03・08 
昨夜、次回発売号の「SWIM」の仮原稿が届いたのですが、か、かなりビックリしています…。すっごく扱いが大きいので!!。し、しかも写真もいっぱい…。百瀬さんはスタイルもいいし、とってもいい!!。撮影のほとんどが、百瀬さんの撮影だったので、私は、横で見てるだけだったのですが、「じゃあちょっと、あらいさんに動きだけやってもらえますか?。」と、ほんの1分くらいで撮った写真がたくさん使われているではありませんか!。わ、私あらいは、ものすごく背が小さい上に、顔がものすごく大きくて、手足がものすごく短くて(まあ、足は映ってないですけど…)もしあれがカラーで載るとしたら…。う〜ん、これは参った…。百瀬さんだけ使ってくれれば…。そして、記事もビックリ!。あれだけの話で、よくまとめたな〜。さすがプロである…。もう一つの「スカーリング」の記事の原稿も届きましたが、これもかなり削られてはいますが、分かりやすい内容になっていると思います。


NEWS
『2007年3月6日、シンクロナイズドスイミング中国代表のヘッドコーチ井村雅代さんが国家体育総局屋内水泳場で中国代表選手への指導を行っている。彼女は昨年年末にシンクロの中国代表ヘッドコーチに就任した。井村氏は、1984年ロサンゼルス五輪から2004年のアテネ五輪まで日本代表の指導者としてメダル獲得に貢献してきた人物。アテネ大会では監督を務めるなど、日本シンクロ界にとってはまさに「育ての親」。その井村氏が、昨年12月のドーハ・アジア大会で日本を破って優勝した中国チームのコーチに就任するとあって、注目度は極めて高い。日本シンクロ界も安泰ではいられなさそうだ』









03・07 
私の車の時計は、いつも、ちょっと進ませています。携帯の時計は、1秒も狂わない、ピッタリと時報に合わせているのですが、どうも車の時計は、ちょっと進ませてしまいます。はじめは、わざと5分くらい進ませていたのですが、次第に時計の方が、勝手に、ちょこっとずつ進み始めて、いつの間にか、10分、12分と、進むように…。その後、じわじわ進み始めて、今では、「実際の時間より、17分間、進んでいる状態」が、ず〜っと続いております…。不思議なことに、「17分進んでいる状態」から全く進まなくなったのです…。もう、かれこれ1年くらい、「17分間進んだ時計」となっているのですが、今では、どんな時間でも「あっという間に見た時間から17を引く習慣」がついてしまい、例えば、「6:05」と出ていると「あ〜、今は、5:48かぁ…」と、瞬時に17分を引けるようになってしまいました…。もう、今さら正しい時間には直せない…。


NEWS『2016年夏季五輪の東京招致に関連し、日本水泳連盟が日本オリンピック委員会(JOC)からの打診に応じる形で、代々木体育館を競泳などの試合会場とする計画案を作成し、JOCに提出していたことが、6日開かれた水連常務理事会で報告された。代々木体育館は1964年東京大会で競泳会場として使用されたが、計画案では同体育館の改修だけでなく、代々木第2体育館にもプールを設置することや、飛び込み用プールを別の場所に新設するプランも盛り込まれている。現在の東京都の招致計画では、競泳会場を有明の東京ビッグサイトに仮設するとしており、将来への「遺産」にならないとの懸念が出されていた。』


NEWS
『18日に開幕する世界水泳(豪メルボルン)に出場するアテネ五輪競泳男子平泳ぎ百メートル、二百メートル2冠の北島康介(24)=日本コカ・コーラ=が5日、都内で行われた2016年東京五輪招致委員会のパーティーで、サプライズ来場した元日本代表監督・長嶋茂雄氏(71)から激励された。“ミスター”から「頑張って!」とエールを送られた北島は感激。世界水泳、そして08年北京五輪での金メダル獲得への思いを強くした。さすがの北島も“ミスター”のオーラに圧倒された。パーティーにサプライズ来場した長嶋氏は北島、レスリング女子55キロ級・吉田沙保里(24)、競泳女子八百メートル自由形・柴田亜衣(24)の“アテネ金トリオ”を笑顔で激励。北島は、長嶋氏に左手を肩に置かれて話し掛けられるなど、独特の雰囲気を味わった。「(長嶋氏に)『やっぱり大きいね、体』って言われて。長嶋さんの方が大きい気がするけど」。178センチの北島は、179センチの口から飛び出した“ミスター語”にニッコリ。「1度お会いしてるけど、話したのは初めて。『頑張ってね』と言われた。元気そうというか元気だった」と至福のひとときを振り返った。「オーラを感じた」と繰り返した北島は、「そういう人の近くでお話できるのは、自分の力になるので頑張りたい」と目前に迫った世界水泳での金メダルを誓った。もちろん、その先には病に倒れたミスターも思いをはせた北京五輪がある。この日は16年東京五輪を目指したイベントだったが、「そのころには現役はやっていないと思う」と予告。12年ロンドン五輪も頭にない。目指すは北京での完全燃焼。そのためにも世界水泳は負けられない。ミスターからのエールを気合に変え、“勝負”の豪州へ向かう。 』


NEWS
『東京都が開催を目指す2016年夏季五輪の招致活動の主体となる「東京オリンピック招致委員会」が5日、東京都港区のホテルで総会・理事会を開いた。同委員会は昨年11月の設立以来、任意団体として活動していたが、2月27日に特定非営利活動法人(NPO)の認証を受けた。総会では会長に石原慎太郎・東京都知事、副会長に竹田恒和・日本オリンピック委員会(JOC)会長と横山洋吉副知事を選んだ。続いてNPO法人発足パーティーが催され、政財界や在日大使館、スポーツ団体などから約1400人が出席。石原会長は「(各界の)援助なしにはナショナルムーブメント(国民的支持)はとても導けない。みなさまの協力を得て成就したい」と呼びかけた。来賓には安倍晋三首相や伊吹文明文部科学相、長嶋茂雄・プロ野球元巨人監督、アテネ五輪競泳金メダリストの北島康介選手(日本コカ・コーラ)らも出席した。同委員会は、16年五輪開催地が決まる09年10月2日の国際オリンピック委員会(IOC)総会(コペンハーゲン)に向けて、計画立案や国内外でのPR活動などを進める』












03・06
 私あらいがいない間に「あらいSS」の皆さんが、2つの大会に出場し、活躍されました!!。どちらの会場からも、結果とレポートが届いたのですが、いずれも「大会、無事終わりました!。みんながんばりました。打ち上げも楽しかったです。先生がいなくても大丈夫です。」と…。そうかあ、みんな、ここまで成長してくれたかぁ…。よかったよかった…。あれ?「先生がいなくても!?」って…なんか寂しい!?。結果はこちらから…。スーパースプリンター西澤さん、バタフライも速いんですね〜。バタフライを泳いでいるところを見たことないんですけど…!?。そして、島田さゆりさん、あの細〜い細〜い片手で50mを45秒ですよ!!。すごいな〜。



NEWS『競泳・日本短水路選手権最終日(4日・東京辰巳国際水泳場)、アテネ五輪競泳男子平泳ぎ2冠の北島康介(24)=日本コカ・コーラ=が五十、二百メートル決勝でそれぞれ27秒14、2分4秒96をマークし、日本記録を連発して優勝。柴田隆一(23)=チームアリーナ=とともに男子最優秀選手に輝き、賞金100万円を手にした。女子百メートル背泳ぎ決勝でアテネ五輪二百メートル銅の中村礼子(24)=東京SC=が58秒10をマークするなど、8種目で延べ9個の日本新記録が誕生した。予告通りの“2冠”に白い歯がこぼれた。ゴール後に二百メートルの日本新を確認すると、大歓声に右手を振って応え、両手でガッツポーズ。「いいレースができて、いい記録が出せて、良かったなと思います」。五十メートル決勝からわずか約2時間後の快挙は、チョ〜気持ちよかった。最優秀賞を分け合った柴田をはじめ、前日は世界水泳代表メンバーが次々と日本新をマーク。百メートルで平凡な記録に終わった北島の負けじ魂に火がついた。「明日は1つでも自己記録を作りたい」と宣言。五十メートル、二百メートルの自己記録とはイコール日本記録。公約通り、五十は3年ぶりに0秒13、二百は4年ぶりに1秒04更新。2月に米アリゾナ州フラッグスタッフでの高地合宿から帰国。過酷なトレーニングに耐えたはずが、ここ2年の不振から不安が残っていた。すべては五十メートルで吹っ切れた。「五十で来たなと思った。泳ぎがつかめたと思った」。二百メートル決勝の選手紹介時には鋭くなった目つきで、右手で左胸を4回叩いた。平井伯昌コーチは「自信を取り戻した感じで、顔つきが変わった」と変化を見抜いた。これを聞いた北島は「(自分は)分かりやすくて嫌。バレバレというか」と大笑いした。最高の形で18日開幕の世界水泳(豪メルボルン)に臨む。「世界水泳の結果が(来年の)北京五輪への意気込みになる。いい成績を残して“北京で勝負できるんだ”と自信が持てる年にしたい」と言い切った。豪州での抱負に自己ベスト更新を挙げた。3月は有言実行の月にする。』


NEWS
『2016年夏季五輪開催を目指す東京五輪招致委員会のNPO法人発足パーティーが5日、都内のホテルで行われ、巨人の長嶋茂雄終身名誉監督(71)が“サプライズ出席”。04年アテネ五輪の競泳女子八百メートル自由形金メダルの柴田亜衣(24)=チームアリーナ=ら、水泳世界選手権(17〜4月1日、オーストラリア・メルボルン)代表を激励し、東京への五輪招致を“アピール”した。柴田はスポーツ報知のインタビューに応じ、08年北京五輪を競技人生の集大成の場とする考えを明かした。会場に詰めかけた1423人から、どよめきと拍手がわき起こった。パーティーの冒頭。司会者に安倍晋三首相よりも先に紹介されたミスターは、笑顔でおじぎ。歓談の時間になると、親交のある石原慎太郎・東京都知事と笑顔で握手し、談笑した。同監督は03年から日本オリンピック委員会(JOC)のエグゼクティブアドバイザーを務めており、JOCから今回のパーティーの招待状を受け取っていた。だが、出席の返事を出しそびれ、この日朝、急きょホテルと招致委側に打診。「本当に急なことでしたので、あいさつは織り込めませんでした」と招致委にとっては、うれしいサプライズになった。2人の金メダリストを激励した。長嶋監督は、4日まで行われた日本短水路選手権で日本新を連発したアテネ五輪男子平泳ぎ2冠の北島康介(24)=日本コカ・コーラ=や柴田らの活躍をテレビで観戦。この日、「体、大きいね〜」などと約5分間、北島、柴田らと談笑した。初対面となった柴田は「緊張して、握手もできませんでした」と笑った。初めて会話を交わした北島は巨人ファンでもあり「小さいころから好きで、ずっとあこがれの方でした」と大興奮。「オーラを感じました。お話ができたのは自分の力になります」と3年ぶりの王座奪還を目指す世界選手権に向け刺激を受けた。
◆柴田に聞く
―世界選手権の出場種目と目標は?
「四百メートル、八百メートル、千五百メートルと多分、八百メートルリレーです。来年の北京五輪を逆算すると四百メートルは4分4秒、八百メートルは8分20秒は出したい。千五百メートルは、これで最後のレースになると思います。リレーはとにかくチームに貢献できたらいいな」
―特に重視する種目と成績は?
  「調整をしていない段階で、苦手の短水路(日本選手権)であれだけのタイム(8分13秒33の日本新)を出せたので、八百メートルの日本新にはこだわりたいですね。(世界選手権では日本女子初となる)金メダルへのこだわりはない。自己ベストを出せれば結果はついてくると思うし」
―五輪金メダリストとして次の五輪を目指す重圧は大きい。
  「自分では『五輪の金メダルを取ったことを意識したくない』と思っていたが、本当はすごく意識し過ぎていた。やっぱり意識すると、良い結果は出ない。そういう自分の弱さがわかった。この2年間で八百メートルはベストが出ていないし、四百メートルも1秒しか伸びていない。原点に戻ってベストを狙っていく」

―昨年は、競技人生で初めて自己ベストを更新できなかった。 「気持ちが水泳に対して全然なかった。気が抜けてたみたい。北京五輪のことを考えるとまだ長くて、練習していて体調が悪い時、きつい時は『アテネで金取った後にやめていれば良かったな』と気持ちがフラフラしていた。練習中に鹿屋体大の後輩たちに負けても何とも思わなかったし」
―今季を迎える前に前向きになれた理由は。
  「昨年のパンパシで結果が出なくて…。金は取ったけど、やっぱりベストじゃなくて悔しかった。北京までやると決めたし、このままじゃダメだと思った。今は北京を集大成にしたいと考えています」

―マナドゥ(20)=フランス=が四百メートルで世界新を連発しているが。
  「五輪は四百メートル、八百メートルの両方で勝負したい。マナドゥも同じ人間、私も努力すれば出せないものではないと今は思っている。八百メートルに関しては私が先に(世界記録を)切りたいという気持ちが強くなった。私にとってはすごく良いことかも」

―3年ぶりの世界一を目指す今回の世界選手権に向け、約1か月の高地合宿で追い込んできた。
  「泳ぎ込む量は変わらないけど、体重が3キロ落ちた。それだけ、気持ちで自分を追い込めたのかな。練習で苦しい思いをしなきゃ、レースで耐えられるわけがない」

―五輪前年を迎えた心境は。
「アテネの時は五輪を目標にしていなかった。北京はちゃんと金メダルを狙う準備と苦労をして、最高の泳ぎをすることが目標。(日本競泳女子初の五輪2連覇となる)金メダルを狙って取りたい」◆柴田 亜衣(しばた・あい)1982年5月14日、福岡・太宰府市生まれ。24歳。水泳は姉とともに3歳から始め、中学から自由形長距離専門に。徳島・穴吹高―鹿屋体大―鹿屋体大大学院2年。デサント勤務。04年アテネ五輪800メートルで金メダルに輝き一躍、「競泳界のアイちゃん」として注目を集めた。同五輪400メートル5位。176センチ、60キロ。血液型O。家族は両親と姉』













03・05
 昨日、辰巳で行われた「短水路日本選手権」に行ってまいりました。いや、こんなにいいレースが見れるとは思ってもいなかったので、行ってよかったです!。私の席は、水泳連盟の幹部の方たちのいる席の後ろ。まあ一応関係者席というところでした。水連の林会長は、日本新が出るたびにプレゼンターで行かなくてはいけないので、席とプールサイドを行ったり来たり…。
数あるいいレースの中で、昨日の私が選ぶ最高のレースは、やはり「女子200m平泳ぎ」の田村菜々香選手でしょう!。泳ぐ前から、私一人が大騒ぎして、注目していたレース。まさかこんなに速い記録が出るとは…。コース紹介の時に「たぶんすごい記録が出るよ」。と、周囲の皆さんに!!。そして、ゴール後は、あまりに興奮して、水泳連盟幹部の皆さんの真後ろで私が大声で…。
「これはものすごい記録だぞ〜!」
「こんなに速い選手が世界選手権に出れないなんて信じられない!!」
「せっかく、こんなにいい選手が日本にいるのに何とかならないのかね?」
と…。もう、私が、あまりにいい記録にビックリしたので、色んなことを大声で言いまくっていました。すると…。さすがの林会長も、おとなりにいた佐野専務理事も、大慌てでした。「おい、あんなに速い記録で泳いじゃったぞ」「まずいな〜」と言っていたかのようでした。とにかく、急に幹部が集まり話し合い。携帯で電話を始めたり資料を見直したり…。最終的に、「最優秀選手」に選ばれたのは、「アルシャマー選手」。…なんで??。田中雅美選手以降、低迷していた、女子平泳ぎ界に、素晴らしい選手が現れたって言うのに…。この感動の田村選手のあとに、もう一つ感動が…。北島選手です。もう、北島選手の泳ぎは、8年くらい間近で見てきていますが、泳ぎ始めの2〜3ストロークで、その日がいいかどうかすぐに分かります。こんなボクでも一目で分かるのですから、分かる方も多いと思いますが、北島選手の泳ぎは、いいときと悪い時の泳ぎの差がはっきりと分かるので、この日の泳ぎはすぐに「これいい!!」と思い、周囲に皆さんに言いました。そして、泳ぎだけを見て、タイムは一切見ていませんでした。いい時の北島選手は、こういう泳ぎなんですよね。体の浮き具合、のびている時間、足を引いてくるタイミング。もう、悪い時は、グライド姿勢の時のボディポジションが低い、グライド姿勢が短い、足を引いてくるのが早い。いつもこれです。このどれかが始めの2〜3ストロークで出ると、「ああ今日はいい記録が出ないな」と思ってしまいます。そして、やはり北島選手の良さは「200m」だと思います。どうしても、200mは練習もきついので、だんだん短距離志向になってきてしまうのですが、北島選手の泳ぎの良さは、200mで最高に発揮されると思います。これなら世界選手権で、2分08秒台は出る!?。私は、2002年のパンパシで、北島選手が肘を痛め、欠場。その後のアジア大会で出した200mの世界新。あの感動がどうしても忘れられません!。

う〜ん、しかし、短水路大会でこんなにいいレースが見れるとは。感動しました!。
あらいSSは、2つに別れた席で、選手の投げたぱちゃぽを6つもGET!!。レースを終えた「松田仁美さん」がわざわざ席まで来てくれてお話を!。お話の最中、一人の子供がサインを求めると、あっという間に、サインを求める子供たちで人だかりに!。

会場には「松岡修造」と「SMAPの稲垣吾郎」が、たぶん世界選手権を担当するのだろうが…稲垣くん、水泳には全く興味なし!?。拍手くらいしようよ…。

予選TOPで通過した松田丈志選手はなぜ棄権しちゃったんだろう?。


NEWS
『競泳の日本短水路選手権は最終日の4日、東京辰巳国際水泳場で男女14種目の決勝を行った。男子平泳ぎの北島康介(日本コカ・コーラ)が50メートルを27秒14、200メートルを2分4秒96と、いずれも自身の持つ日本記録を更新して優勝。男子100メートル背泳ぎの森田智己(セントラルスポーツ)は前日の50メートル、200メートルに続き、自身の日本記録を塗り替えた。男子100メートル自由形の佐藤久佳(日大)、女子100メートル背泳ぎの中村礼子(東京SC)ら計8種目で日本新記録が出た。世界選手権(オーストラリア・メルボルン)代表の山本貴司(近大職)は、男子100メートルバタフライで予選落ち。男子400メートル自由形で予選1位だった松田丈志(中京大)は、発熱で決勝を棄権した。
◇闘争心、久しぶりに表に…北島「自然に体が動いた」
 北島の好不調を測るバロメーターは、何よりその表情だ。50メートルに続き、日本記録を塗り替えた200メートル。レースを終えた瞬間、北島はニコリともせずに、右のこぶしを水面にたたきつけた。レースに懸ける闘争心が、久しぶりに表に出て来ている。平井伯昌コーチは、「50メートルが終わって、顔つきが変わった。非科学的かもしれないが、気持ちが前面に出たのを感じた」と明かす。「ばればれ。分かりやすくて嫌ですね」と、照れ笑いの北島。3年2カ月ぶりにタイムを0秒13短縮した50メートルは、「記録が出るとは思っていなかった」。しかしレース途中に、「『あ、来たな』と、いい泳ぎの感覚がつかめた」と言う。これが200メートルにつながった。150メートルで日本記録のペースを上回った。「ギアチェンジとかじゃなく、自然に体が動いた」と説明する。こちらは、4年1カ月ぶりに1秒04の更新となった。競泳は「勝負」と「記録」の2本立てだが、やはり選手には記録更新が何よりの良薬となる。短水路とはいえ、25日に始まる世界選手権に向け、「これで自信を持って臨める」と手応えを実感できたのは大きい。04年アテネ五輪後は、故障や体調不良に悩まされた。だが今季は順調な調整が続き、平井コーチは「メリハリのついた泳ぎが出来てきた」と技術面でも好感触を得ている。北京五輪前年として、「自信を取り戻す」を今年の目標に掲げる。一つのきっかけとなるレースとなった』


NEWS
『競泳の日本短水路選手権最終日は4日、東京辰巳国際水泳場で男女14種目の決勝が行われ、男子平泳ぎで北島康介(日本コカ・コーラ)が50メートルで27秒14、200メートルでも2分4秒96の短水路日本新をマークして優勝、3日の100メートルを合わせて平泳ぎ3種目を制した。同100メートル背泳ぎは森田智己(セントラルスポーツ)が51秒55の日本新で快勝し、北島とともに今大会3冠を獲得。女子は100メートル背泳ぎで中村礼子(東京SC)が58秒10の日本新で優勝。400メートル自由形は柴田亜衣(チームアリーナ)が制し、100メートルバタフライでは加藤ゆか(山梨学院大)が予選に続き、決勝でも57秒24の日本新を出して勝った。この日は日本新9個が生まれた。』


NEWS
『SMAPの稲垣吾郎(33)が、テレビ朝日で18日から放送される「世界水泳メルボルン2007」のナビゲーターを務めることが3日、同局から発表された。06年の「シンクロワールド杯」でも、ナビゲーター役の“マーメイドプリンス”に起用されており、今回は競泳も含め、視聴者に大会の様子を伝えていく。「ぜひ、金メダルを」との思いを込め、全身金ピカの衣装を用意した稲垣は「本番前の選手の緊張をフォローしたりできたら」と意気込みを語った』


JAPAN OPEN (短水路日本選手権) 第2日目・決勝

女子 100m 自由形
1 T.ALSHAMMAR SWE 77 24.99 53.23 (0.78)
2 A.EVATT-DAVEY AUS 90 26.87 54.58 (0.76)
3 岩ア 優アクラブ藤沢85 26.38 54.74 (0.81)
4 上田 春佳JAPAN 88 27.19 55.76 (0.79)
5 三田 真希JAPAN 83 27.36 55.77 (0.74)
6 浦部 紀衣JAPAN 86 27.21 55.99 (0.72)
7 福地 尚美中京大85 27.18 56.24 (0.67)
8 坂本 貴代成増ロンド88 26.78 56.40 (0.74)


男子 100m 自由形
1 佐藤 久佳日本大87 23.05 48.51 日本新*(0.72)
2 細川 大輔JAPAN 82 23.48 48.75 (0.72)
3 伊藤 真JAPAN 86 23.47 49.09 (0.70)
4 K.RICHARDSON AUS 87 23.56 49.27 (0.75)
5 松野 圭介山梨学院C 83 24.08 49.28 (0.68)
6 小島 貴光JAPAN 81 23.81 49.45 (0.72)
7 島田 翔平筑波大86 23.81 49.92 (0.70)
8 大坂 謙介筑波大85 23.89 50.55 (0.64)


女子 50m 平泳ぎ
1 J.EDMISTONE AUS 82 30.66 (0.78)
2 佐藤かほり日体大大学院81 31.10 (0.70)
3 三輪 芳美JAPAN 85 31.36 (0.79)
4 A.KHLISTUNOVA UKR 88 31.59 (0.84)
4 田村菜々香東海大87 31.59 (0.77)
6 縄田さなえセントラルスポーツ85 32.02 (0.72)
7 種田 恵JSS 長岡86 32.16 (0.77)
8 松島 美菜セントラルスポーツ91 32.32 (0.79)


男子 50m 平泳ぎ
1 北島 康介JAPAN 82 27.14 日本新*(0.69)
2 O.LISOGOR UKR 79 27.28 (0.80)
3 C.SPRENGER AUS 85 27.59 (0.78)
4 V.DYMO UKR 85 27.61 (0.78)
5 本多 勇樹日本体育大85 27.68 (0.62)
6 岡崎晃一郎筑波大86 27.72 (0.67)
7 崎本 浩成早稲田大84 27.75 (0.71)
8 立石 諒キッツウェルネス藤沢89 27.88 高校新*(0.71)


女子 100m 背泳ぎ
1 中村 礼子JAPAN 82 28.15 58.10 日本新*(0.58)
2 伊藤 華英JAPAN 85 28.56 58.53 (0.58)
3 中村 真衣JAPAN 79 28.64 59.32 (0.64)
4 田部井恵理日本体育大88 28.91 59.89 (0.69)
5 五十嵐貴美鹿屋体育大84 29.27 1:00.15 (0.66)
6 福田 智代群馬藤岡SS 89 29.69 1:00.42 (0.64)
7 及川真沙紀ビューホテル84 29.00 1:00.90 (0.58)
8 高橋 知美イトマ富士見87 29.79 1:01.44 (0.64)

男子 100m 背泳ぎ
1 森田 智己JAPAN 84 24.81 51.55 日本新*(0.51)
2 宮下 純一ホリプロ83 25.16 52.20 (0.60)
3 内田 征平日本大87 25.04 52.36 (0.51)
4 山口 雅文JAPAN 84 25.36 52.67 (0.59)
5 古賀 淳也JAPAN 87 25.64 52.93 (0.53)
6 青木 英明法政大85 26.14 54.12 (0.51)
7 菊本 祐輔中京大86 25.83 54.14 (0.54)
8 竹内 勇紀大垣共立銀行83 26.26 54.32 (0.58)

女子 200m 個人メドレー
1 北川 麻美JAPAN 87 2:10.53 (0.79)
2 加藤 和福島SS 90 2:12.14 (0.71)
3 上田 梨奈武庫之荘SS 90 2:12.65 (0.78)
4 藤野 舞子キャラノ83 2:12.75 (0.77)
5 森下 愛子日本体育大84 2:13.06 (0.69)
6 中西 悠子JAPAN 81 2:13.07 (0.73)
7 中村 咲子東京SC 90 2:15.60 (0.69)
8 木下 美穂東海大87 2:16.81 (0.79)

男子 200m 個人メドレー
1 高桑 健JAPAN 85 1:56.22 (0.62)
2 佐野 秀匡JAPAN 84 1:56.39 (0.61)
3 三木 二郎speedo 83 1:57.80 (0.68)
4 佐藤 久佳日本大87 1:58.02 (0.76)
5 小坂 悠真KONAMI 林間89 1:58.14 (0.70)
6 藤井 拓郎早稲田大85 1:58.15 (0.70)
7 庄司 有太中央大84 1:59.02 (0.69)
8 奥出 泰史OahuClub 綱島83 1:59.17 (0.64)

女子 100m バタフライ
1 加藤 ゆかJAPAN 86 26.63 57.24 日本新*(0.75)
2 土肥亜也子JAPAN 80 27.16 58.04 (0.70)
3 押味 正恵JSS 長岡86 27.83 59.93 (0.81)
4 黒木 綾乃福岡大86 28.61 1:00.02 (0.75)
5 渡邉 梢鹿屋体育大86 28.55 1:00.14 (0.79)
6 秋山 夏希甲府SS 91 28.61 1:00.22 (0.77)
6 根岸 茉美立教大85 28.68 1:00.22 (0.71)
8 飯窪 麻未山梨学院大87 28.02 1:00.27 (0.75)

男子 100m バタフライ
1 高安 亮JAPAN 81 23.63 50.74 日本新*(0.69)
2 大林 一樹イトマン埼玉89 24.47 51.85 高校新*(0.75)
2 柴田 隆一JAPAN 83 24.76 51.85 (0.67)
4 高本 翔太法政大86 24.51 52.07 (0.65)
5 富山 貴士中京大85 24.12 52.09 (0.71)
6 河本 耕平OahuClub 綱島79 24.20 52.36 (0.65)
7 奥野 正寛秋田魁新報社81 24.56 52.55 (0.65)
8 管原 吉寛中京大84 24.32 52.96 (0.64)

女子 400m 自由形
1 柴田 亜衣JAPAN 82 4:02.50 (0.81)
2 矢野友理江JAPAN 88 4:04.97 (0.73)
3 M.GORMAN AUS 85 4:06.14 (0.84)
4 A.EVATT-DAVEY AUS 90 4:08.89 (0.76)
5 米永 智香鹿屋体育大86 4:09.99 (0.85)
6 小野 友愛コナミ西日本89 4:10.17 (0.79)
7 上田 春佳JAPAN 88 4:13.16 (0.80)
8 貴田 裕美群馬藤岡SS 85 4:13.95 (0.79)

男子 400m 自由形
1 櫻井 裕司JAPAN 84 3:45.98 (0.71)
2 日原 将吾中央大87 3:46.42 (0.67)
3 物延 靖記日本大85 3:46.75 (0.75)
4 小森谷勇輝早稲田大86 3:47.09 (0.70)
5 澤村 康弘中京大85 3:49.18 (0.68)
26.60 55.11 1:24.05 1:53.37 2:22.66 2:51.86 3:21.05
6 栗田 康弘早稲田大86 3:50.34 (0.64)
7 山田 裕一中京大84 3:53.49 (0.67)
8 田口 勇太アクラブ調布88 3:53.55 (0.69)

女子 200m 平泳ぎ
1 田村菜々香東海大87 2:19.89 日本新*(0.77)
2 種田 恵JSS 長岡86 2:23.04 (0.83)
3 坂口 結子中京大大学院79 2:24.30 (0.74)
4 三輪 芳美JAPAN 85 2:25.43 (0.80)
5 Y.PIDLISNA UKR 87 2:26.53 (0.81)
6 藤本 紗綾世田谷SS 91 2:27.04 (0.78)
7 越山あゆ美セントラル行徳90 2:27.55 (0.79)
8 赤木裕加子岡山大85 2:27.84 (0.77)

男子 200m 平泳ぎ
1 北島 康介JAPAN 82 2:04.96 日本新*(0.68)
2 白井 宏幸中京大86 2:07.26 (0.74)
3 立石 諒キッツウェルネス藤沢89 2:07.40 高校新*(0.74)
4 米原 亨祐自体校80 2:08.08 (0.72)
5 天満 宏OahuClub 綱島81 2:08.09 (0.77)
6 今村 元気ムラサキSP 82 2:10.15 (0.71)
7 L.TRICKETT AUS 82 2:11.17 (0.80)
8 冨田 尚弥豊川高89 2:12.29 (0.66)






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