04・25 日本選手権最終日は、とってもいい席で見ることができました!!。何度かテレビにも映ったみたい!?。会場はすごい盛り上がり!!。最後は北島選手がしめてくれました!!。会場には出場選手のほか、たくさんの有名人が来ていました。中尾みえさんや、ベッキーさん、柔道の井上こうせい選手など…。会場に入る前、一人の女性が話しかけてきた…。
「あらいさんですよね。」
「は、はい。」
「私、秋和かおりの母です。」
「秋和かおりちゃんというと…、ああ、あの!!かおりちゃん!!。お久しぶりですね〜。」
「かおりが今日のB決勝に出るんですよ!!」
「ええっ!!。そ、そうなんですか??」
何ともビックリ!!。たぶん本人は覚えてないだろう…というくらい、かおりちゃんが小さい頃、私が教えていた子。かおりちゃんが幼稚園のときに1個メのタイムを計った記憶があるので、かなりその当時から泳げていたのは間違いないが…日本選手権のB決勝に残るまでになるとは…。現在、早稲田大学で活躍中!!。みなさん、応援お願いします!!。

いつも記事(NEWS)を載せさせていただいております「共同通信」のMさん、これからもよろしくお願いします!!。


NEWS
『世界選手権(7月・モントリオール)などの代表選考会を兼ねた競泳の日本選手権最終日は24日、横浜国際プールで男女計11種目の決勝などを行い、男子100メートル平泳ぎはアテネ五輪金メダルの北島康介(日本コカ・コーラ)が1分0秒89と記録は平凡ながら、6連覇を達成した。 この4日間で男女各10人が日本水連が定めた派遣標準記録を破り、世界選手権出場を決めた。 男子は800メートル自由形を7分58秒74で制した松田丈志(中京大)が2年連続の4種目制覇を果たした。200メートル背泳ぎは中野高(イトマン昭島)が1分58秒79で2年ぶりに勝ち、100メートルバタフライは高安亮(コナミ東日本)が52秒67で、200メートル個人メドレーは佐野秀匡(アクラブ調布)が2分0秒68でともに初優勝した。 女子の200メートル背泳ぎはアテネ五輪銅メダルの中村礼子(東京SC)が2分10秒22で2年連続3度目の優勝を遂げ、1500メートル自由形に16分20秒16で勝った山田沙知子(コナミ西日本)が世界選手権代表に食い込んだ。 世界選手権などの国際大会の代表は25日に正式発表される。


北島や柴田らが資格獲得
 
日本水連が定めた派遣標準記録を突破して、世界選手権の代表となった選手は次の通り。
【男子】
 
▽自由形 松田丈志(中京大)
 ▽平泳ぎ 今村元気(ムラサキスポーツ)木村大輔(自衛隊)北島康介(日本コカ・コーラ)
 ▽背泳ぎ 森田智己(セントラルスポーツ)宮下純一(筑波大)中野高(イトマン昭島)
 ▽バタフライ 松田丈志、柴田隆一(日大)高安亮(コナミ東日本)
 ▽個人メドレー 佐野秀匡(アクラブ調布)
【女子】
 
▽自由形 柴田亜衣(チームアリーナ)山田沙知子(コナミ西日本)貴田裕美(群馬藤岡SS)
 ▽平泳ぎ 中村沙耶香(ニッタイSC)
 ▽背泳ぎ 伊藤華英(セントラルスポーツ)中村礼子(東京SC)中村真衣(JSS長岡)
 ▽バタフライ 中西悠子(枚方SS)矢野友理江(コナミ西日本)
 ▽個人メドレー 藤野舞子(拓大) 』


女子 1500m 自由形 タイム決勝
1 山田沙知子コナミ西日本82 8:40.21 16:20.16 (0.83)
2 貴田 裕美群馬藤岡SS 85 8:41.46 16:27.91 (0.79)
3 岩井 佳苗コスパ瓢箪山85 8:49.48 16:42.73 (0.75)
4 米永 智香鹿屋体育大86 9:00.54 17:01.88 (0.87)
5 宮部加奈子枚方SS 89 9:00.06 17:04.27 (0.79)
6 橋本 結衣安全SS 88 9:04.37 17:06.63 (0.82)
7 飯岡 玉貴鹿屋体育大86 9:03.55 17:12.21 (0.83)
8 岩井 春奈鹿屋体育大85 9:05.94 17:13.70 (0.81)

男子 800m 自由形 タイム決勝
1 松田 丈志中京大84 7:58.74 (0.80)
2 荒瀬 洋太富山パレス82 8:04.59 (0.74)
3 宮嶋 武広日本体育大86 8:06.38 (0.77)
4 石村 元中央大85 8:09.96 (0.68)
5 土岐 健一鶴岡SC 88 8:11.36 (0.67)
6 佐竹 毅映法政大83 8:12.41 (0.76)
7 山田 裕一中京大84 8:13.11 (0.65)
8 高山 裕基中京清泳会82 8:15.45 (0.91)

女子 50m 自由形 決勝
1 山田 香岡山県水連81 26.12 (0.74)
2 浦田奈々美福岡大84 26.26 (0.72)
3 内藤 薫東京ドーム86 26.31 (0.75)
3 山田 渥美上越ASC 82 26.31 (0.72)
5 真島枝里子早稲田大83 26.36 (0.76)
6 青木 慧東京ドーム87 26.47 (0.80)
6 数本 夏子日本体育大83 26.47 (0.70)
8 浦部 紀衣コナミ西日本86 26.50 (0.66)

男子 50m 自由形 決勝
1 伊藤 真東京SC 86 22.95 (0.70)
2 細川 大輔SAT 82 23.10 (0.72)
3 佐々木 傑中央大85 23.36 (0.66)
4 竹内 直希岡山県水連82 23.39 (0.69)
5 松尾 友太日本大85 23.51 (0.62)
6 名倉 直希アイシンAW 81 23.52 (0.68)
7 岸田 真幸早稲田大85 23.57 (0.68)
8 星田 悠富 士 通82 23.62 (0.66)

男子 200m 個人メドレー 決勝
1 佐野 秀匡アクラブ調布84 2:00.68 (0.64)
2 三木 二郎東京SC 83 2:01.34 (0.66)
3 庄司 有太中央大84 2:01.38 (0.73)
4 奥出 泰史法政大83 2:01.85 (0.67)
5 高桑 健鹿屋体育大85 2:02.88 (0.63)
6 藤井 拓郎早稲田大85 2:03.99 (0.77)
6 谷口 晋矢自体校81 2:03.99 (0.79)
8 藤本 翔大法政大84 2:04.04 (0.61)

女子 200m 背泳ぎ 決勝
1 中村 礼子東京SC 82 2:10.22 (0.60)
2 伊藤 華英セントラル85 2:11.16 (0.63)
3 寺川 綾近畿大84 2:11.82 (0.57)
4 五十嵐貴美鹿屋体育大84 2:12.91 (0.61)
5 齊藤 喜子東海大83 2:13.50 (0.59)
6 福田 智代群馬藤岡SS 89 2:13.87 (0.63)
7 竹村 幸イトマン89 2:14.02 (0.56)
8 村川亜里沙ル・幕張83 2:14.91 (0.55)

男子 200m 背泳ぎ 決勝
1 中野 高イトマン昭島84 1:58.79 (0.53)
2 森田 智己セントラル84 1:58.84 (0.50)
3 渡辺 一樹セ・東戸塚87 2:00.62 (0.55)
4 山口 雅文中央大84 2:00.89 (0.60)
5 竹内 勇紀白門水泳会83 2:02.09 (0.57)
6 入江 陵介イトマン90 2:02.12 (0.56)
7 竹本 崇志フジタDC 87 2:02.44 (0.51)
8 竹内 寿史東京SC 83 2:03.61 (0.54)

女子 100m バタフライ 決勝
1 中西 悠子枚方SS 81 27.98 59.46 (0.68)
2 渡邉 梢鹿屋体育大86 28.50 1:00.75 (0.80)
2 土肥亜也子コナミ東日本80 28.25 1:00.75 (0.74)
4 堀家 未央福岡大83 29.04 1:00.87 (0.74)
5 林 里奈日花園SC 87 28.78 1:01.04 (0.73)
6 秋山 夏希甲府SS 91 28.68 1:01.07 (0.75)
7 吉谷 玲奈田柄SC 85 28.61 1:01.10 (0.74)
8 黒木 綾乃福岡大86 29.21 1:01.61 (0.77)

男子 100m バタフライ 決勝
1 高安 亮コナミ東日本81 24.58 52.67 (0.68)
2 柴田 隆一日本大83 25.37 53.67 (0.64)
3 奥野 正寛秋田魁新報社81 25.06 53.74 (0.68)
4 河本 耕平ZENhld 79 24.91 53.91 (0.65)
5 加藤 拓馬日本大84 25.50 54.13 (0.65)
6 橋爪 忠久JFE 京浜82 25.52 54.21 (0.66)
7 管原 吉寛中京大84 25.21 54.27 (0.66)
8 横山 悠生山梨学院大84 25.57 54.42 (0.69)

女子 100m 平泳ぎ 決勝
1 中村沙耶香ニッタイSC 87 33.82 1:09.74 (0.86)
2 川辺芙美子イトマン84 33.50 1:10.19 (0.76)
3 坂口 結子中京大大学院79 33.74 1:10.34 (0.72)
4 北川 麻美イ大教大宮東87 33.53 1:10.42 (0.75)
5 三輪 芳美コナミ狭山85 33.23 1:10.45 (0.84)
6 堀田 愛美別府溝部学園89 33.72 1:10.51 (0.73)
7 田村菜々香東海大87 34.39 1:10.55 (0.76)
8 種田 恵SAT 86 33.88 1:10.64 (0.69)

男子 100m 平泳ぎ 決勝
1 北島 康介コカ・コーラ82 28.82 1:00.89 (0.71)
2 今村 元気ムラサキSP 82 29.22 1:01.55 (0.69)
3 山下 誠中央大83 28.79 1:01.77 (0.69)
4 中川 陽平東海大84 29.58 1:02.34 (0.76)
5 崎本 浩成早稲田大84 29.61 1:02.52 (0.69)
6 末永 雄太法政大85 29.66 1:02.82 (0.71)
7 松枝 孝男ルーテル学院87 29.50 1:02.93 (0.83)
8 川越 大樹中京大84 30.03 1:03.16 (0.76)



山田沙知子(コナミ西日本) 女子1500m自由形 1位
レース展開が昨日よりもきつかったので、派遣標準記録IIくらいと思っていましたが、(派遣標準記録)Iが切れて、コーチの合図だけを信じて最後まで行ったことが良かったと思います。(レース中は)とにかくあきらめないことと、コーチの合図だけを信じて、1500mまで泳ぎ切ることだけを考えて泳ぎました。(コーチには)1つは「レース前は笑顔でスタンドに手を振ること」と、もう1つは「呼吸がアップのときは上まで上がっていて、すごくテンポも遅くなっていたので、そこに気をつける」ということ。あともう1つは、「コーチの合図を見て泳ぎなさい」と、その3つを(言われたので)気を付けて泳ぎました。(コーチの)両手が上がっていたのがペースを守っている合図だったので、それが途切れなかったことが良かったと思います。
(日本選手権を振り返ると)つらかったです。結果に不満がないと言ったらウソになりますが、環境を変えて挑むことで、思った以上につらい4日間……、もっと以前からつらかったのですが、常に冷静に過ごせたことで、すごく強くなったと思いました。
コーチに来てもらわなければこの結果は出せなかったと思います。昨日の結果にコーチもショック受けていたみたいで、プレッシャーを与えてしまった厳しい大会でした。でも、最後に笑えたので良かったと思います。最後の最後、崖っぷちに立たされた中で、あきらめずに泳げたことは今までなかったことなので、すごく自信になりました。
アメリカに拠点を移して2カ月くらいしか経っていませんが、これから英語も上達すると思うし、いろんな環境に溶け込んで新しい自分を見つけて、新しいレース展開や自分を出していけるようにしたい。今までは(水泳が)好きでやっていましたが、どこかでプレッシャーを感じていました。この道を選んできたことが正しかったのか分からなかったのですが、今回の結果で間違っていないことを確信できたし、今後も貫こうと思いました。

貴田裕美(群馬藤岡SS) 女子1500m自由形 2位
素直にうれしいです。昨年は山田さんも柴田さんもいない中で優勝できて、今年は山田さんがいて、それでも優勝はしたかったのですが、一番の目標だった派遣標準記録を切ることができました。十分な出来ではありませんが、ベストタイムも出て派遣標準記録も切り、今はすごくうれしいです。
(世界水泳では)自分らしい泳ぎで、まずは自己ベストを狙っていきたいと思います。目標は、大幅な自己ベストで決勝に出たいです。

松田丈志(中京大) 男子800m自由形 1位
今は大会が終わった安堵感がありますが、日本記録が出なかったことはすごく悔しいです。昨日までの3日間、後半で上げるレースだったので、今日は前半から行って、粘って泳ごうと思っていました。
(今回の日本選手権は)自分にとって成長したという手応えはあったので、いいステップになったのではないでしょうか。去年はもう、無我夢中でこの日本選手権にすべてをかけて挑んでいたような感じがします。今年は本当に通過点として臨めたのではないかと思います。
いい点もありましたが、もう少しで自己ベストが出せないという面もありましたので、そのあたりは練習での頑張りがもう少し足りなかったと思うので、そのあたりをこれから取り組んでいきたい。世界水泳では(バタフライで)金メダルを狙っていきたいと思います。(自由形は)決勝までしっかり残って、決勝での競り合いにどこまでついていけるかが課題だと思います。バタフライも自由形もまだまだ荒削りな泳ぎなので、これからもっと良くなると思います。

佐野秀匡(アクラブ調布) 男子200m個人メドレー 1位
うれしかったのですが、目標は日本記録と言っていたし、そのために練習してきたので、課題が残ってしまったという感じはします。自己ベストが2分1秒5くらいだったので、高望みかもしれませんが1分59秒を目指していました。自分の中では出るかなという記録だったので、やはり2分0秒台は悔しいです。今大会は調子が良かったので、日本記録も狙えるかなという思いがありました。チャンスをものにできなかったという気持ちはあります。
世界水泳ではぜひ日本記録を出して、表彰台に上りたい。まだ世界の舞台を経験していないので、どれくらいのレベルか分からないのですが、自分の中では徐々に世界に近づいているという実感はあります。今日も前半のバタフライ、背泳ぎまでは速く入ったと思います。それが昔から持ち味で、落ち着いて速く入れるようになったので、そこを見てほしいですね。世界でも戦えるスピードだと思います。

三木二郎(東京SC) 男子200m個人メドレー 2位
スポーツとは正直なもので、練習しなければ結果は出ないのだと体で感じました。アテネ五輪のために上京して、平井コーチのもと北島選手らと東京SCでトレーニングを積み、アテネが終わってから気持ち的にも疲れ切ったというか、今シーズンがはじまる時のモチベーションも低く、こういう結果になってしまいました。この結果が次につながるよう、一年一年を大切にして、北京に向かって頑張っていきたいと思います。去年はいい形で日本選手権を終えられたのですが、(その時に)練習で裏付けた自信をつけなければいけないなと実感しました。その点、今回は自信も何もなく、何が何だが分からない状態でした。経験と集中力だけではカバーできなかったと思います。
個人メドレーでは、昨年度に森先輩が引退されたのですが、若手も出ていて気が抜けないと思います。あくまでも北京五輪で最高のパフォーマンスをしたいので、水泳人生を楽しく、悔いのないように頑張りたいと思います。

高安亮(コナミ東日本) 男子100mバタフライ 1位
50mで100分の1、去年は100分の2、またやってしまうのではないかと泳ぐ前は思っていたのですが、(派遣標準記録を)切ることができてうれしいです。「自己ベスト、自己ベスト」と言い続けて、それで派遣標準記録をまた切ることができなかったらという思いが浮かびました。それでも自己ベストだけを目指してやってきたので、よかったと思います。(山本)貴司さんからたまたま電話が来て、「前半から飛びます」と言ったら、「それだと、本当にそうなってしまうので、後半ビルドアップのような形で泳いでいくのがいいよ」と言われました。そのアドバイス通りとはまだいきませんでしたが、思ったよりも前半は楽に入れたと思います。(山本選手から高く評価されていることについて)貴司さんは、ずっと憧れている人なので、そういうこと言ってもらえるのは本当にうれしいです。でも、僕より貴司さんの方が、素質やすべてを持っていると思うので、まだ憧れの人に変わりはありません。これからまだ目指していきますが、いつかまた勝負したいという気持ちはあります。
(世界水泳では)自己ベストを出して、準決勝、決勝と行けたらいいと思います。課題はやはり後半ですね。

中西悠子(枚方SS) 女子100mバタフライ 1位
うれしいです。本当はベストを狙っていたので不満はあるのですが、これは課題ということで世界水泳につなげていけたらいい。今は素直に喜びたいと思います。(100mを勝ったことは)自信になりますね。今回、200mの方が先だったのですが、100mが先の方が200mでもっとタイムが出たとは思います。ただ、それを言えばキリがないので、世界水泳で爆発したい。まだまだ世界には遠いですから、もっと上を目指していきたいです。体の大きさでは負けますが、気持ちの強さだけは負けずに、(世界水泳では)自信を持ってレースをして、違う色のメダルを取りたいと思っています。100mは58秒、200mは2分6秒台、ずっと言ってきているので、早く実行したいと思います。

中野高(イトマン昭島) 男子200m背泳ぎ 1位
練習してきてよかったと思いました。気持ちとしては森田選手に負けないよう、日々考えながら意識して泳いでいました。自己ベストが全然出ていなかったので、とにかくベストを出して、それからどんどん森田選手に追いついていこうと思っていました。本当に、高3時のベストを1秒くらい更新できたので、これからどんどん記録を伸ばしていきたいと思っています。今回はベストという一番近い目標を設定して泳いだので、それで勝てたことがとてもうれしい。本当に安心しています。気持ちいいですね。
(世界水泳では)自己ベストを出すことが第一なのですが、その次に上位入賞、そのあとは森田選手にまた勝つということが目標です。世界短水路で経験したように、外国人選手と泳ぐと気分も楽に泳げるので、自分の良さが出ると思います。どんどん積極的に泳いでいきたいですね。後半でバテないよう、そこを伸ばしていきたいです。

中村礼子(東京SC) 女子200m背泳ぎ 1位
泳いでいるときから、少し(前に)出ているなと思ったのですが、寺川さんのコースが見えなかったので、どういうレースをしているのか全然分からない状態でした。でも、本当にすごくうれしかったです。いい調子で臨めなくて、その中でもどれだけ戦えるかが1つの挑戦だったのですが、この最後のレースで思い通りのレースができたので、本当に自信がつきました。派遣標準記録は切れたものの100mで負けて、全然納得がいきませんでした。優勝して派遣標準記録を切って、納得のいくレースができた上で世界水泳に臨みたかった。200mまでの間に不安があり、アップの時などで修正したのですが、スタート板に立つまでは気が抜けない状態で、本当にいい経験ができたと思います。
水泳は個人競技ですが、チームワークというものを感じていて、今日も伊藤(真)君が(男子50m自由形で)優勝して波に乗ることができました。そういった周りのことに左右されてはいけないのですが、でもやはりチームワークはすごく大切で、毎日毎日みんなに支えられているということを実感しています。レース直前までアテネ同様(平井コーチに)いただいたアドバイスを信じてレースに臨めたので、信じた者が救われるではありませんが、本当に良かったと思います。
また一から練習し直して、しっかり足の調子も良くして、世界水泳で新たに記録も順位も目指して頑張りたい。(アテネの銅メダルよりも)いい色を目指したいと思います。

伊藤華英(セントラル) 女子200m背泳ぎ 2位
タイムはすごく悔しいのですが、世界水泳の代表を手に入れたということで、また7月に200mが泳げることがうれしいです。満足とは言えませんが、80パーセントの出来だったと思います。自分のスタイルを決めずに、50mも、100mも、200mも貪欲に行こうと決めていたので、3種目で代表に選ばれてうれしいです。(コーチからは)人は気にするな、誰かが前に行っていても焦るなと言われました。1コースの寺川さんが前に行っていましたが、こういう展開になると思っていたので最後にかけました。
世界に立ったら、精一杯自分の泳ぎができると思います。決勝に必ず進み、そこで上位を狙ってメダルに届くところまで行けたら狙い、一歩ずつ進んでいきたいと思います。
去年は寺川さんがオリンピックに行って頑張ると言っていたので、いつも2人はバラバラになってしまうのですが、その悔しさを晴らすという意味でも私は私で頑張りたい。寺川さんもまた来年に向けて、一緒に戦えるように頑張ってほしいと思います。

寺川綾(近畿大) 女子200m背泳ぎ 3位
前半から積極的に行けたので、この勇気さえあれば、あとは練習を積めば200mも記録が伸びると思います。今回はこの結果で終わってしまったのですが、今後のためになるレースだったと思っています。
ここ何年かと違い、いろいろなところへ合宿に行き、一人でいろいろな経験をしてきました。3年後のことを考えて、今年は様々なことにチャレンジしていこうと思っていたので、いい経験になったと思います。また来年もこの日本選手権の結果を考えながら、少しずつ頑張っていきたいと思います。世界水泳には出たかったのですが、自分で今の力を100パーセント出し切れたと思っているので、今回は私がしっかり伊藤選手を応援したい。私はしっかり練習を積んで、次はインカレでの対決になると思いますが、そこで勝負していきたいです。
アメリカに行き、向こうのコーチとしっかり話をして、100mも200mも泳げる選手になりたいと思っています。きっちりコーチとコミュニケーションを取りながら、計画を立てて練習していきたいですね。

北島康介(日本コカ・コーラ) 男子100m平泳ぎ 1位
今大会はあまりいい出来ではなくて、心残りがたくさんあります。本当はほっとしているわけにはいかないのですが、とりあえず優勝できたということで、ほっとしています。(決勝レースには)今日はお客さんがすごくたくさん入っていたので、少しでもいい泳ぎを見せようと自分の集中力を試すという気持ちで臨みました。(決勝の)前半50mが予選と同じタイムだということは、後半に上がったということです。今はまだ前半を上げる力がなかったので、後半に勝負しました。
(大会を振り返って)100点満点中10点くらいだと思います。出だしは最悪でしたが、終わりはとりあえず次につながるレースができたので、コンディションを整えていいレースをしていかなければいけないと思います。(世界水泳での目標は)やはり表彰台の一番上に立つことです。

今村元気(ムラサキSP)男子100m平泳ぎ 2位
(北島選手とともに)僕も1分0秒台を出したいと思っていたし、本当に出せるくらいの体調だったのですごく悔しいです。200mは本当にうまくいったというか、北島選手に初めて勝ててうれしかったのですが、最終日にこうして負けて、本気に悔しいという自分がいます。今までは「勝てたらいいな」というところだったのですが、「勝ってやるぞ」という気持ちになったので、今大会を通して大きく成長できたと思います。
(北島選手は)隣で泳いでも全然違うと思いましたし、まだまだ力をつけて本当の意味で並んで泳げるようになりたいと思います。昨日、50mであれだけ差があったので、スプリント力で差がついてしまうと、100mでは追いつけない。瞬発力とスピードを付けていきたいと思います

中村沙耶香(ニッタイSC)女子100m平泳ぎ 1位
派遣標準記録は突破できませんでしたが、二冠を目標としていたので良かったと思います。(世界選手権は)田中雅美さんの後として出場することになるので、恥ずかしくないタイムで田中さんを超えるような選手になっていきたい。100mで勝てて、みなさんで力を合わせて出場できるリレーに選んでもらえるのならうれしいです。100mでは7秒台を出して、日本代表として恥ずかしくない泳ぎをして帰ってきたいと思います。

森田智巳(セントラル・スポーツ)200m背泳ぎ 1位
相手を見すぎました。150mで並んでいて勝てると思い、ラストで力を抜いてしまったのかもしれません。今さら何を言ってもしょうがないですが、展開次第ではもっといいレースができたと思うし、いいタイムが出たと思います。次で頑張ります。(中野選手は)同じ年だし、これまでは僕が100mで、彼が200mという感じでした。去年はたまたま僕が勝ってオリンピックで決勝に残りましたが、(彼は)すごく悔しい思いをしていたと思うし、「いつか勝ってやろう」と思っていたはずなので、中野選手に負けたことは、それほど悔しくありません。他の選手に負けたのなら悔しい思いをしていたでしょうが、中野選手はすごく頑張っていたことを知っているし、泣いている姿も見てきました。今後も200mはいいレースができるのではないかと思います。A代表は僕の方が先輩なので、いろんな意味でお互いに力を出し合って、いいところを盗み合いながら頑張っていきたいです。
日本で負けているようでは世界を意識している場合ではないと思うので、練習し直します。

伊藤真(東京SC)男子50m自由形 1位
(2年連続の優勝は)タイムは悪いですがうれしいです。スタートが下手なので、後半挽回する展開になりました。(今後は)世界で戦って、勝てる選手になりたいです。

山田香(岡山県水連)女子50m自由形 1位
はじめは信じられなかったのですが、優勝できて本当にうれしかったです。(初優勝は)以前に取れると言われていた時も取れなかったので、タイムはまだまだですが、優勝できたことがうれしかったです。(会場の声援は)すごく力になりました。1月のワールドカップで思ったのですが、まだ世界と日本とのレベルの差がすごくあるので、少しでも力を付けて世界で戦いたいと思います。









04・24
 日本選手権も盛り上がってますね〜。今日は最終日。見に行くぞ〜!!。

昨日は、「日本マスターズ・千葉大会」でした。松田仁美さんの世界新記録!!を始め、たくさんの記録が飛び出しました。あらいSSも、得意の!?200m400m種目の大会だけにたくさんのエントリー!!。みんな、なかなか好記録!?でした!!。私自身、400m個人メドレーで5分22秒と大ベスト!。しかしこの記録で5位。いま、35歳は熱い!!。


NEWS
『世界選手権(7月・モントリオール)などの代表選考会を兼ねた競泳の日本選手権第3日は23日、横浜国際プールで男女計8種目の決勝などを行い、男子200メートル平泳ぎで3位に敗れたアテネ五輪平泳ぎ2冠の北島康介(日本コカ・コーラ)が50メートル平泳ぎを28秒03で制して5連覇し、世界選手権出場を決めた。 女子800メートル自由形は五輪金メダルの柴田亜衣(チームアリーナ)が8分32秒64で初優勝し、200、400メートルに続いて3種目制覇。8連覇を狙った山田沙知子(コナミ西日本)は8分35秒09の2位で、派遣標準記録の突破もならなかった。 男子50メートル背泳ぎは森田智己(セントラルスポーツ)が25秒61の日本新記録で2年連続3度目の優勝。同400メートル自由形は松田丈志(中京大)が3分48秒93で制し、2位となった群馬・高崎商高の内田翔(群馬SS)が3分51秒11の高校新記録を出した。 女子50メートル背泳ぎは中村真衣(JSS長岡)が28秒78で2年ぶり3度目の優勝を果たし、同50メートル平泳ぎ初優勝の中村沙耶香(ニッタイSC)とともに世界選手権代表の座を射止めた。』


NEWS
『23日、横浜国際プールで行われた競泳の日本選手権第3日の男子50メートル背泳ぎ予選で森田智己(セントラルスポーツ)が25秒68の日本タイ記録をマークした。森田は昨年の日本選手権で25秒68の日本記録を出した。 』


NEWS
『国際オリンピック委員会(IOC)は22日、2012年夏季五輪の招致レースで、ニューヨークが各競技の国際競技連盟(IF)に提示したマーケティング支援は当初から招致ファイルに含まれていたもので、問題ないとの見解を示した。 IOCは集票を目的とした新たな約束が各都市から出てくることを懸念しており、英国内での事前合宿費として各国選手団に5万ドル(約540万円)の補助などを約束したロンドンについては倫理委員会が調査を続けている。 パリ、マドリード、モスクワを加えた5都市が立候補している開催都市は、7月のIOC総会(シンガポール)で決まる。 』


日本選手権・第3日目の結果と、各選手のコメントです!!。
緑字は、世界選手権代表確定

女子800m自由形
 
1 柴田 亜衣 Tarena  82 8:32.64  
 2 山田沙知子 コナミ西日本 82 8:35.09
 3 貴田 裕美 群馬藤岡SS  85 8:39.53
 4 岩井 佳苗 コスパ瓢箪山 85 8:47.00
 5 米永 智香 鹿屋体育大86 8:48.39
 6 越智麻土香 近畿大 85 8:49.67
 7 大久保真実 東海大86 8:51.67
 8 井上 恵 アクラブ調布 86 8:59.26

女子50m背泳ぎ
 
1 中村 真衣 JSS長岡 79 28.78  
 2 伊藤 華英 セントラル 85 28.91
 
 3 中村 礼子 東京SC 82 29.04
 4 及川真沙紀 中京大84 29.10
 5 池田 千容 塚口SS 82 29.84
 6 池田 実加  イトマン奈良 90 29.86
 7 小林 瑠那 日本体育大83 29.99
 8 高橋 知美  イトマン向山 87 30.00

男子50m背泳ぎ
 
1 森田 智己 セントラル 84 25.61
 2 宮下 純一 筑波大83 25.79
 3 古賀 淳也  イトマン埼玉 87 25.96
 4 山野井健太 岡山県水連 82 26.08
 5 山口 雅文 中央大84 26.10
 6 福井 友弥 セ・浦安 86 26.27
 7 佐々木 学 中京大86 26.35
 8 森 孝典 大阪教育大84 26.53

女子50m平泳ぎ
 
1 中村沙耶香 ニッタイSC  87 32.20 
 2 三輪 芳美 コナミ狭山 85 32.62
 3 坂口 結子 中京大大学院79 32.75
 4 佐藤かほり 日体大学院81 32.88
 5 縄田さなえ セントラル 85 32.95
 6 和田 麻美 アカデミ石巻 88 33.52
 7 長井 夢香 福岡大86 33.59
 8 松島 美菜 セントラル 91 33.84

男子50m平泳ぎ
 1 北島 康介 コカ・コーラ 82 28.03 
 2 水田 岳彦 アクラブ調布 83 28.67
 3 今村 元気 ムラサキSP  82 28.79
 4 吉田 光宏 稲泳会 82 28.94
 5 崎本 浩成 早稲田大84 29.03
 6 齋藤 利樹 山形市役所81 29.05
 7 仲倉 幸介 中央大87 29.10
 8 清水 岳人 筑波大83 29.20

女子200m個人メドレー
 1 藤野 舞子 拓殖大83 2:16.35
 2 竹内 浩美 アクラブ八王 86 2:17.41
 3 森下 愛子 日本体育大84 2:17.50
 4 天野 美沙 桐蔭横浜大 86 2:18.12
 5 入田津久詩 セントラル 87 2:18.13
 6 加藤 和  イトマン福島 90 2:18.17
 7 赤木裕加子 岡山大 85 2:19.48
 8 井上 恵 アクラブ調布 86 2:19.85

女子100m自由形
 1 浦部 紀衣 コナミ西日本 86 27.52 56.40
 2 山田 渥美 上越ASC 82 27.71 56.99
 3 青木 慧 東京ドーム87 27.28 57.02
 4 山田 香 岡山県水連 81 27.46 57.04
 5 真島枝里子 早稲田大83 27.61 57.33
 6 青柳 舞 コナミ狭山 83 28.19 57.54
 7 内藤 薫 東京ドーム86 28.29 57.90
 8 新槙香奈子 法政大84 28.31 57.93

男子400m自由形
 1 松田 丈志中京大84 3:48.93  
 2 内田 翔 群馬SS  87 3:51.11
 3 櫻井 裕司東京SC 84 3:55.25
 4 荒瀬 洋太富山パレス82 3:55.37
 5 山田 裕一中京大84 3:57.66
 6 佐竹 毅映法政大83 3:58.00
 7 松本 尚人 セントラル 84 3:59.64
 8 物延 靖記 セントラル 85 4:01.07


柴田亜衣(チームarena)女子800m自由形 1位
出来は最悪です。前半から行って後半に粘る泳ぎをしたかったのですが、400mを過ぎたあたりから体が動かなくなって、全然ダメでした。三冠というのは自分の中でも自信になっていますし、うれしいのですが、今日のタイムが悪すぎたので、そこまででもなくなってしまったという感じです。
泳いでいて(8分)30秒くらいかかっていそうだと思っていたので、タッチしたときは残念というよりも自分にあきれました。みなさんが自分を見てくれていることは分かっていましたが、応援してくれているんだと思うとすごくパワーになったので、そこまで大きなプレッシャーも感じず今回の大会に臨めたと思います。リラックスできていたし、鹿屋体育大のみんなが応援してくれていて、ほっとした気持ちで泳ぐことができてすごくよかったです。
山田さんも本調子じゃないので、勝ったことはすごくうれしいですけど、日本新も出していないので2人とも絶好調のときにまた勝負したいと思います。後ろにいるのは分かっていたのですが、焦らずに、タイムが悪くても三冠だけはしたいと考えながら泳いでいました。

山田沙知子(コナミ西日本)女子800m自由形 2位
絶対に制限(派遣標準記録)を切ろうと、初めてそう思って臨んだレースでした。400mのときは力んで自分らしい泳ぎができていなかった部分もありましたが、今日は大きく泳げて、そのような感覚で泳げたのが久しぶりだったのでうれしいです。制限が切れなくてショックはありましたが、終わったことは仕方がない。明日の1500にかけるしかないので、しっかり頑張ろうと思います。
(コーチからは)最初の100mを1分2秒で入り、あとは1分4秒フラットくらいでそろえて、ラストの100mを1分3秒で行けばいいと、スマートな考えで行きなさいと言われていました。次は1年ぶりくらいの1500mで、気持ちが途切れたら終わりの種目なので、しっかり最後まで気持ちを途切れさせないで行きたいと思います。
今までだとプレッシャーがあったり、絶対に結果を出さなければという気持ちがありましたが、今年は気負いもなく、周りの人にも雑音を気にせず自分らしく泳げばいいと言われていました。次の3年後を見据えていればいいからと言われていたので、すごく落ち着いて取り組めていると思います。気持ちが入りだしたのが今年に入ってからくらいなので、そういう面ではぼちぼちのスタートが切れているかなと思います。


中村真衣(JSS長岡)女子50m背泳ぎ 1位
タッチした瞬間は誰が一番なのか分からなくて、掲示板を見て自分が1位と分かり、すごくうれしかったです。これほどまで勝ったことに喜びを感じることはなかったほど、今回は日本選手権すごくうれしかったです。最近は自分の中に勝って当たり前という気持ちがありましたが、昨年くらいから初心に戻って頑張ろうと思っていました。
こういう勝ったときの喜びというのは、(競技を)やっていなければ分かりません。やめなくてよかったです。昨年は自分のこともそうなのですが、いろいろなことがありました。多くの方に支えてもらったし、震災(新潟県中越地震)もあったことで新潟県のみなさまにいいお知らせをして、またみんなで頑張れたらという思いがありました。今回はぜひ結果を残して帰りたいという気持ちが、すごく強かったです。(新潟県のみなさまに)喜んでいただけたらうれしいですね。
(世界水泳までの)3カ月間を精一杯頑張って、そこで自分のレースができればいいと思います。昨年は周りばかり気にしていたのですが、今回は自分のレースに集中しようと思い、前半から焦らないで泳ぐことができたので、後半も持ったのかなと思います。自分のレースができたのではないでしょうか。


伊藤華英(セントラルスポーツ)女子50m背泳ぎ 2位
やはり(中村)真衣さんは強いと思ったし、28秒台で自己ベストを更新できたので、よかったです。このあとゆっくり休んで、明日に気持ちを切り替えて予選で試しながら泳ぎ、決勝では勝負して行きたい。また、いい泳ぎを見せられればいいなと思います。(200m背泳ぎの)目標は自分の泳ぎをすることと、世界水泳の切符を取ることです。

中村礼子(東京SC)女子50m背泳ぎ 3位
私自身のベストタイムだったのですが、28秒台を目標にしていたことと、勝負に負けてしまったことが残念です。負け癖がついてしまっているので、今度こそ本当に気持ちを切り替えて勝ちにいかなければいけません。明日(の200m背泳ぎ)に備えて、今日を過ごしたいと思います。もう一度、アテネのことを思い出して、自信を取り戻して取り組みます。

藤野舞子(拓殖大)女子200m個人メドレー 1位
(二冠を達成しましたが)去年は本当にダメな年だったので、すごくうれしいです。(派遣標準記録を切ることはできなかったが)タイムは正直、きついと思っていました。自己ベストも出せなくて非常に悔しいですが、勝てて本当に良かったと思います。
去年はオリンピックに出られず悔しい思いをしましたが、その分いろいろと学び4年後のオリンピックを目指してメダルを取ろうという気持ちになったので、いい経験になったと思っています。
(世界水泳は)400mでは予選から積極的なレースをして、決勝でも上位を狙っていきたい。200mでも準決勝、決勝と1回でも多く泳ぎたいと思います。(世界水泳の)400mで(4分)40秒を切ることができたら上位に入ってメダルも狙っていけると思うので、7月のモントリオールまでそれを目標に練習していきたいと思っています。

浦部紀衣(コナミ西日本)女子100m自由形 1位
1位というのは分かっていたのですが、タイムは非常に悔しいものでした。短水路選手権の100m自由形のタイムが悪かったので、そのタイムくらいには上げたいと思っていました。(日本選手権初優勝ですが)萩原(智子)さんや永井(奉子)さんが引退してやっと1位になったという感じなので、優勝は非常にうれしいのですが、タイムで抜いたときに初めて優勝だと思っています。
(今後の目標は)まず55秒の真ん中くらいのタイムを一気に出したいと思います。世界水泳に出場できたら、決勝に出ることを前提に、予選、準決勝とタイムを上げて、決勝では自分の最高の泳ぎをして自己ベストを出したいです。


松田丈志(中京大)男子400m自由形 1位
(タイムを知ったときは)もう少しだなという感じでした。(前回の日本選手権で)日本選手権日本記録を出した時は、ラストの100mがすごく速くて、今回も300mをターンした時はそこからもう一回上げるつもりで行けると思ったのですが……。
(今日のレースは)日本記録を出した時のように、一番自分に合った展開、200mをターンしてから上げていくようなものにしようと思っていました。記録が出なくて残念ですが、(自分の)レベルが上がってきたと思います。(明日の800mは)初めて日本選手権で優勝した種目ですし、まだ日本記録も持っていないので、今日の悔しさをぶつけて、まずは日本記録を狙いたいと思います。

内田翔(群馬SS) 男子400m自由形 2位
(高校新記録の)タイムが出て、良かったと思います。派遣標準記録も目指していたのですが、それよりも高校新を出せてうれしいです。派遣標準記録を切ることができなかったことは残念ですが、大会前からこの400mと200mにかけていたので、うれしいとしか言いようがないです。
自分は左呼吸で、上がりの50mは松田選手が見えないので、4、5、6コースの選手がどれだけ来ているかも分からないし、松田選手だけをちらちら見ていました。(レース展開は)後半勝負で行くことを重点的に考えていました。(2種目を振り返ると)どちらともベストが出せたのでうれしいです。明日は200m個人メドレーがあるので、とにかく今度は派遣標準記録を切って、1位を取りたいです。

宮下純一(筑波大)男子50m背泳ぎ 2位
日本新記録を狙っていたので、記録には満足していないですけど、日本選手権派遣標準記録は切れたので良かったです。去年、アテネ五輪に出場できず悔しい思いをして、冬場に「勝ちたい、出たい」という気持ちを持ちながら頑張ってきました。その成果が結びついたのではないかと思っています。世界では今のタイムで戦えないと思っているので、森田選手に続いていけるように、そして勝っていけるように頑張りたいと思います。

森田智己(セントラル)男子50m背泳ぎ 1位
(タッチした瞬間は)遅いかなと思いました。25秒3くらいで行こうと思っていたのですが、難しいです。(リアクションタイムが0秒49ですが)いい集中ができたのではないでしょうか。今日が多分一番厳しいと思っていましたが、勝てたので良かったです。
(200mは)肩が治ったら頑張ります。昨日の決勝が終わってから肩が痛いので。予選からベストの状態ではなかったですが、力みすぎた感じがあり、今日は力まないように行こうと思っていました。最近は200mの練習ばかりしていたので、100mのスピードを体が忘れたというところもあり、全体的に泳ぎがつまっていると感じたので、まだまだ本調子には程遠いです。今回はそのような中で100mもまずまずのタイムで泳げたということと、50mもそれほど速くはないですが自己ベストが出たということで、夏に向けてはまずまずの泳ぎができ、課題も見つかったというところです。肩は、クールダウンのあとに治療して、やるだけのことはやろうと思います。

中村沙耶香(ニッタイSC)女子50m平泳ぎ 1位
ずっと世界水泳に出ることを目標に、9月の立ち上げから取り組んできたので、本当に派遣標準記録が切れて、ほっとしました。合宿で見てくれたコーチや、今日、見に来日本選手権てくれている家族の前で、こういう結果が出せて本当に良かったと思うと、すごくうれしくて涙が出てきてしまいました。
まだ日本記録を出していないので、私の中では本当の1位になったつもりはないのですが、(世界水泳に)出るだけでは嫌なので、日本記録を出して、メダルを取って帰りたいと思います。
(引退した田中雅美選手について)小さい頃からずっと目標にしていた選手なので、その選手の記録を抜くことは、私の中でもすごく大きな目標です。その目標があるからこそ、こうしてタイムが出ていると思います。


北島康介(日本コカ・コーラ)男子50m平泳ぎ 1位
とりあえずは、という感じです。ただ、世界に比べたら、50mはやはり今ひとつという思いがあります。また、明日につながるレースをしようと思っていたので、明日日本選手権が終わらないとなんとも言えません。
(明日の100mに関して)今日は(50mを)27秒台で泳げなかったので、(100mの折り返しを)27秒で泳ぐのは難しいと思いますが、200mのようなレースはしたくありません。うまく追い切ることが、やはりいい結果につながるのではないかと思います。
50mは集中して行くだけだと思っていました。泳ぎをここ2日でうまく修正してこれた結果がこの記録だと思っています。明日までにうまく調整して、決勝ではより速く泳ぎたいと思います。(修正箇所は)全体ですね。明日が試合なのでなんとも言えませんが、もう一度チェックして、明日のウォーミングアップでうまく修正して、予選から行きたいと思います。
(50mで結果が出て)ほっとはしていないです。200mの結果が結果だったので、50mで代表を取ってほっとしてるなんて、僕にとっては許せません。明日の100mで、次につながるレースを一番に考えていきたいと思います。
(200mの結果について)あまり考えたくないことですね。自分が代表を落ちるというのは、今までなかったですし、練習自体もそれほどよくできたわけではないので。今シーズンは体調もあまり良くない日があり、そのあたりを反省しました。気持ちの部分もあったと思います。モチベーションがここまでうまく上がっていなかったのかもしれないですね。

今村元気(ムラサキSP)男子50m平泳ぎ 3位
タイムは50mでも派遣標準記録を切りたいと思っていたのですが、やはり苦手の50mでは少し遠かったかなという感じです。結果的に表彰台に残れたので、良かったと思っています。
日本選手権で(北島選手に200mで)勝てたのはうれしかったですが、タイムはまだまだ世界で戦えるレベルではないと思っています。世界水泳で結果を出したいと強く思っています。
200mでベストタイ記録で、50mもいいタイムで泳げたので、自信を持って100mに臨めると思うし、100mでも北島選手に食らい付いていきたいと思います。






04・23 
第2日目、午前中に時間ができたので、「日本選手権」の予選を見に行ってきました!!。予選はいいなあ〜。選手もウロウロしてるし、席もラクラク座れるし…。

明日はマスターズ千葉大会です!!。今日見た4個メをイメージにして頑張るぞ!!。
出場の皆さん、頑張りましょう!!。

NEWS
『世界選手権(7月・モントリオール)などの代表選考会を兼ねた競泳の日本選手権第2日は22日、横浜国際プールで男女計8種目の決勝などを行い、アテネ五輪代表の松田丈志(中京大)が男子200メートルバタフライと1500メートル自由形を2年連続で同じ日に制した。松田は1500メートルを15分18秒23で勝った後、200メートルバタフライは派遣標準記録を上回る1分日本選手権56秒28で制し、2位の柴田隆一(日大)とともに初の世界選手権代表を決めた。 100メートル背泳ぎの男子はアテネ五輪銅メダルの森田智己(セントラルスポーツ)が自己の日本記録に0秒11に迫る54秒36で4連覇し、女子は伊藤華英(セントラルスポーツ)が1分1秒15で初優勝し、アテネ五輪4位の中村礼子(東京SC)は2位に敗れた。 男子400メートル個人メドレーは佐野秀匡(アクラブ調布)が4分16秒60で初優勝し、女子200メートル自由形は柴田亜衣(チームアリーナ)が400メートルに続いて制した。 この日は森田、伊藤、佐野ら9人が世界選手権代表入りを果たした。』


NEWS
『世界選手権に出たい一心で、超人的なラストスパートを見せた。男子二百メートルバタフライ決勝。1時間半ほど前に千五百メートル自由形で勝ったばかりの松田が、残り50メートルで柴田と体一つの大差をひっくり返した。初の世界代表をたぐり寄せ「2度挑戦してはね返されてきたのでうれしい」と笑った。競泳でスタミナがより必要とされるこの2種目を1日で制した。アテネ五輪代表を決めた昨年もこの快挙を遂げたが、今年は泳ぐ順番が逆だった。力を温存した「水のマラソン」で派遣標準記録突破を逃しただけに「昨年よりも重圧があったけどラスト50メートルに懸けた」。丸刈りで気合を入れたスイマーは、無尽蔵に見えるスタミナを誇った。五輪は二百メートルバタフライで準決勝敗退したが、第一人者の山本貴司(近大職)は銀メダルを手にした。松田は世界の大舞台の経験がなく「自分の力を出し切れなかった」。 日本選手権・第2日目の結果と、各選手のコメントです!!。なかなかいい記録が出ていますね!!。中西選手さすが、2分08秒とはレベルの高い記録です!!。柴田選手、2分を切りました!!。
緑字は、世界選手権代表確定


男子 1500m 自由形 決勝
1 松田 丈志 中京大84 12.12 15:18.23 (0.84)
2 宮嶋 武広 日本体育大86 14.85 15:30.10 (0.84)
3 永野 敦志  日本大83 14.72 15:34.75 (0.79)
4 荒瀬 洋太富山パレス82 12.63 15:38.06 (0.73)
5 高山 裕基 中京清泳会82 18.38 15:38.59 (0.87)
6 村田 雅博 早稲田大83 21.87 15:45.53 (0.73)
7 松村 剛 セントラル84 25.71 15:59.58 (0.76)
8 石村 元 中央大85 28.50 16:00.10
 
男子 400m 個人メドレー 決勝
1 佐野 秀匡アクラブ調布84 4:16.60 (0.64)
2 奥出 泰史法政大83 4:18.50 (0.68)
3 森 康聡 日本大83 4:22.97 (0.74)
4 谷口 晋矢 自体校81 4:23.16 (0.80)
5 藤本 翔大 法政大84 4:24.05 (0.62)
6 庄司 有太 中央大84 4:24.25 (0.70)
7 三木 二郎 東京SC 83 4:24.26 (0.71)
8 田渕 晋 コナミ東日本80 4:26.15
 
女子 100m 背泳ぎ 決勝
1 伊藤 華英 セントラル85 29.97 1:01.15 (0.61)
2 中村 礼子 東京SC 82 29.66 1:01.35 (0.60)

3 寺川 綾 近畿大84 29.84 1:01.57 (0.54)
4 及川真沙紀 中京大84 29.79 1:02.25 (0.55)
5 福田 智代 群馬藤岡SS 89 30.46 1:02.41 (0.64)
6 五十嵐貴美 鹿屋体育大84 30.44 1:02.81 (0.60)
7 竹村 幸 イトマン89 30.67 1:02.96 (0.57)
8 安部 智 絵筑波大83 31.11 1:03.18 (0.59)

男子 100m 背泳ぎ 決勝
1 森田 智己 セントラル84 26.43 54.36 (0.52)
2 宮下 純一 筑波大83 26.49 54.90 (0.59)

3 山口 雅文 中央大84 26.86 55.38 (0.57)
4 中野 高 イトマン昭島84 27.29 55.81 (0.53)
5 山野井健太 岡山県水連82 26.99 55.92 (0.55)
6 渡辺 直幸 中央大83 27.44 56.06 (0.56)
7 竹内 寿史 東京SC 83 27.29 56.29 (0.52)
8 古賀 淳也 イトマン埼玉87 27.25 56.58 (0.52)

女子 200m バタフライ 決勝
1 中西 悠子 枚方SS 81 2:08.28 (0.67)
2 矢野友理江 コナミ西日本88 2:10.11 (0.88)

3 春口沙緒里 大野城SC 87 2:11.50 (0.84)
4 南園 遥 BSS 福岡90 2:13.69 (0.82)
5 飯窪 麻未 フィッツSC 87 2:14.32 (0.83)
6 藤田紗和美 コナミ西日本84 2:14.58 (0.66)
7 菊地 優 イトマン足利89 2:15.13 (0.82)
8 渡邉 梢 鹿屋体育大86 2:15.41 (0.83)

男子 200m バタフライ 決勝
1 松田 丈志 中京大84 1:56.28 (0.77)
2 柴田 隆一 日本大83 1:56.84 (0.65)

3 武藤 慎 東京SC 84 1:58.07 (0.63)
4 坂田 龍亮 セントラル85 1:58.16 (0.78)
5 金田 和也 金田SC 87 1:58.92 (0.60)
6 高本 翔太 法政大86 1:59.35 (0.63)
7 相原 雄介 茗水会82 2:00.28 (0.66)
8 横山 悠生 山梨学院大84 2:01.22 (0.71)

女子 200m 自由形 決勝
1 柴田 亜衣 Tarena 82 1:59.57 (0.86)
2 浦部 紀衣 コナミ西日本86 2:00.88 (0.67)
3 上田 春佳 東京SC 88 2:01.28 (0.91)
4 青柳 舞 コナミ狭山83 2:03.04 (0.75)
5 高鍋 絵美 鹿屋体育大85 2:03.13 (0.80)
6 新槙香奈子 法政大84 2:03.37 (0.79)
7 長谷川幸美 山梨学院大85 2:03.46 (0.72)
8 三田 真希 早稲田大83 2:03.87 (0.75)

男子 200m 自由形 決勝
1 奥村 幸大 近畿大83 1:48.97 (0.69)
2 内田 翔群 馬SS 87 1:49.26 (0.69)
3 細川 大輔 SAT 82 1:50.44 (0.72)
4 櫻井 裕司 東京SC 84 1:50.70 (0.70)
5 松本 尚人 セントラル84 1:50.87 (0.72)
6 小島 貴光 コナミ東日本81 1:52.36 (0.74)
7 物延 靖記 セントラル85 1:52.59 (0.77)
8 浅野 智啓 JSS 宝塚87 1:52.88 (0.70)



佐野秀匡(アクラブ調布)男子400m個人メドレー 1位
とてもうれしいです。でも、目標としていたタイム(4分15秒台前半)に少し届かなかったので、そのあたりが課題です。目標は世界水泳に出場することだったので、一番下の目標は達成できました。今まではバタフライと背泳ぎでリードしようと力んで入っていたのですが、平泳ぎが強くなったので抑えながらトップで前半を入り、後半につなげることができればと思っていました。(短水路選手権以降)不安というよりもプレッシャーが大きかったです。「短水路だけ速い」と言われるのが嫌だったので、長水路で結果を出すことができてよかったです。タイムを見てみんなと差が開いていたので、日本記録に近いのかと思っていたのですが、それほど速くなかったので残念ですが、優勝はすごくうれしいです。去年はオリンピックに出られず悔しい思いをしたので、今年は飛躍の年だと思っていました。ぜひ、世界水泳でメダルが取れるように、勝負していきたいです。

伊藤華英(セントラルスポーツ)女子100m背泳ぎ 1位
優勝もうれしいのですが、自分のレースができて少し成長できたかなと実感しています。(1分)0秒台を出したかったので少し悔しいですが、焦らないで泳げて1秒15だったということは、今の精神状態と体力やモチベーションでは精一杯だったのかなと思います。(アテネ五輪の選考会で悔しい思いをしたが)勝負の世界は厳しいことを実感したし、今回はオリンピック選考会明けということですが、レースをすることを楽しむことができるようになってきたのかなと思います。3年後の練習だと思って、一年一年日本選手権を積み重ねて選考会を想定したいと思います。200mは焦らないであわてないで、またタイムを上げられるようにラストの50mを意識したい。今日は疲れを取って、200mも精一杯、今の力を出したいです。(世界の舞台に立てることは)うれしいことなので、チャレンジするという意味でもチャンスを生かしながら精一杯楽しみたいです。

中村礼子(東京SC)女子100m背泳ぎ 2位
予選ですごくいい泳ぎができたのですが、決勝で周りを意識してしまったのかなと悔しい思いです。最低でも代表に入らなければ世界水泳で泳ぐ権利がないので、その部分ではクリアできていますが、今日を迎えるまでにいろいろなことがあったので、無事にこの場に立てたことに感謝しています。ただ、予選よりも記録を落としてしまったことは、悔いが残ります。(日本記録は)もう一度、一から練習し直したい。オリンピックが終わってから気を引き締めていたのですが、どこか抜けていた部分があるかもしれないので、今日の結果に表れているのだと思います。これからまた、引き締めていきたいです。明日は50mがあるので、200mでも調子はいいので、日本記録を目指して頑張ります。

寺川綾(近畿大)女子100m背泳ぎ 3位
記録もベストですし、順位は3番ということで(世界水泳の)選考基準には入りませんが、今持っている力の中で100パーセントは出せました。コーチに記録を聞いて前半も自分の予想していた記録で入れたし、いいレースだったのではないかと自分では思います。今回の目標は世界水泳の代表に入ることなので、まだその目標は達成できていませんが、100mの自己ベストで自分にとっていいスタートが切れました。あとは200mに集中したい。ベストと言っても派遣標準記録をしっかり頭に置いて、順位を重視して泳ぎたいです。

森田智己(セントラルスポーツ)男子100m背泳ぎ 1位
タイムは遅いですけど、勝ててよかった。後半が持たなかったのですごく残念ですが、長水路のレース一本めで集中できたので、これから世界水泳を頭に入れてしっかり練習していきたいです。前半をしっかり入れたということは、よかったと思います。まだ、(ピアソルに)勝てるタイムではありません。鈴木先生は来年あたりに勝負すると言っていたので、じっくり今年は53秒台で泳いで来年につなげることができればと思います。記録は常に狙っているので、100mで出なかったのは残念です。集中し切れないところが予選ではありましたが、決勝で少し入れ込みすぎてしまったので、やはりレースは難しいものだと感じました。でも、一度は集中できたので、200mや50mはうまく泳げると思います。また、今回は200mの練習を頑張ってきて、スピードの出し方を体が忘れていた感じがあるので、200mでしっかり泳げればいいですね。

宮下純一(筑波大)男子100m背泳ぎ 2位
初めての代表で、タイムを見たときは涙が出てきて、今までやってきてよかったとすごく感じました。昨年に引退した錦織先輩の背中を追いかけてきて、「あとはお前に頼んだ」と言われていたので、どうしても今回の代表を取りたくて練習してきました。世界にアピールできる機会なので、森田選手に負けないようにもっとレベルアップして日本を背負って頑張りたいです。



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