06.02

あらいSSの皆さまには 逐一 報告をしてまいりましたが 私は本日 手術を行います。

手術は6時間かかるそうです。 手術に立ち会う先生は一人増え 7人になりました。

5月は色々なことがありました。 悩んだり 迷ったり あきらめたり 色々ありましたが もう覚悟を決めました。

では行ってきます。




05.28

私、いま、日本一の「水着の事情通」でございます。
水着問題に 一つの決着がついたところで、あらためて水着について、水着の歴史をたどる今回の企画…
こういう企画というのは、興味があるかどうか、微妙なところだと思いますが、わたし的には、ものすごく好きな分野でございます。

昔って、どんな水着だったんだろう?? 
世界初の水着ってどんなものだったんだろう? 
水着の歴史って一体…??  
まず、何から手をつけようか… 
てっとり早く、水着のブランド別に、歴史を調べてみるか…

そもそも、水着のブランド自体の歴史が浅く、ブランドが確立したのは、1980年以降のこと…
もっともっと、昔の水着が知りたい!

そうだ、競泳水着に限らず、世界の水着の歴史、日本の水着の歴史を調べよう!
この時って、何があった年だっけ?
出てくる年号は、西暦だったり、日本の年号だったり…  
なんだかよく分からなくなってきて、「ようし、こうなったら、完璧な年表を作ってしまおう!」 

…というわけで、1750年から2010年まで、年表を作ることにしました!

世界のできごと、オリンピックの開催年、水泳界で起こった出来事、各メーカーの歴史などを一年刻みでまとめてみました。

水着の歴史は、競技の歴史と親密に関係していて、やはり、オリンピックに向けての開発が盛んであったことがわかりました。

また、水着のデザインも、世の中の流行りと関係していたり、マリリン・モンローが影響していたり!?

そして、デザインもさることながら、大きく変化してきたのが素材。
これも、繊維の歴史から始まり、化学繊維の発展へ…
調べれば調べるほど、奥が深いテーマでございます。

おそらく記事としては、ここまで求めてないと思うのですが、どうせなら、トコトン調べた方が面白い!と思い、調べに調べまくりました。

プールでお会いする方々、特に、昔、競泳をやっていた人などのご意見も、たくさん伺いました。

「昔の水着について、何か知っていることがあったら教えてほしいんですけど…」
「東京オリンピックのころは、ジャンセンが流行ってたわね〜」
「じゃ、ジャンセン?? なんですか? ジャンセンって…」
「先生、ジャンセンを知らないの?」
「し、知りませんけど… 皆さんジャンセンって知ってますか?」
「知ってますよ! 知ってるにきまってるでしょ!」
「ジャンセン知ってる人?」
「は〜い!」
私以外、ほぼ全員がジャンセンを知っているではありませんか! 早速調べてみて、「あ〜、これか〜!」と納得。「Jantzen」って書くやつであることが判明! 見たことはあるけど、読み方は知らなくて「ジャントゼン」かと思ってました…

そして、早稲田の水泳部のOBの方にもお話を…。この方、先日亡くなった「長沢二郎さん」の先輩。

「すみません。今、水着のことを色々と調べてまして、戦前が絹の水着だったことは分かったのですが、その後がよく分からなくて…。戦後の水着ってどんなものでした?」
「水着のこと調べてるんだ〜。戦後すぐはね、スフだったね。古橋がアメリカに渡っただろ? あの時は、スフだったよ。」
「あの全米に招待された時ですよね。 スフ??ですか… スフって何ですか?」
「スフっていう布だよ」
「スフ… 忘れそうな名前だなぁ… ありがとうございます」

早速スクールで皆さんに聞いてみる。

「皆さん、知らないと思いますけど、戦後すぐの水着は、スフの水着だったんですよ!。スフですよ。スフ!。そうかあ、スフだったとはね〜。」
「先生、スフを知らないんですか?」
「え〜!? し、知りませんけど…」
「スフって昔よく使いましたよ」
「スフを使った…?」
「確か何かの略だと思います スなんとか フなんとか とかいう…」
「く、詳しいですね… この中で、スフって知ってる人?」
「は〜い!」

意外にスフを知っている人が多いことにビックリ! スフ、スフと、大騒ぎしている最中、終始、黙って様子をうかがっていた、高学歴のTさんが、皆さんのスフ騒ぎがおさまったころ、小さい声で…

「スフとは、ステープル・ファイバーの略ですよ」

す、すごい!  自分で調べるより聞いた方が確実に有力な情報が集まるような…

長い時間をかけて、まとめた結果、水着の歴史を6つの時代に分類できました。そして、それぞれの時代に名前を付けてみました。
 ・水着黎明期
 ・水着素材革命期
 ・水着デザイン革命期
 ・水着デザイン多様化期
 ・高速水着T期
 ・高速水着U期

さて、どんな記事になることやら… あとはお楽しみに!  と、一応の原稿は終わったのですが…  

「あ〜!? こんなところに、こんな重要なことが書かれている…」
すべて終わったつもりでいたところに、私の水泳古書コレクションの「大正14年発行の水泳」という書籍の中に、ビックリするような記述を発見!!  
「そうかぁ。そういうことだったのかぁ…」
と納得。 原稿は、書きなおしである。











05.21

明日予定していた「飛込み&ミニ記録会」は、プールの都合で、一週間後に延期となります!

昔の水着を、ちょこっと載せてしまったのですが、やはり、雑誌が出るまでお楽しみとします!。  えっ!? もう遅い…!?




05.18

29日(土)に飛込み練習の後、ミニ記録会を行います!。

水泳お宝コレクション」のページが復活です!。


●お宝グッズ

秩父宮スポーツ博物館…  とにかく オリンピックに関することはここが日本で一番すごいところです
以前に何度か行ったことがありましたが 今回 月刊「SWIM」誌の特集で「水着進化論」なる記事を書くことになりました。

すでに私の持っている資料だけでも、十分に記事になると思うのですが、やはり日本一のお宝を所有する「秩父宮スポーツ博物館」に水着のお宝を探しに行くことに…

国立競技場の敷地内にある「秩父宮スポーツ博物館」と「秩父宮スポーツ図書館」

そういえば、むか〜し、あらゆる水泳の本を探しに「日本水泳連盟」「国立国会図書館」「秩父宮スポーツ図書館」を訪ねたことがありました…。

まずは「日本水泳連盟」
ここは全くと言っていいほど昔の資料がない…

続いて「国立国会図書館」
ここは、まあまあ昔の本があるが「おお!これは!?」と言うほどの本はあまりない…

そして一番期待していた「秩父宮スポーツ図書館」に…
ここはホントにびっくりしますが「水泳」のコーナーに20冊くらいしか本がない…

この現状を知り、私は「水泳の資料は自分で集めること」に決めたのでありました…

久しぶりに、スポーツ博物館に訪ねてみると「しばらくの間 休館」という看板が…

事務局に問い合わせ、詳しく聞くと、展示していたものが盗難にあったらしく、セキュリティーを厳しくする改装をするため、しばらく休館するとか…

しかし 取材ということなら、休館中でも お宝を見せてくれるという…

そして先日、ついに博物館での取材をさせていただくことになりました。

今回は「水着」がテーマなので、お宝水着があるのではないか? と期待に胸を膨らませ編集の方と カメラマンさんとで現地に到着!

事前にお話しを通していたので、いきなり 図書館の奥の別室に…

館長さん!?なる人が現れ、ここでの決まり事や、所有しているものを見るための条件、使用目的など詳しくお話がありました

そして、いよいよお宝を見せていただく時が!

どんな選手の水着が出てきてもいいように、1896年〜2010年までの国際大会に出た全選手の資料。主要な国際大会に出た外国選手の資料を持って行きました

かなり「もったいぶって!?」ようやく水着を持ってきてくれることに…
大きなクリアケースを持って館長さんが登場! 一体どんな水着が出てくるのだろう…? そして館長さんがふたを開け、一つ目の水着を取りだしました!

「え〜 これはですね。シドニー五輪の日本代表選手の水着です」
「し、シドニー!?」
「これはですね 実際に日本選手が着たものでして…」
「は、はぁ…」

いきなり拍子抜けである…。 どんなお宝が出るのかと思ったら シドニー五輪なんて 2000年ですよ! 2000年なんて ついこの前のことですよ! シドニーと言えば サメ肌水着! こんなのボクだって、いまだに、た〜くさん持ってるし…。 そうそう ちなみに わたし 「マーク・スピッツ選手の水着」を持っているんです。 ぼくとしては これを超えるようなものを期待していたのですが…

そして次に持ってきた水着にビックリ!

「え〜 これからお見せするのは ロサンゼルス五輪の水着です。ただ ロサンゼルスと言っても1984年のではなく、そのずっと前のロス五輪です…」
「え〜っ!? ま、まさか、1932年のロス五輪ですか?」
「ええ。そうです。」
「ほ、ほんとですか? ぼく、写真はいっぱい持っているんですが、全部白黒なので、実際の色も知りたかったんです。1932年のロス五輪は男子も女子も同じ形のものでしたよね!」
「そうですね。男子も女子も同じ形で、しかも、全選手分、用意してなかったので、選手の間で着まわしていたということです。」
「そ、そうなんですか。そ、それは知らなかったです。素材は絹100%ですよね」
「はい。絹100%ですね。」
「ほ、ホントに現物があるんですか?」
「はい。これです。」
・・・と箱から取り出したのは、まさに、写真で見たものと全く同じもの。

「うわ〜!!。これはすごい!。すごいですね〜!。こんなすごいものがあるなら早く出してくださいよ!。いや〜、これはすごいすごい!。」
あまりのテンションのためか、職員の方々もこちらに大注目!。

「写真のままだ! ベルリン五輪も同じタイプですよね。こんなに薄い生地なんだ〜。片方だけ肩の部分がボタンになってるんですよね。いやいやすごいですね〜。ビックリんこですね〜。日焼けしてしまっているみたいですが、たぶん、もとは黒ですね。とにかく、すごいものですね。でも縫製は、思ったよりしっかりしてますね。ロス五輪だと78年前ですからね。こりゃすごい!。 おそらくこの五輪に出られた皆様は、現在ご存命の方はいらっしゃらないんじゃないかと思いますけど、話を聞いてみたいですね。」
「そうですね。仮に五輪当時18歳だとしても現在96歳ですが、遊佐さんの奥さまが女優さんをされていた方で、その奥さまの手記に最近ご主人の話があったのでご存命かもしれません。」
「か、館長…。く、くわしいですね…」
シドニーには、ずっこけましたが、1932年のロス五輪の水着で一気にテンションが上がり… 次の水着が登場

「え〜。これはですね。ドン・ショランダーの水着です」
「え〜!?。ショランダーの水着ですか?。すごい! すごすぎる!。こんな大きい水着なんだ。彼は身長が180cmくらいですから、それにしては大きい水着ですね。あの頃はこんなもんだったんですね、きっと。 もう1枚女子の水着がありますけど…!?」
「これは、ファーガソンの水着です。」
「ファ、ファーガソン!? あの背泳ぎのキャサリーン・ファーガソン選手ですか?。」
「ええ。そうです。」
えらいこっちゃ。こりゃすごい!!。しかも博物館には展示していないというし…。編集の方と、カメラマンさんは、一体何がすごいのかよく分かっていない様子!?。この時のアメリカ代表の水着は「SPEEDO×White Stag」のコラボ作!!。

このあとも すごいの連発! 私の所有する最も最古の水泳指導書の著者「斎藤巍洋」さんと「宮畑虎彦」さんの、実際に泳いでいる、1924年の映像が30分間も!。もうこれにはくぎ付け。なんてすごいお宝屋敷なんだここは!。もう、ここに住みたい気分。公開していない倉庫すべてに案内していただき、驚くべきお宝の数々を見せていただきました。

スポーツ図書館の倉庫にも案内していただいたのですが、ま〜、あるわあるわ、お宝本の数々…。なんで、こんなにすごい本がたくさんあるのに、閲覧する本棚に並べてないのか?。聞いてみると、色々と諸事情を説明されたのですが、結果として「人手不足」ということのようです…。



NEWSフェルプスが優勝=競泳

NEWSガラス片落下10人けが 利府のグランディ総合プール


NEWS飛び込み:中国人コーチを受け入れ

NEWSドバイ、13年世界水泳を断念=水泳

NEWSEM効果『汚れの落ち違う』 新居小で水泳シーズン控え清掃




05.10

少しずつ HPが復活してます!

先々週より 異常な鼻づまりで 大量のティッシュを使っています。 いつもは5箱入りの安いうやつか ガソリンスタンドでもらえるやつを使っているのですが あまりにたくさん使うので 肌に優しいちょっとお値段の高めなティッシュを使ってみることに…  IKKOプロデュース!?とかいう コラーゲン入りローションティッシュを使っているのですが まあ使っていると それなりに心地よく いつの間にか違和感もなくなってしまって…  2箱使って 以前のティッシュに戻したのですが これが大変なことに!  普通のティッシュが固いこと固いこと!  まるで紙やすりのようです。 人間 贅沢をするとキリがない…


15日(土)に「すたろ〜ん」です!  前半の有酸素系の練習を 心地よく泳げるように 長めにやりま〜す!


GWのイベントに参加された皆様 お疲れ様でした。 



NEWS国体「宿がない!」

NEWS競泳代表水着“自由化”3社外からも公募

NEWS最大のライバルは中国 アジア最強狙う日本競泳陣

NEWS「指導者も若返りが必要」シンクロHCに花牟礼氏

NEWS国内初のプール10kmレース

NEWSソープ氏、復帰を否定 五輪金メダリスト

NEWS金メダリスト育てた石森昌治さん(58)




05.02

昨日の背泳ぎ講習に参加された皆様 お疲れさまでした。  明日は バタフライ講習&GW有酸素。  明後日は 周辺技術講習。  5日はGW有酸素です。 GWは基礎固め!

●PCが…
天中殺である… ん?? 天中殺って何だ?  よく分かっておりませんが とんでもない災いが 起こってしまった!?
4月23日(金)の夜 突然PCの画面が真っ白になり なにをどうしても 全く動かなくなってしまいました…  一度電源を切れば そのうち動くだろう…とか  しばらく時間をあければ 動き出すだろう…  なんて 気楽に思っていたのですが 何をどうやっても動かない…  月末ということもあるし PCを買った「PCデポ」に持っていくことに… 

受付番号をとり 診察表のようなものに 具合の悪いところを記入。
しばらくして 番号が呼ばれ 「今日はどうされました?」とマスクをした男が応対。 ここは病院か!? 
そして 説明をして 30分間の無料診断をしてくれるとのこと…  無料診断の結果 HDDがかなりダメージを受けているので バックアップを取るのは難しいとのこと… とりあえずお願いして帰ることに。

このPCを購入したのは 2004年のアテネ五輪前のこと。 6年間使ったことになる。 OSはXP。 はっきり言って もうこれ以上のものはいらないというくらい 何の不満もない状態でした。  お店の人の話だと 万が一 バックアップは取れても このPCは使えないような感じだったので 現在発売中のPCを電気店などで見てみることに…

特にこれ! という希望はなかったので CPUが高性能で 地デジが見れて 録画できるといいかなあ… と。
ざっと 電気屋さんを訪問。 何となく相場が分かってきた。 ただじっくり選んでいる時間がないので あとは 値切り交渉に…
結局 常連の「ヤマダ電機」で 極限まで値段を下げていただき あり得ないポイントをつけていただいて購入!。

結局 「WINDOWS 7」で 地デジ&BS&ブルーレイに… 

動画の編集がしたくて そのソフトが 以前のPCものは ものすごく精度が高く NHKであの「河合さん」が 全く同じものを使っていたのに感動!  今度のソフトは 以前のものほどではないですが なかなか 編集しやすそうでした。

3日後…  PCデポより電話があり HDDのバックアップは不可能とのこと。  「え〜っ!? それは非常にまずいんですけど…」

そんなこんなで 2004年〜2010年までの約6年間のデータが ほぼなくなってしまうという大惨事に…


●クラウチングスタート
あらいSSでは 定期的に 飛込み練習会を行っておりますが さまざまなスタート方法を試してみて 自分に合ったものをやっていただいております。  不慣れな方には クラウチングを勧めております。  やはり クラウチングのほうが 体重移動しやすいのと 後ろ足を上げることで 頭が上がったり 腰が引けたり しにくいからです。  

頭を上げるな!  高く飛ぶな!  と言いつつ  私あらいは どうしてもクラウチングが馴染めず むか〜し な〜がら〜♪の グラブスタートで 昔多かったパイクな飛込みでございます。  

まあ 見た目は「古っ!」って感じですが 浮き上がった時には たいてい一番前にいるので 自分としては スタートは得意な方だと思っております。

しかし ここ最近 スタート台の傾斜が上がり ブロックまでつけられるとなると これは 「クラウチングのための配慮」としか思えないので もう こうなったら クラウチングを本格的に 練習しようと 思うようになったのです。

一口に クラウチングと言っても さまざまなやり方があって まず構えた時に 体重を後ろに引くタイプと 引かないタイプ 飛び出す瞬間に 腕を前に出すタイプ 腕を後ろに引いてから身体の下から前に出すタイプ 後ろに引いてから身体の上から前に出すタイプ などなど色々…  

まあ これは 好みの問題だと思うのですが 見た目が大事な私としては どうせやるなら 「見た目にかっこいいタイプ」をやった方がいいと思い 私が最もかっこいいと思う「クラウチングの構えから 一度体重を後ろに引き 体重移動しながら 台を後ろに押し出し 飛び出すと同時に 腕を身体の下から前に出すタイプ」  つまり 北島選手のような スタートを 今後練習していこうと 決心をしたのでした…

先日の飛込み練習会で 何度かやってみて デジカメで動画も撮ってみました。 
「いまのどうでした?」
「う、う〜ん… ちょっと…」
「北島選手っぽかったですか?」
「北島さんとは ずいぶん違うような…」
「うまくいった感じだったんですけど」
「高すぎる みたいな…」

撮っていただいた動画を見て ビックリ!  こりゃヒドイ!   思っている動きと 実際の動きがこうも違うのかと実感!  

何度か練習をして ちょっといい感じのスタートが!   早速 新しいPCで編集し またまた YOUTUBEに UPしてみました…  こんな感じです…   よ〜し! 今年はクラウチングでいってみよう!





NEWS篠宮、潜水で115メートル

NEWSトライアスロン:横浜で9月開催 /神奈川