01・08
つ、ついに、本日は、バレンタインです!!。「バレンタイン作戦」を開始して5日がたちますが、あらいSSには全く浸透していませんでした…。なぜ浸透していなかったのか?。そこで驚きの事実を知ってしまったのである…。

昨日のスクールは、非常に参加人数が多い日でした。スクール開始前に皆さんが集まっていました。そこで一人の会員さんが私にチョコを持ってきてくれました。
「はい。これ。」
「あ〜!!。もしかして…」
「ええ。まだ1個だって書いてあったから、残りの19個に貢献しようと思って!!。」
「ありがとうございます!!。」
「はい、ではこの中から好きなお返しを選んでください!」
この様子を見ていた大勢のあらいSSの皆様…。すると…。
「何してんの。これ〜!?」
「何って、バレンタイン作戦ですよ。」
「何??、バレンタイン作戦って?」
「だから、私は甘いものが嫌いということで、毎年チョコをいただけないので、一度、たくさんもらってみたい!という思いから今年立てた作戦ですよ。」
「知らな〜い!」
「え??。知らないんですか?」
チョコをくれた方以外の人が、みんな知らないという…
「あれ?。HPに載せたんですけど…。見ました?。」
「HP見てないから分からないわ〜。」
「えっ??、HP見てないんですか?。」
「見てない見てない…」
「私も見たことないわ〜。」
「私は見てるわよ。」
「いつ見ました??」
「なんか沖縄のやつのとき…」
「お、沖縄って、もう1年くらい前ですよ!。」
「ちょっと、皆さん見てないんですか?。」
「見てな〜い!」
これにはビックリ!!。その後も色々なあらいSSの方に聞いてみたところ、なんと、あらいSSの皆さんの「HP見てる率」があまりに低いことが判明しました…。
「だって大事なことはメールくれるでしょ。」
「そ、そうですけど…。」
「何かあったら、すぐにしゃべってるでしょ。」
「そ、それもそうですけど…。」


現在のところ、獲得チョコは「8個」です!。目標まで、あと12個!!。



NEWS
『英国の水着メーカー、スピードインターナショナルとゴールドウインは12日、北京五輪用に開発した競泳用水着「レーザー・レーサー」を発表した。全身をおおうスイムスーツタイプで、水着の各パーツを超音波を使った技術でつなぎ合わせ、水の抵抗が起きる縫い目をなくした。さらに、ポリウレタン製の特殊な素材で筋肉を引き締め、水中での体の形を流線形に近づけたという。開発には米航空宇宙局(NASA)などが協力した。北京五輪では、米国や豪州などのチームが着る予定という。価格は未定だが、夏には一般向けにも販売する計画だ。』


NEWS
『スポーツ用品総合メーカーのミズノは12日、2016年夏季五輪の招致を目指す東京五輪招致委員会の協賛社を辞退すると発表した。国際オリンピック委員会(IOC)から、IOC公式サプライヤーでもある同社が五輪招致都市を協賛企業として支援することは規定に抵触する、との指摘を受けたことが理由。』


NEWS
『8月8日開幕する北京五輪の応援・観戦ツアーの販売が12日から始まった。3泊4日で25万〜35万円と、閑散期の通常料金の5〜9倍。長期滞在型などでは100万円超の高額ツアーも飛び出している。開会式や日本人選手の活躍が期待される柔道、競泳などのツアーが人気。開会式の入場券は1人8万円と高額で「入手が極めて困難」(大手旅行代理店)。さらにホテルの宿泊料が通常の5〜6倍に高騰するなど「五輪料金」がツアー料金を押し上げている。中国製冷凍ギョーザによる中毒事件で「水を差された」(阪急交通社)が、旅行代理店は「五輪人気で帳消しにできる」と強気。ANAセールスは12日、開会式と体操競技予選を観戦する3泊4日のツアーを118万円で会員向け販売を始めたが、問い合わせが相次いでいる。JTBは週内に観光地滞在を組み合わせた11泊12日のツアーを約60万円で発売するなど、日本オリンピック委員会(JOC)指定の旅行代理店8社は3〜4月までに順次、ツアー商品を発売する』


NEWS
『当地のプールで10日、冬季「冷水」水泳選手権が開かれ、ヨーロッパ各地から700人近いスイマーが参加した。ウォーター・パフォーマンス部門では、バレリーナのように着飾った男性グループなどが会場を盛り上げた。同大会がフィンランド国外で開催されたのは、今回が初めて』










01・08
大所帯レース第1弾、「町田市マスターズ」が終了しました!!。出場した皆様、お疲れ様でした!。
まあ今年は雪が多い!。大会前夜は大雪。開場前は非常に寒かったのですが、開場30分前には、早くも長蛇の列が…。

今回、あらいSSからは30名弱がエントリー。朝から夕方まで、10分に一人くらいがいつも出場している状態に!!。そして、なんと「大会新記録」を含む16個のメダルを獲得しました!!。心配した制限オーバーもなく、皆さん頑張りました!!。
席がたくさん確保できなかったのですが、それでも、じゅうぶん目立っていた!?らしい「あらいSS」。朝からハイテンションでいろんな方と話していたので夕方にはすっかり声がかれてしまった…。
大会は、全レース実況つきというすごい演出!!。タイムも順位もラップも名前も言ってくれるので、分かりやすい!。そして、今年も「おしるこ」のサービスが。

そうそう、おととしのSWIM誌の記事で担当になった、まったく泳げないという編集部の彼が、マスターズにデビューするというので、応援を。50mを途中で休まずに泳げたのは、3回という、かなりのチャレンジャー。しかし、さすが、若いだけあって、問題なくゴール!!。し、しかし、と、飛込みが…。胸からおなかまで真っ赤にはれ上がり…!?。


色々な方と色々なお話ができました。写真もUPしました!!。こちらから…

私あらいも今年初レース

ここのメインはなんといっても400m自由形。私あらいは、目標とする「新井茂夫」さんと、またしてもお隣に…。今年の私は「前半から積極的にいく作戦」。レースが近づくにつれ、「果たして本当に400mで前半から飛ばしていいものだろうか…」と迷いが生じてくる…。色々な人に聞くと、「そいつはかなり危険なことですよ」…という意見ばかりが…。私のコースの両隣は、もうペースがよ〜く分かる二人。この3人で、私が前半から積極的にいくと、とりあえず200mまでは私が一歩前に出るはず…。「よし。やっぱり前半から行ってみよう!!」そしてスタート!!。よ〜し前半からいくぞ〜!!と勢いよく泳ぎだすと、「あ、あれれ??。し、茂夫さん、が…」そう、なんと左隣の茂夫さんが、早くも猛ダッシュをかけている…。「ど、どういうことだ??。もしかしてボクが遅いのかなあ。いやいやそんなことはない。こんなに頑張っているんだから、茂夫さんが速すぎるのだ。さっきは風邪とか言ってたけど、絶好調じゃないか!!。」250mのターンで早くも手足がしびれ始めた…。あと150もあるのに、ちょっとしびれるのが早いぞ…。これは非常にまずい…。ラスト100m、お隣の茂夫さんが思ったより伸びてこない。う〜ん、これならついていけそうだ…。ラスト50m、もう身体はいう事をきかない。気力だけで泳いでる感じ。結局最後はタッチの差でゴール!。記録はなかなか。前半から行く作戦の感想は…「前半からいったわりには思ったより落ちない」でした…。よし、次回もこれでいくぞ!。

●ペース配分を考えないで、いけるところまで、はじめから積極的に飛ばす作戦の真相●
なぜ、前半から積極的に行く作戦をとろうと思ったのか? なのですが、これは昨年の中長距離大会において、「800mリレー」ですごいメンバーの中、アンカーで泳がせていただきました。このスタートのときに、気持ちが頂点に達してしまい、何も考えずに長水路の200mをはじめから全開で行ってしまったのです。当然、後半の100mは、ホントに死んでしまうかと思うくらいきつかったのですが、タイムが思ったより良かったので、「もしかしたら、このくらい思い切っていってみても面白いのかも…」と思ってしまったのでした。


え〜、「バレンタイン作戦」ですが、現在のところ、獲得チョコは「1個」です。目標まで、あと19個!!。






01・08
明日は「町田市マスターズ」です!!。あらいSSでは、これが今年最初の大所帯レースです!?。出場の皆さん、がんばりましょう!!。そうそう、私あらいは、今年、区分最後の年ということで、おそらく、メダルは期待できません。そこで、今年は、出場する全てのレースで、「ペース配分を考えないで、いけるところまで、はじめから積極的に飛ばす作戦」を決行しようと思います!?。皆様には「はじめが肝心」だとか、「はじめから飛ばすな」と言っておりますが、私は撃沈覚悟で飛ばしてみようと思います!。う〜ん、しかし、400は危険かなぁ…。


今年、あらいSSがらみの子供たちの、中学受験の子が多く、受験が終わったみんなが、続々とプールに帰ってきました!!。いや〜、みんなお疲れ様でした。皆さん、希望のところに行けてよかったよかった。そうそう、子供合宿、早くも!?だいぶ埋まってきました…。


昨年、一度でいいからたくさんのチョコをもらってみたいという思いから考えた「バレンタイン作戦」。まあ作戦というほどのものではないのですが、「必ずお返しをするので、チョコレートをください」という「義理チョコ」ならぬ「催促チョコ」です。え〜、なにとぞよろしくお願いします!。目標は20個です。



●仮説「虫歯にならない方法」●
これは、あくまでも仮説です。あくまでも。
私の仮説は過去にも数々あります。いまだに科学的に解明されてはいませんが、「花粉症デマ説」は早く解明されていただきたいと願っております。
では新たな仮説をご紹介…。

私は以前に、トライアスロンの雑誌の編集の方との話で、「海で泳ぐのとプールで泳ぐ違い」の話をした時に、私が、はじめて海で泳いで一番驚いたことは、「波」でも、「水温」でも、「流れ」でも、「にごり」でもなく、「あまりにも塩辛い」ということを話しました。
すると、編集の方は、「それは意外…」みたいな反応をされました。ちょっとこれは調査をする必要があると思った私は、それ以降、遠泳に出ている方に色々と調査をしました。その結果、驚くべき事実が明らかになりました。
特に、幼少の頃から泳いでいた人たちは、泳いでいる最中は、無意識に口を開けていることが多く、幼少の頃に水泳をたくさんやってきた人が、特に、「海は塩辛い」と感じていました。
逆に、幼少の頃に水泳をあまりやってきていないスイマーは、水中でほとんど口を閉じているということなのか、海でもさほど塩辛さを感じない人が多いのでした。

まあこれは、これで、どちらでもいいのですが、ここからが本題です。
塩素には、殺菌作用があり、漂白剤などにも使われています。そして、虫歯は口中の食べかすなどがの細菌の作用で発酵溶解し、破壊される状態です。つまり、常に口を開けて泳いでいれば、口の中は常に殺菌されることになりますので、「虫歯にならない」という説です。「プールで泳ぐ時は口を開けて泳ぐと虫歯予防になりますよ!」という「プールで虫歯予防説」です。
どうでしょう??これ、素晴らしいと思うのですが…。ちなみに私は、虫歯ゼロです。歯医者にいったことがなく、つい最近まで、歯科医が儲かるとは到底思えなかったのです。私の虫歯がないのは、プールのおかげだということが分かってしまいました…。


NEWS『3日に行われた競泳の東京都選手権(東京辰巳国際水泳場)最終日を発熱のため欠場した男子平泳ぎの北島康介(日本コカ・コーラ)が8日、東京・国立スポーツ科学センターで練習を再開した。インフルエンザと診断され、7日まで自宅で静養していたという。』


NEWS
『2008年2月6日、旧暦で大晦日にあたるこの日、オリンピック博物館では北京オリンピックを歓迎する「北京2008」と題するイベントが開始された。そのセレモニー席上で、IOC北京オリンピック協調委員会のフェアブリューゲン代表が、08年北京オリンピックの各準備作業の進捗状況について、滞りなく進んでおり、開催成功に自信を持って臨めると語った。新華社がスイスのローザンヌから報じた。中国での視察から戻ったばかりのフェアブリューゲン氏は、北京オリンピックの開幕まで6か月、北京オリンピックの準備は滞りなく進んでおり、メイン会場となる国家体育場“鳥の巣”や水泳競技会場“水立方(ウォーターキューブ)”など素晴らしい出来映えだとし、「北京オリンピックの成功を保証する」と語った』


NEWS
『日本競泳界初の4大会連続五輪出場を狙う男子バタフライの山本貴司(近大職員)が、完全復活へ手応えをつかみつつある。今年初レースだった1月末のコナミオープン(兵庫・西宮)は、100メートルを好タイムで制覇。師と仰ぐ米国人コーチの助言で、躍動感あふれる泳ぎを取り戻してきた。年末年始。満を持して、米ロサンゼルスに飛んだ。200メートルで銀メダルに輝いた04年のアテネ五輪。その前まで指導を受けたバッド・マカリスター(50)に、泳ぎを確認してもらうためだ。直接指導は2年ぶりだが、到着するなり言われた。「タカシ、ストローク(腕のかき)のテンポが遅くなっている」2週間の合宿を、山本は「15〜20メートルの短距離を、どんどん腕を回して泳ぎ、テンポを上げる練習をした」と振り返る。7月に30歳を迎えるベテラン。最近は自分でメニューを組んで練習していたが、「一人でやると、抜きどころを忘れ、つい頑張ってしまう」と言う。しっくり来ない日々が続いたが、強弱のつけ方に優れた老練なコーチの下で、スピード感が戻ってきた。コナミオープンでは、100メートルで53秒50、2位だった200メートルも1分57秒58と、目標タイムをクリアした。ただ100メートルに比べ、銀メダリストとしてこだわる200メートルは、やや伸び悩む。2枚の五輪切符を柴田隆一(チームアリーナ)、松田丈志(ミズノ)らの実力者と争わねばならず、「アテネの時より、ハードルは高い」と危機感は強い。アテネ五輪後、約1年間休養。このブランクは、今も微妙に響く。「肩回りが硬くなり、泳いでいても肩から落ちる感じ」と言う。キックでカバーしようと試みた分、「足で引きずるようなフォームになった」。理想は「肩を中心に前に重心がかかった泳ぎ」だ。4大会連続五輪の偉業は、この感覚を完全に取り戻せるかに懸かっている』






01・08
北京五輪ガイド」の中の「2006−2008世界ランキング」を更新しました!!。先日の北京五輪テスト大会と、その他の今年行われた公式の大会で、2006年2007年の世界ランキングに入ったものです!!。まったく新しい選手が入ることや、同じ選手が速くなっているパターンがあり、これを更新していくのは大変だなぁ〜。入江選手、さらに上位に!!。星選手ランク入りです!!。このランキング、基本的にTOP10を載せていますが、タイムが接近しているものや、キリのいいタイムの場合、10位を超えるものも載せています。あと半年、がんばるぞ〜!!。


春休みに恒例の「子供合宿」を行ないます!。かなり内容の濃いビデオ講習とプールレッスンなのですが、子供たちのメインは、やはり「夜」…。毎度毎度、興奮して盛り上がってなかなか寝ない子供たち。昨年は、深夜まで大盛り上がりで、寝ない子供たちに、夜更かし対策で、空き時間に山をハイキングしたりして、「昼間にたくさん動いてクタクタになって、夜は早く寝ちゃう作戦」を立てたにもかかわらず、賢い子供たちは、その対抗策として、「深夜盛り上がるために、少しの空き時間でも、しっかり昼寝をする」作戦をやられたので、今年はどんな作戦でいこうか…!?。


NEWS
『8月8日の北京五輪開幕まで、あと半年。旅行代理店が企画する観戦ツアーも、今月から販売が始まる。価格は3泊4日で30万円前後となりそうで、各社ともホテル、飛行機は比較的順調に確保したものの、観戦チケットの入手に苦慮。中国製ギョーザ中毒事件発生で「食の安全」には慎重になっており、ピリピリムードの商戦が展開されそうだ。観戦ツアーを手がけるのは、日本オリンピック委員会(JOC)が指定した公式旅行代理店8社(JTB、近畿日本ツーリスト、日本旅行、阪急交通社、ANAセールス、トップツアー、西鉄旅行、西武トラベル)。14日に開閉会式、男子サッカー、野球の観戦ツアーを発売するANAセールス(旅行会員組織「旅達(たびだち)」の会員は12日)を皮切りに、3月中には各社のツアーが出そろう見込みだ。気になるのが価格。五輪が開かれる8月は観光シーズンで、飛行機の料金設定がもともと高い上、五輪需要を見越してホテルの宿泊料も高騰。チケットも開会式を筆頭に、値段は決して安くない。そんな中で観戦ツアーの目安となるのが「30万円」というラインだ。西武トラベルは「3泊4日、2種目観戦で33万3000円から」と設定。JTBは「3、4泊が主で、30万円台が中心」、阪急交通社も「3、4泊で20万円台からになるのでは」と見積もる。深刻なのがチケット不足。JOCは北京五輪組織委に14万2000枚の配分を要望したが、実際に確保したのは1月現在で約4万7300枚と、アテネ五輪の約5万枚を下回る。今後も追加配分を要望していくが、組織委がチケットの75%を国内販売に回したこともあり、大幅増は見込めない状況だ。西鉄旅行の担当者は「日本のメダル有望種目では、柔道や水泳、女子レスリングのチケットが少ない」とこぼす。ギョーザ事件で再び浮き彫りとなった「食の安全」も大きな問題。各社とも五輪ツアーに限らず注意はしているが、「8月は暑い時期なので、特に水には気をつけたい」(阪急交通社)と神経をとがらせる。西鉄旅行は「バスやガイドの確保など、課題はまだまだある」としており、選手同様、厳しい“北京への道”を歩みそうだ』


NEWS
『日本水泳連盟は7日、都内で北京特別強化委員会を行った。今夏の五輪に向けた会議で、5日まで北京で実施した競泳の五輪テスト大会中国オープンを受けて、五輪本番で使用する国家水泳センターについての報告や質疑応答などが行われた。同大会に帯同した金子シンクロ委員長は「プールの印象は白と水色を基調にしていて、すごく明るかった。水については、私も生野菜を食べたし、ホテルの水を飲みましたが大丈夫」と、会議後に話した。また同委員長は、五輪本番について8月3、4日ごろに北京入りし、同8日の開会式に参加後、韓国・済州島で最終調整に入る計画を明かした。』


NEWS
『8月の北京五輪開幕直前、調整のための合宿地として日本を希望する海外チームが相次ぎ、これまでに8カ国の合宿実施が決まった。五輪の競技会場や周辺は希望が集中し、練習場所確保が難しいうえ、「大気汚染や食の安全に対する不安」を理由に挙げるチームもある。この結果、中国と時差が1時間で、施設が整っている日本に人気が集まったとみられる。日本での合宿が決まったのは米国、英国、アイルランド、スウェーデン、フランス、ドイツ、オランダ、ギリシャの8カ国の競技チーム。スウェーデン(19競技)とオランダ(陸上)は福岡市などの施設を利用。ドイツ(陸上)は約100人が北海道の士別、芦別両市に8月半ばまで2週間滞在する。英国(水泳)は大阪市で開幕直前まで1週間程度合宿。米国(カヌー)は石川県小松市、フランス(柔道)は長く交流のある奈良県天理市の天理大に決まった。岩手県花巻市で合宿するギリシャ(ボート)は、日本チームのコーチが兼任で指導。アイルランド(陸上)は松江市で調整する。
 ■大阪、松江 施設整い、食の安全優先
北京五輪の直前合宿に大阪市港区の大阪プールを選んだ英国競泳チームは昨年8月、千葉県で行われた世界競泳でも大阪プールで合宿しており、このときから大阪プールが“お気に入り”。昨夏に合宿設備や宿泊場所、交通の便などはチェックずみで、評価は「すばらしい」。世界競泳でも好成績を残したこともあり、昨年秋には「北京五輪の際にもぜひ使いたい」と大阪市にオファーした。今年7月下旬から五輪直前までの約1週間、選手やスタッフ合わせて約30人が合宿する。実はこのプール、英国だけでなく南アフリカやイタリアのナショナルチームなど数カ国が直前合宿に使用したいとの希望があり、実際に施設見学をした。施設が整っていることや、北京との時差がほとんどないことなどが人気の理由で、昨夏に来日した英国チームの関係者は「中国は大気汚染が深刻で、選手が長期間、中国に滞在すれば体調を崩す可能性も考えられる。食べ物や水に問題のない大阪で調整するのがベスト。さらに北京まで飛行機で2時間程度なら、移動も全く問題ない」と話していた。また、アイルランドの陸上チームが五輪直前合宿を行う松江市。アイルランドは、松江で英語教師をしていた小泉八雲の出身地という縁もあり、市をあげて働きかけ、昨夏の世界陸上大阪大会に続き、2度目の誘致に成功した。トレーニングは国際競技仕様の松江市営陸上競技場で行い、宿泊は松江しんじ湖温泉の施設とチームの受け入れには十分。昨夏のチームの評価も上々で、「来年も来るからよろしく」と話していたという。チームの受け入れを担当する市教委スポーツ課の乙部明宏・課長補佐は「ナショナルチームが再び来てくれることは、両国の交流、市民へのスポーツ振興にも効果は大きい」と期待を寄せる。一方、長年の交流から日本に合宿地を求めたチームもある。天理大学(奈良県天理市)で直前調整するフランス柔道チームで、天理大とフランス柔道チームは数十年来の交流があるという。天理大によると、仏チームは以前から、日本で大会があるときなどに、たびたび同大学を利用してきた。強豪として知られる天理大は、広い道場やトレーニング施設が整っており、施設環境も最適。同大柔道部も「仏チームは日本に慣れているし、レベルが高い。うちの学生にとっても勉強になる」と歓迎。「何か相談事があれば積極的に支援し、最良のコンディションを整えることに役立てれば」としている。』








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