、置いてあるノートに名前を書いて戻ってくる。はじめは、こわがっていましたが、一度行けると、「もう一回行く!!」と言い出す子がほとんど…。「自分の名前を書いてくるように!!。」と言ってあったのに、回収したノートには、「貞子」「マイケルフェルプス」「きむじょんいる」なんて名前も…。この日は6時間も泳いだし、さすがにクタクタのはず!!。今日はグッスリだろう…と、期待して、「今日も10:00までには必ず寝るように。」「は〜い!!。」返事はいいのだが…。午後10:00。どの部屋にも誰もいない…。テレビルームを見に行くと、そこにもいない…。すると男の子の4人部屋に全員が集まり、なにやらひそひそと話している…。「みんな、もう寝ましょう!!」「は〜い!!」。11:00、廊下が騒がしい。「せんせぇ〜、○○くんが、□□ちゃんに、コクったの!!」。こ、こんな時間にいったいなんだ!?。もうどの部屋も大騒ぎ。「いいから、もう寝なさい!!」「せんせい、あのね、これは重大なことなの。すぐには寝られないのわかるでしょ。」。12:00、騒ぎはおさまり、さすがに皆、寝た様子…。1:00トイレに行くと、自分の部屋に走って戻る子が…。ま、まだ起きてたのか…。
●3日目●
午前6:30起床。全部の部屋をまわるが、みんな寝ている。7:00朝食。8:30シーツ返却。一つの部屋が「お化け屋敷」をしたらしく、もう部屋はぐっちゃぐちゃ。「すぐに元に戻しなさい!!」。ベッドをずらすと、ベッドの下にシーツがあり、その下に、分解されたハンガーがある。本や、服が散乱し、一体どうやったら、こうなるのか分からない。何とか元どおりになり、チェックアウト。10:00〜最後の練習。4種目のまとめをし、最後の1時間は記録会に。2人ずつ泳ぐが、泳いでない子達が大声援。寝不足のはず!?が、みんないい記録!!。子供のパワーはすごい!。最後に5分ほど時間があったので、最後のリレーで完全燃焼!!。12:30〜最後の食事。「もう1泊したい。」と一人が言い出すと「私も」「僕も」と…。「ま、また今度ね。」午後2:00、無事解散となりました。
デジカメを忘れたため、携帯でとった写真だけですが、写真をUPしました。
五輪関連のNEWS、すごい数です…。
NEWS『五輪開催を前に、マラソン発祥地、アテネ北西部マラトンに5日、マラソン博物館がオープンした。同日の記念式典ではギリシャ正教の司祭が祈りをささげ、住民ら400人が開館を祝った。アテネ五輪マラソン競技のスタート地点に近い学校跡地に建設、マラソンの歴史や五輪の各大会を写真付きで解説する展示をしている。関係者によると総工費は銀行の寄付など約30万ユーロ(約4000万円)。各五輪の展示ではベルリン大会優勝の孫基禎選手を「日本のユニホームを着た朝鮮人」と紹介。世界の代表的な大会には、福岡国際マラソンが取り上げられ、「世界のトップが争うレベルの高い大会」と説明している。五輪の歴代優勝者紹介ではシドニー五輪の高橋尚子選手のパネルが掲げられ、ヘルシンキ五輪優勝のザトペック選手(旧チェコスロバキア)が履いた競技用靴のレプリカも展示されている。マラトンは第1回近代五輪マラソンのスタート地点になった。』
NEWS『2008年の北京夏季五輪を控える中国はアテネに407人の選手を送り込んで次回開催国の名に恥じない成績を目指す。しかし、時代遅れの猛練習だけでは世界レベルの選手は育たず、金メダルの目標数は前回シドニー大会の28個より少ない20個と控えめ。曲がり角を迎えた選手育成の現場を雲南省で探った。陸上男子中長距離の雲南省コーチ、張国偉は17人の選手を抱え、1日平均35キロを走らせる。全員が同省の農村出身者だ。「農民じゃないと苦しい訓練に耐えられないからね」。この中から朱栄華がマラソン代表選手に選ばれた。中国ナショナルチームの選手の育成はすべて、こうした地方の手に委ねられている。全国の省が競い合って選手を送り出すシステムだ。張は省内の農村を定期的に見て回り、各地の体育学校で「力が抜けた自然な走法」の若者を探す。子供のころから農作業でしっかりと体力を付けたかどうかもポイントになるという。目に留まった若者を省都の昆明に集める。1年目で全国8位以内の成績を挙げれば1800元(約2万4000円)の月収を支給、事実上の公務員扱いだ。全国1位なら30万元(約400万円)のボーナスを支給、9位以下なら、わずかな月給だけで、数年後には故郷に帰す。「見たこともないようなウエアと現金を支給されて最初の1年は頑張るが、ある程度の成績を収めるとそこからは伸びない」。元フェンシング選手で同省体育局の張俊主任は言う。昔は娯楽もなく一途に練習に励んだが「誘惑の多い今は時代が違う」とも 雲南省は日本の陸上長距離選手の高地トレーニング合宿地ともなっている。「コーチがいなくても日本の選手は自覚があって練習するが、うちの選手はサボる。育て方を変えていかないとダメだ」と張俊主任は悩む 最近、労働法に基づいて土曜日の「出勤手当」を求める選手が出てきた。仕方ないので同省体育局は50元を限度に支給する検討を始めた。国と自分の名誉のために厳しい訓練に選手がえる時代は去り、社会の変化に合わせた育成法の転換が中国の体育界に求められている。(昆明、共同)』
NEWS『アテネ五輪でテロの懸念があるとして、在ギリシャ日本大使館は5日、ギリシャの在留邦人約680人や五輪を観戦する観光客向けに道路事情や危険地域などに関する「安全情報」を毎日、ファクスやメールで提供する異例のサービスを始めた。五輪が閉幕する29日まで続ける。ギリシャの警備当局から入手した情報を日本人会や旅行代理店、大使館のホームページなどを通じて提供する。5日の安全情報は、アテネの道路で大会関係者や選手が移動に使う車の専用レーンが1日から設定され、無許可の車が走行すると罰金156ユーロ(約2万円)が科せられることを伝え、注意を喚起した。アテネに25年以上住む日本人女性は「現地のメディアを読まない在留邦人は多い。命や生活にかかわる情報提供はありがたい」と説明。滞在3年になる会社員(42)は「ギリシャではどの情報が正しいか分からないことも多い。正確な情報を連絡してもらえると助かる」と喜んでいる。』
NEWS『国際オリンピック委員会(IOC)の倫理規定違反の疑いが持たれているイワン・スラフコフIOC委員(ブルガリア)が、予定通り五輪が開催されるアテネを訪れることが5日、分かった。国営ブルガリア通信が伝えた。同委員は、2012年夏季五輪のロンドン招致成功を望むビジネスマンを装った英BBC放送記者の「おとり取材」に対し、票の買収交渉に応じる姿勢を示す場面が4日の番組で報じられた。IOC内の倫理委員会が既に調査を開始している。スラフコフ委員のアテネ入りは、同委員が会長を務めるブルガリア・サッカー協会が明らかにした。』
NEWS『ギリシャ公安省は5日、エジプトやサウジアラビアなどアラブ12カ国の大使らと会合を開き、アテネ五輪を狙ったイスラム過激派のテロ防止に向け協力することを確認した。会合後、レバノンのハビブ大使は「アラブ諸国が関係するテロが起こるとは考えていない」としながらも「ギリシャは友好国だ。ギリシャの敵はわれわれの敵でもある」と述べ、テロ情報を共有する考えを示した。』
NEWS『アテネ五輪組織委員会は5日、開会式のリハーサルを8日と10日に実施すると発表した。観客席に人を入れるのをはじめ、実施時間や警備態勢など、13日の本番とほぼ同じような状態にする。開会式のアトラクションに参加する演技者の練習が主な目的だが、運営面での問題点を洗い出して改善する意味合いもある。開会式が実施される五輪スタジアムは大屋根設置などの改修が遅れたため、観客の輸送や警備、情報通信などでの大掛かりなテストを行っていなかった。6月の陸上のテスト大会も主に競技面の運営を試しただけで、入場券が売り切れた状態で臨む開会式の運営への不安が出ていた。』
NEWS『アテネ五輪組織委員会は5日の記者会見で、熱波と強風の可能性について、ギリシャ気象庁の資料などから「可能性は低く、五輪会期中は素晴らしい天候になる」との見方を示した。昨年はギリシャを含め、欧州全体が熱波の影響を受けた。さらにアテネ特有のメルテミという強風で、8月のボートのテスト大会では沈没する艇が続出した。広報担当は「38度の高温になることは少ない。またメルテミは8月上旬の現象。深刻な状態にならない」と断言した。』
NEWS『インドネシアの有力紙ジャカルタ・ポストによると、5日までに同国でアテネ五輪の放映権を取得したテレビ局はなく、参加国約200カ国・地域のうち唯一、五輪をテレビ観戦できない国になりそうだ。
アジア各国は通常、アジア太平洋放送連合(ABU)=本部クアラルンプール=を通じて放映権を取得する。価格は90万ドル(約9900万円)で、これによって約3800時間分の試合を放送することができる。
インドネシアの有力民放SCTV広報担当者は、「国民の関心が高くないため、スポンサーが見つからないのが現状」と明かす。自前の記者団派遣に関しても、「費用対効果を考えれば、そのような余裕はない」という。』
NEWS『フィリピンのボンコディン予算相はこのほど、アテネ五輪の放映権を獲得するため、国家予算から約60万ドルを捻出(ねんしゅつ)することを明らかにした。ただ、この60万ドルは2000年のシドニー五輪の放映権(約120万ドル)の滞納金に充てられ、「アテネ」を見るためにアロヨ大統領が金策に奔走している。
地元メディアによると、国営放送チャンネル4はこれまで、シドニー五輪の放映料について「予算がない」として滞納してきた。これに対し国際オリンピック委員会(IOC)は今回、フィリピンに対して「シドニー分を納めなければ、アテネの放映権は渡せない」と圧力を掛けてきたという。
問題はアテネの放映権(約90万ドル)をどうやって支払うか。アロヨ大統領は現在、各省庁の予算のやりくりに入ったほか、民間企業などに支援を要請している。同国スポーツ委員会は「大統領の支援で五輪が見られると確信している」と話している。』
NEWS『2012年の夏季五輪招致を目指すニューヨークのブルームバーグ市長は5日、競技会場をほぼ3つの地区にまとめる最終案を発表した。会場と選手村をより近づけるようにとの国際オリンピック委員会(IOC)の要請に応じた。テニス、アーチェリーなどを行うクイーンズのフラッシングメドウ・コロナ公園、野球やボクシングを行うブロンクス・マンハッタン北部、それに五輪スタジアムやマディソンスクエアガーデンがあるマンハッタン西側の3地区。選手村はクイーンズ西側のイースト川に面した地区に新設し、3地区までは10キロ以内になる。』
NEWS『英紙デーリー・テレグラフは5日、アテネ発の記事で、アテネ五輪選手村などに入るための車の通行証が複数枚、盗難に遭ったと報じた。五輪関係者が車のドアをロックしていなかったため、盗まれたという。同紙はテロリストが盗んだ通行証を使って施設内に侵入する可能性を指摘している。』
NEWS『国際オリンピック委員会(IOC)のロゲ会長は4日、ギリシャのカラマンリス首相と会談し、「イメージが変わったことに強い印象を受けた。大きく変ぼうした新しいアテネを発見できてうれしい」と開幕ムードが高まったアテネへの好印象を語った ロゲ会長は同日午後にアテネに到着。その後、五輪組織委員会のアンゲロプロス会長とともに首相官邸を訪問した。この日の早朝にはアテネ郊外の五輪選手村近くの建物で爆発物が爆発する事件があったが、ロゲ会長は大会の警備について「政府は可能な限りの準備をしてくれた。警備には満足している」と信頼感を示した。』
NEWS『アテネ五輪期間中に世界のトップ選手が集う選手村の食堂などで働く東京都の栄養・調理専門学校の日本人ボランティアが4日、アテネ入りした。3日に日本を出発し、トルコ経由でアテネ国際空港に到着したのは、東京都世田谷区の専門学校、食糧学院の在校生、卒業生ら29人。後日合流する2人を加え、総勢31人が五輪期間中、選手村でボランティア活動を行う。同校の五輪へのボランティア参加は、シドニー五輪に続いて2度目になる。学校側も授業の単位として認め、渡航費を援助。シドニー五輪では100人以上の学生が選手村の食堂で、専門知識を生かして調理補助に当たったが、今回の仕事はまだ確定していないという。シドニー五輪に続き、2度目の参加となる小野美里さん(23)は「人生の中で誰もが経験できることじゃない。将来海外で働く夢のバネにしたい」と、就職した食品会社を退社してアテネ行きを決めた。アテネ市内は宿泊施設が不足しており、学生らは選手村に近いロッジで集団生活をしながら大会を乗り切る覚悟だ。』
NEWS『アテネ五輪の選手村に4日に入ったソフトボール、体操などの日本選手団などの荷物の一部が届かず、混乱していることが分かった。5日からは各競技とも練習を開始するだけに、影響が懸念されている。ソフトボールの宇津木妙子監督は選手村に到着後「スーツケースが30個ぐらい来ていないので心配」と明かした。体操の米田功(徳洲会)も「僕のスーツケースが届いていない」と不安顔で話した。ホッケーは代表22人のうち4人しかスーツケースが届かず、ビーチバレーもボールを入れた箱が来なかった。一行はフランクフルト(ドイツ)からギリシャ北部のテッサロニキを経由してアテネに到着。日本選手団の本部は、荷物がアテネに届いているかどうかの確認作業を続けている。選手たちは決戦の地に到着早々、出はなをくじかれる格好となっている。』
NEWS『ギリシャ公安省によると、アテネ五輪の選手村に程近い高速道路関連会社の施設で4日未明、手製の爆弾が爆発した。同日朝に出勤した職員が発見したもので、けが人はなく、被害の程度もわずかという。
当地では、同様の小さな爆発物による事件が頻発している。犯行声明はなく、五輪に反対する過激派の犯行かどうかは分かっていない。』
NEWS『アテネ五輪の警備にかかわるギリシャ軍兵士は5万3363人に上ることが4日、分かった。同日付のギリシャ紙カティメリニなどが伝えた。五輪警備は公安省の管轄で、当初の軍支援計画は3500人だったが、その後、7000人、1万人と徐々に増強。最終的には約15倍に膨らんだことになる。公安省は五輪期間中、軍を含め7万人規模の警備態勢を敷くとしているが、警備にかかわる実際の人数はさらに増えるとみられる。 軍は領海や領空の安全確保のほか、鉄道や空港、港湾、競技会場の警備や要人警護なども担当。警備のため234機の軍用機とヘリコプター、51隻の艦艇、地対空誘導弾パトリオットを含む28基の対空ミサイルも配備する。軍で五輪警備を担当するバシリス・ヤノプロス中将は「(テロ組織が)五輪を狙うという具体的な情報はないが、潜在的な脅威は存在する」と語った。』
NEWS『アテネ五輪組織委員会は4日、マラトン市にあるマラソン博物館が改修を終え、5日からオープンすると発表した。この博物館は、スイスのローザンヌにある五輪博物館から、マラトン市に寄贈された写真や書物などを展示する。』
NEWS『韓国の通信社、聯合ニュースによると、北朝鮮脱出住民を支援している市民団体「脱北難民保護運動本部」は4日、五輪が開催されるアテネで北朝鮮の人権状況などを訴えるデモを行う計画を明らかにした。さらに、北朝鮮脱出住民を北朝鮮へ送還している中国政府を批判し、2008年北京五輪をボイコットするよう求めるキャンペーンも展開するとしている。同本部によると、第1陣が6日にアテネに向けて出発、韓国に亡命した北朝鮮脱出住民1人もデモに加わる予定。メーンスタジアムなど五輪の中心となる場所で、北朝鮮の人権状況を訴えるプラカードを掲げてデモをしたり、写真展や各種パフォーマンスなども計画しているという。』
NEWS『ギリシャ政府のアテネ五輪関連予算が大幅に膨らんだため、2004年の財政赤字が欧州連合(EU)が定めた国際総生産(GDP)比の3%を上回り、2年連続でEU財政安定成長協定を違反する可能性が出てきた。ドゥカス経済財務副大臣は4日、「財政赤字は4%に達しつつあり、これを超える可能性もある」と語った。背景には五輪開催を契機とした大掛かりな社会資本整備があり、同副大臣は「ことしの五輪関連費は当初14億ユーロ(約1890億円)だったのに、30億ユーロ(約4050億円)を超えようとしている」と話した。EUは7月にギリシャに対して、11月5日まで赤字対策を講じるように勧告している。』
NEWS『アテネ通信によると、アテネ郊外のタトイ軍用空港近くで取材中のメキシコのテレビ局記者とカメラマンの計4人が3日、軍当局に一時拘束された。4人は五輪取材のためにアテネ滞在中で、五輪警備の一環として選手村に近い同空港に配備された地対空誘導弾パトリオットを撮影していたとみられる。2日にもアテネ南の港町ピレウスでメキシコの民放記者ら3人が警備隊員に暴行される事件があった。
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NEWS『アテネ五輪組織委員会は4日、聖火リレーに登場するはずだったサッカーのギリシャ代表チームが、23歳以下の選手が主体の同国五輪代表チームに変更になったと発表した。欧州選手権で初優勝し、ギリシャ国内を熱狂させた同国代表は、本土とペロポネソス半島を結ぶ長さ2キロ以上のリオ・アンディリオ橋の完成を祝って、8日にこの橋の上をリレーする予定だった。ところが、国外のクラブに所属している選手も多く、新シーズンに向けたトレーニングなどで、招集が難しい状況となった。』
NEWS『アテネのホテル約250軒の労働者約7000人が4日、最低賃金のアップなどを求めて24時間のストライキを決行した。政府側との交渉で要求が受け入れられない場合は「五輪期間中もストを行う」と主張。五輪開幕まであと9日に迫る中、アテネでは他業種でのストも相次ぎ、五輪観光への影響が懸念されている。ホテル労働者約500人は4日午前、アテネ中心部のクラフトモノス広場で街頭集会を開催。「安定した就業環境の確立を」「最低月給1100ユーロ(約14万7000円)を約束せよ」などと書いた横断幕を掲げ、最低賃金を決める権限を持つ労働社会保障省の庁舎までデモ行進した。労働者代表のニコス・パパユルギオスさんは「五輪開催は国家目標で、われわれはむしろ犠牲になっている」と訴えた。ホテル労働者の平均月給は513ユーロ。日雇い労働者も多く、労働環境は劣悪という。前日に続いて救急隊員も五輪特別手当を要求してストを実施。政府側は「世界から注目を集めるこの時期に、責任感を持ってほしい」などと呼び掛けている。アテネでは平均月給1000ユーロ程度と欧州連合(EU)の中でも最低クラス。一方でユーロ導入や五輪の便乗値上げで物価が高騰し、市民の生活は苦しくなっている。』
NEWS『アテネ五輪開幕10日前の3日、開催国ギリシャのカラマンリス首相がアテネ五輪総合会場を視察した。同会場完成後の首相訪問は初めて。
同五輪組織委員会(ATHOC)のアンゲロプロス会長の案内で、会場間を車で移動した。訪問時間が早まった上、報道陣を会場内に入れるかどうかで一部混乱もあったが、自転車トラック会場のベロドローム、テニスセンター、水泳施設などを視察した。
五輪開催の陣頭指揮を執る文化相を兼ねる同首相は、「開幕まであと10日。ギリシャから平和のメッセージを世界に広める。開催の準備は整った。史上最も安全なオリンピックになるはずだ」と語り、平和の祭典の安全確保に自信を見せ、準備万端を宣言した。』
NEWS『アテネ五輪開催を10日後に控えた3日、五輪組織委員会は「売り上げが急上昇中」と強調し、開会式の入場券が売り切れたと発表。出足がにぶかったアテネ市内の入場券売り場では、市民らがようやく列をつくりはじめた。第1回五輪の主会場だったアテネ中心部のパナシナイコ競技場前の入場券販売所では同日午前、販売開始と同時に約30人が猛暑の中、木陰で順番を待った。アテネ市の会社員、ニコスさん(28)は「サッカー予選のギリシャの試合3枚を買いに来た」。陸上競技が目当ての機械整備士の女性(29)は「アテネに住んでいて、行かなくてどうするの」と話した。しかし種目別では、地元ギリシャが欧州選手権を制したばかりのサッカーや、陸上競技に人気が集中。組織委が用意した全入場券の完売まではほど遠い状況という。組織委は7月末から急激に売り上げが伸びていると強調するが、3日付のギリシャ紙、カティメリニは、会場の整備が間に合ったことを受けて「次の挑戦は入場券販売」との見出しで販売不振を指摘した。』
NEWS『アテネ五輪で金メダルを獲得したロシアの選手には、同国の裕福なビジネスマンのはからいで、最高で25万ドル(約2800万円)の豪華ボーナスが用意されていることが3日、明らかになった。金メダリストには最高で10万ドル(約1120万円)が贈られ、その選手にとって最後の五輪となる場合は、2倍になるという。ロシア政府は金メダリストに5万ドル(約560万円)の報奨金を出すことになっており、条件がそろえば総額25万ドルに達する。』
NEWS『女子ホッケー日本代表のオフィシャルスポンサーとなっている日本マクドナルドは、アテネオリンピック期間中に現地の3つの店舗で世界35か国の人たちと一緒に働く「日本代表クルー」12名をこのほど発表した。この12名(男4名、女8名)は、全国約13万人のアルバイトクルーの中からコンテストを勝ち抜いた「オリンピック・チャンピオンクルー」の精鋭たちで、8月17日〜30日まで、選手村や会場周辺の3店舗で働くほか、マクドナルドがIOC(国際オリンピック連盟)のワールドワイドパートナーになっていることから、レセプションなどの公式イベントにも出席すことになっており、国際親善にも一役買うことになっている。今回参加するクルーの一人、新潟県在住の佐藤裕美さんは
「私達も“日本代表”なので少し緊張しています。普段お店で意識しているスマイルを発揮して、現地のお客様や選手達にも笑顔で接したいです」』
NEWS『水泳は、昨年の世界選手権で競泳が史上最多のメダル6個を獲得。アテネでは「水泳ニッポン」の復活が期待される。青木剛監督に聞いた。 −競泳の目標は。 「メダル総数は5個。その中に一つでも金メダルが入れば一番の収穫だ。前回のシドニー五輪(銀2、銅2の計4)を上回ることが第一。世界選手権では1998年が5個、01年が4個、昨年は6個のうち五輪種目では5個と『5』が目標ラインとなっている」 −期待選手は。 「男子は平泳ぎの北島康介(日体大、東京SC)、二百メートルバタフライの山本貴司(近大職)と松田丈志(中京大)。女子は四百メートルと八百メートルの自由形で山田沙知子(関大)と柴田亜衣(鹿屋体大)、二百メートル背泳ぎの中村礼子(日体大)、二百メートルバタフライの中西悠子(枚方SS)らだ」 −北島は2種目とも世界記録を破られた。「むしろいい刺激になっている。ハンセン(米国)が百メートルで出した59秒30は、北島が以前から目指していたタイムで、ハンセンもこの記録が上限と考えていいのでは。射程圏内とみて、あとは北島の仕上がり次第で十分勝負できる」 −他の種目は。 「中村は(2分10秒09で)今季世界1位だが、昨年の世界ランク3位が2分9秒39。五輪では、このままの順位ではいかない」 −シンクロナイズドスイミングと飛び込みは。 「シンクロはメダル2個は確実。ロシアとの力の差はあるが金を取ってほしい。飛び込みは悲願のメダルを期待したい。代表2人のうちでは寺内健(甲子園大大学院)の方が可能性が高い」』
NEWS『夏季五輪ゴールド史 鈴木大地−日本中が「バサロ」に沸いた(88年ソウル・競泳・男子100メートル背泳ぎ)
★決勝での大バクチが大当たり

ダイチの快挙に日本中がわいた。12年ぶりに東西両陣営がそろった真のオリンピック。21歳の鈴木がもたらした日本最初の金は、競泳にとっても16年ぶりの金メダル。バサロ泳法は流行語となり、「大地」と命名される子供も急増した。
バサロは、スタート直後から潜水状態でドルフィンキックをあおむけで使う泳法。鈴木は14歳からこの泳法に世界への道を見いだした。ライバルもこぞって取り入れ、予選では、ライバルの1人バーコフ(米国)は33メートルも使うことで、54秒51の世界新を出していた。55秒90の日本新、全体で3番目のタイムで決勝に進んだ鈴木と、同姓の鈴木陽二コーチは本番で大バクチをうつことに踏みきった。「銅メダルなんかいらない。金がほしい」。通常25メートル行うバサロの距離を30メートルに伸ばした。これが見事にはまる。ラスト10メートル、横一線の戦いで鈴木の腕がぐいと伸び、55秒05の日本新で金メダルを勝ち取った。大会の2年前、バサロ練習のし過ぎで激しい腰痛に見舞われ再起不能とまで言われた。泳げない苦しみから泳ぐ喜びを知ってつかみとった大輪。表彰式でメダルを授与したのは、32年ロサンゼルス五輪の同じ種目で優勝した清川正二IOC委員だった。
』
NEWS『男子競泳のイアン・ソープ(21=オーストラリア)が、新怪物マイケル・フェルプス(米国)に宣戦布告した。ソープは5日、合宿中のドイツで7冠を目指すライバルについて「速く泳げるのは彼だけではない。アイ・アム・ソープ」と、自信満々に言い放った。7月の米代表選考会前、2歳下のフェルプスに「五輪は日程がハード。種目を絞った方がいい」とアドバイス。しかし、19歳の相手からは、逆に挑戦状をたたきつけられた。五輪が近づいてソープも気力充実。闘争心を燃やしたのだ。シドニー五輪で3個の金メダルを獲得し、今回は6種目出場。金9個なら、スピッツらの持つ個人最多獲得数に並ぶ。そのスピッツの1大会個人最多7個の金に挑むフェルプスとは200メートル自由形で直接対決。昨年の世界選手権では主役の座を奪われたが、その相手に健在ぶりを見せつけるつもりだ。「僕は少なくともあと10年は泳ぐ」と08年北京五輪出場も宣言。怪物の異名は渡さない』
NEWS『鍛え抜かれた肉体が、米国競泳陣の強さと美しさをアピールする。女子200メートル平泳ぎの世界記録保持者アマンダ・ビアード(22)が、10日発売の男性向け情報誌「FHMマガジン」で、セミヌードを披露。3大会連続で出場するアテネ五輪での活躍を誓った。
美しさの内には、勝ち気な面も秘める。先月10日にオーストラリアの18歳ジョーンズに世界記録を破られると、わずか2日後に再び世界記録を更新。「アテネでも、さらに記録を縮めたいわ」と言い放った。96年のアトランタ五輪、平泳ぎ2種目で銀メダルに輝いた時は14歳だったが、すっかり大人になった』
08・03 本日から子供の「水泳合宿」です!!。更新は少しの間お休み…。
NEWS『アテネ五輪の野球日本代表の長嶋茂雄監督がアテネ行きを断念、という
一報は、同五輪組織委員会の2日の公式ニュース(info2004)でも速報され、反響の大きさをうかがわせた。 同監督が3月半ばに脳梗塞(こうそく)で倒れ、回復はしているが、五輪に出場するのに十分な健康状態ではなく、中畑清ヘッドコーチが指揮を執ることも伝えた。』
NEWS『108年ぶりに「生誕の地」へ戻るアテネ五輪の開幕まで、3日で「あと10日」。厳しい警備態勢ながら、アテネの街にはビルの飾り付けや垂れ幕などが目立ち、五輪関係車両を優先する道路の特別規制も始まった。盛り上がりが欠けると指摘されてきたが、本番間近の雰囲気がようやく漂ってきた。7月30日にオープンした選手村は、2日から入村式を開始。日本のヨット勢が本番会場を使って練習し、バレーボール会場では女子のロシアとギリシャが親善試合を実施。3日からは、五輪組織委員会の定例会見もスタートする。アテネ市内の五輪関連商品販売店は、海外からの観光客でにぎわうようになった。ギリシャの地方都市でリレーされている聖火は3日、古代神話で知られるデルフィを訪れる。』
NEWS『アテネ五輪の開かれるギリシャに在留する日本人が、女子バレーや柔道などを応援する計画を立てている。在留人数が約680人(在アテネ大使館調べ)と少なく、日本選手団への大掛かりな歓迎行事はできないが、テロの標的となる恐れもある中で、有志を募り試合会場に足を運ぶ予定だ。アテネの日本人会は昨年4月から「日本人として何かやりたい」と専門委を設置してシドニー五輪の前例などを検討 しかし4万人規模の在留者がいるオーストラリアと比べて日本人社会の規模が小さい上、イラクへの自衛隊派遣などにより日本人が狙われる懸念が高まっており「組織的な活動はあきらめ、有志がリスクを自覚した上で集まる」(工藤匠会長)ことにした。今年6月にアテネの日本人学校(在校生28人)を訪問、児童、生徒と交流した女子バレーチームや、日本人選手活躍の期待が大きい柔道などの試合を応援する予定だ。人口約1100万人のギリシャは海運業が基幹産業の一つ。日本人永住者約430人の中には、船員として訪日したギリシャ人と知り合い結婚した人も多い。このほか日系企業の駐在員や家族、留学生などの長期滞在者が約250人。約8割がアテネ近郊に集中する。 1980年代、ギリシャ在留日本人は1000人を超えたが、72年からあった東京−アテネ直航便が湾岸戦争の影響などで90年に廃止。日本経済の悪化も重なって日系企業が相次いで撤退し、在留日本人数は大きく減少した。』
NEWS『日本オリンピック委員会(JOC)は2日、アテネ五輪日本選手団の応援コーナー「がんばれ!ニッポン!オリンピック日本代表応援ステーション」を、3日から東京・池袋駅東口のアムラックス東京と臨海副都心のメガウェブの2カ所に設置すると発表した。JOCに協賛するトヨタ自動車のショールームを借り、31日までアテネから届く日本代表の写真や、柔道女子48キロ級で2連覇を狙う谷亮子(トヨタ自動車)らのグッズを展示する。』
NEWS『アテネ五輪組織委員会は1日、選手村への入村式を行う選手団の第1号が、2日のマケドニアになると発表した。』
NEWS『アテネ5輪の競技場周辺には警官や兵士の姿が目立ち、「平和の祭典」とはほど遠い雰囲気を醸し出している。開幕まであと10日余り。テロ攻撃への不安は消せないが、それ以外にも心配事は尽きない。売れ行き不振が伝えられる入場券販売について、アテネ五輪組織委員会のアンゲロプロス会長らは「ギリシャ人は最後に盛り上がる」と、満員の観客席に自信を見せている。ある幹部は先週末「これまで1週間で1万枚しか売れなかったのに、この2日で2万3000枚が売れた」と胸を張った。確かに、販売を担当する協賛銀行で、入場券を求める人を見かけるようにはなった。組織委の発表では、販売される全入場券530万枚のうち、6月23日の時点までに売れたのは195万枚だけ。このままのペースでは、完売にはおぼつかない。世界から訪れる観客が泊まるホテルの予約でも、混乱が生じている。7月初め、組織委が確保していた五輪関係者用の部屋に余分が出たため、一般に放出した。5000室とも言われるが、情報不足も相まって、うまくさばけていない。ある旅行会社は「ホテルに空きがあるのは確か。でも市場に出すのが遅すぎた」。五輪を迎える交通網は7月末にようやく、準備が終了に近づいた。路面電車や郊外鉄道、地下鉄の空港線は運行を始めたばかり。要所の乗換駅はまだ建設中だ。組織委は「1日の観客、60万人分の足を公共交通機関で運ぶ」と説明したものの、スムーズな運行に備えるだけの時間は、もうない。1日からは、道路での五輪特別交通規制が始まった。何事も一言言わずにはいられない国民性。一般車両の通行の制限に、文句を言わずに従うだろうか。開幕のほぼ1カ月前にはアテネ首都圏を大停電が襲った。大規模な電話の不通もあった。アテネのあちらこちらに「混乱の種」が転がっている。アンゲロプロス会長は1日付の地元紙のインタビューで「何か事が起きても、自分たちは迅速に判断し、対処できる」と豪語しているのだが…。』
08・02 昨日、押入れの奥から、色々とお宝が出てきました!!。「昔のジャージ」です。その中から、特にレトロで貴重!?そうなものをご紹介。これらのジャージは、今のものとは全く素材も違い、汗も吸いそうもないし、生地も薄すぎるし、チクチクして、とっても着心地が悪いです。
●ジャージ@ これは、日本がボイコットした「モスクワ五輪」で日本代表が着るはずだったジャージです。そしてこのジャージに「ポポフ選手」にサインをしてもらいました。
●ジャージA これは、日本がボイコットした「モスクワ五輪」で日本代表が着るはずだったジャージの色違いです。
●ジャージB これは、在日米軍の人が、フランスの水泳選手からもらったもので、フランス代表のジャージだそうです。
●ジャージC これは、アメリカのどこかのチームの昔のジャージです。
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NEWS『アテネ五輪の競泳日本代表は1日、選手村を一時離れ、アテネから最終合宿地、イタリアのサルデーニャ島に向かった。
一行は午前7時すぎにアテネ国際空港に到着。早朝の移動となり、眠そうな表情も。北島康介(日体大、東京SC)は前日午後の練習を休んだが「体のケアをしてゆっくりした。本番まであと2週間ある。体調を上げていきたい」と話した。
代表20選手は、各選手の競技スケジュールに合わせ、3班に分かれて再度アテネ入りする。(共同)
』
NEWS『13日の五輪開幕を前に、アテネでは1日、道路混雑緩和のための厳しい交通規制が始まり、本格的な五輪態勢に入った。競技会場や選手村などを結ぶ主要道路には、選手や大会関係者の移動を円滑にするための専用レーンが設けられた。レーンはオレンジ色の線で区別され五輪マークをペイント。午前6時半から深夜零時まで一般車両は通行禁止となる。違反車には156ユーロ(約2万円)の罰金が科される。市内では警官の姿が目立って増えた。この日は休日とあって交通量が少なく、混乱はなかったが、郊外へ向かう高速道路では専用レーンができたために一般車線が一部で渋滞した。五輪施設近くでは一般車両の「左折禁止」(ギリシャは右側通行)などの通行規制も始まった。アテネでは、車両ナンバーの末尾数字が偶数か奇数かによって1日おきに運転規制を行っている。例年バカンスで交通量が減る8月だけ解除するが、今年は五輪のため続行する。一般市民に対し当局は、マイカー使用を控え、できるだけ公共交通機関を使うよう呼び掛けた。また大会関係者に便宜を図るため、沿線にメーンスタジアムなど五輪施設がある地下鉄1号線は1日から24時間運行。一般商店も2日から営業時間を延長する。』
NEWS『アテネにようこそ−。五輪開催月を迎えた1日、アテネ国際空港は各国からの選手団をはじめ、ギリシャに入国した観光客らで早朝からにぎわった。到着ロビーには、「アテネ2004にようこそ」を表す英文字のカラフルなシールが床に張られ、到着した訪問者を歓迎していた。』
NEWS『高校生のスポーツの祭典、全国高校総合体育大会(インターハイ)が1日開幕し、島根県の出雲市と大社町にまたがる県立浜山公園陸上競技場で総合開会式が行われた。
開会式は皇太子殿下を迎えて午前10時すぎから始まり、約5400人の選手・役員が入場行進。ホッケーに出場する三沢孝康選手と石原未央選手(ともに島根・横田)が「日本の伝統と文化を未来につなぎ、これからの世界平和を担う若人として培った力と技を十分に発揮し戦い抜くことを誓います」と選手宣誓した。
7月29日から実施されているボクシングなど、競技は島根県を主会場に中国地方5県で選手・監督約3万3000人が参加して行われる。水泳は17日から20日まで、ヨットは20日から24日まで開催される。』
NEWS『競泳の日本チームがアテネから最終合宿地イタリア・サルデーニャに出発した。アテネでは予定していた本番プールでの練習が準備遅れで中止。この日も選手村から空港へのバスが30分以上遅れるなど、滞在3日間はドタバタ続きだった。選手たちは口々に不満を漏らしたが、大会直前に、アテネの実情を肌で感じたことは本番への収穫になった。選手村も決して快適ではなかった。食事は期待できない。「あまりおいしくないね」と北島。山本は「焼きそばを頼んだらカップめんみたいだった」。猛暑だが、朝晩の気温は20度前後に下がる。しかし、毛布はなく、薄いシーツだけ。寺川は「すごく寒い。眠れなかった。長そでを用意してなかった」と嘆いた。選手たちは、朝晩は意外と涼しい気候を体験し、選手村の雰囲気を味わい、ギリシャの国民性を知った。本当のアテネを味わった。本番プールを使えなかったことで、一時は徒労感も漂ったが、生活面の不安、不満を感じたことで、本当のアテネ対策を立てられた。北島は「もう1回(アテネに)戻ってくる時は、完ぺきな状態にしたい」と選手たちの声を代弁した。』
NEWS『アテネ五輪の開会式で、聖火を点火する最終走者はだれか。今回も8月13日の本番まで「極秘」だが、過去の大会を見ると、開催国の往年のメダリストのほか、平和、民族融和などのメッセージを含んだ人選が目立つ。大会組織委の幹部と親密な複数の地元ジャーナリストから得た情報によると、今回は往年の金メダリストら4人が終盤に登場し、最後の点火者はギリシャにゆかりのある外国人になる可能性が有力だという。 開会式のフィナーレに近づいたころに登場すると見られるのは、重量挙げで史上初の4連覇を狙う英雄ディマス、00年シドニーの陸上男子200メートル金メダルのケンデリス、92年バルセロナでギリシャ女性初の金メダリストになった陸上100メートル障害のパトリド、バスケットボールの87年欧州選手権優勝メンバーで伝説的なスター、ガリスの4人。いずれもギリシャが誇る一流アスリートたちだ。 そして、最後に登場する候補者のヒントは「世界的に有名でギリシャにゆかりのある外国人」。開催国以外から点火者が選ばれるのは過去の例から考えにくいが、「ディマスやケンデリスが前座なのに、それを上回る知名度のギリシャ人はいない」(地元スポーツ紙編集長)のも事実だ。 開会式の内容は、いつも直前まで極秘扱いなのが恒例だが、今回は開会式のセレモニーの内容が7月25日付の英タブロイド紙に暴露された。大会組織委のアンゲロプロス会長は激怒し、「特ダネ」を書いた英国紙記者の取材活動を禁止し、情報を漏らした人間の徹底調査を命じたという。 このうえ、クライマックスである聖火の点火者まで事前に流布したら、ギリシャのメンツはまるつぶれ。万が一、秘密が漏れた場合は、直前でも人選を変更する可能性が取りざたされている。』
夏季五輪ゴールド史
岩崎恭子−「今ま
で生きてきたなかで一番幸せ」(92年バルセロナ・競泳・女子200メートル平泳ぎ)
★日本選手史上最年少優勝
「今まで生きてきたなかで一番幸せです」
7月27日深夜。夜遅くまでテレビにかじりついていた日本列島が、興奮に包まれた。中学2年生の岩崎が、世界記録保持者、アニタ・ノール(米国)を見事に差しきって金メダル。14歳と6日の快挙は、戦前の32年ロサンゼルス五輪、北村久寿雄の14歳309日を破る日本選手史上最年少記録。あどけない笑顔、そして大粒の涙に日本中がとりこになった。岩崎は、五輪前年の全中で、2分31秒08の日本歴代2位の記録をマークし脚光を浴びたが、ノールの世界記録(2分25秒35)との差は実に6秒近くあった。合宿では「試合が終わったらフラメンコを見たい」と話すほど無欲で臨んでいた。ところが、午前中の予選でいきなり2分27秒78の日本新をマーク。決勝では2分26秒65とさらに伸ばし、一日で自己ベストを5秒近く縮めた。1メートル57、45キロの小さな体が、水にのって一回り大きく見える一世一代の快泳だった。試練が訪れたのは大会後。金メダリストの重圧に、成長期の体の変化で記録は伸びなくなった。逃げ出したい思いを乗り越えて、アトランタ五輪切符を獲得。タイムはバルセロナより2秒以上遅い10位だったが、達成感は金より上だった。