
新しい話が上に来ています
下から読んでいただけるといいかも・・・
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退院1日目。
昨日、処置をし、もう一度、菌の検査をして、遅めの退院となりました…
お世話になった看護婦さんのご挨拶。
同じお部屋の皆さんにご挨拶。
お隣のオジサンは、最後まで
「まだ退院は早いよ…」
と言っておりました。
入退院ロビーに行き、恐怖の会計を…
そして、今後は自分での処置となるため、滅菌ガーゼ、滅菌綿棒などを購入。
この「滅菌」という名前がつくと、おそろしく高額になる。
毎日の処置では、気持ちいいくらい大量の滅菌ガーゼい使い、棒も大量に使っていたので、こんなに高額なものだったのかと、ビックリ!
ボクの処置は、これまで、どんだけガーゼ代がかかっていたんだろう…?
33日ぶりの、外の世界…
思ったより外は暑い。 暑いというか、むし暑い…
24時間、エアコンの中にいたので、こんなに蒸し暑いとは思いませんでした。
退院したら、あれが食べたい、これが食べたいなど思っていたのですが、すっかり薄味党になってしまったようで、味が薄ければ何でもいいかな…
家に着き、机の上には、大量の郵便物…
持って帰ってきたものを片づける… これまで入院生活では、階段の上り下りは全くなかったので、階段が意外に強敵!?
左足のマヒがひどいので、右足だけで上がるという感じ…
ちょっと動いただけでも、すぐに疲れてしまう…
やはり1ヶ月、ほとんど寝たきりだったので、これは仕方ないのかも。
午後9:00過ぎ、もう眠くて限界になり、いつのまにか寝てしまう。
今朝は、5:30に起きてしまう。 ひろのしんの左足が、私の菌に感染した右足の上に乗っかっている! なんか痛いと思ったら…
朝食の準備を… たくさんの種類の野菜を使って、超薄味の野菜の煮びたしを作る。
野菜を大量に摂ってないと不安になってきた!?
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そして、いよいよ、初の自分での処置を…
これが原因! という決定的なものはないのですが、院内感染になるとしたら、傷口がOPENになる時だと思うのです。
傷口がOPENになるのは、シャワーから処置までの間だけです。
シャワーを浴びた後に、前の人の処置が長引いて、傷をあけたまま、しばらく待っていることが、何度かありました。
たぶん、この時に何らかの菌がついたのではないか、というのが私の勝手な見解です。
そこで、自分だけでの処置は
シャワー後、処置の前に袋をあけるなど、もたもたしないために、準備万端でシャワーを浴びることに…
シャワーを浴び、ここまでは、入院生活と同じ!
さあこれから処置を… 処置は、4〜6人の先生が、同時にあちこちやってくれていので、一人となると、かなり時間がかかる…
菌が入らないように慎重に! そして、こするところはしっかりこすらないと…
痛いことを自らやるというのは、非常にきつい
そしてようやく完了! すべて合わせると、1時間以上かかった…
せっかくシャワーを浴びたのに、汗がびっしょり…
あとは明日ガーゼをあけたときに、キレイになっていることを祈って…
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入院32日目。
ついに、本日、退院です!
午前中に、シャワーを浴びて、処置をして、まだ完全には、感染したところは、治っていませんが、あとは、自分で処置をしてみましょう! ということに…
昨日の処置の時に…
「明日以降、いつでも退院していいですね。退院はいつにしましょう?」
「明日以降でいいなら、明日で!」
「明日でいいんですか?」
「明日退院できるのに、のばす人っているのですか?」
「1日、2日のばす人は、多いですよ」
「ええ? そうなんだ…」
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●お隣のオジサン
わたしの病棟は、ほとんどの方が、一週間以内に退院していきます。
わたしが2番目に入院が長く、一番長いお隣のオジサンは、2カ月が経過し、3カ月目に入ろうとしています。
このお隣のオジサンとは、かなりの仲良しに!
抗がん剤&放射線で、髪がどんどん抜けてしまい、髪があると目立つから、いっそのこと坊主にしちゃえ! と、私がバリカンで、坊主にしちゃいました。
わたしが寝たきりで、彼が動けるうちは、買い物を頼んで、オジサンがぐったりしている時は、わたしがオジサンの洗濯をしたりしていました。
「食欲がない、ない」
と言って、食事を食べないので、とにかく食べないと、どんどん弱っちゃうから、
「食べないとダメだよ!」
と言うと、
「じゃあ、そのお見舞いでもらったサクランボちょうだい」
というので、あげると、いくらでも食べる…
「なんだ、食欲あるじゃん!」
「オレの食事はよ、味がしねえんだよ」
「どれどれ・・」
「な、味がしねえだろ?」
「うわっ!? 何だこれ! ボクの食事もかなり薄味だけど、これはひどいね〜」
「こんなの食えね〜よ」
「確かに…」
オジサンの話を聞くと、これまでの人生、不摂生だらけ。
気さくなオジサンって感じで、なかなか面白い人です。
24時間一緒にいるので、色々な話をします。
オジサンは、歯が半分くらい抜けちゃっています。
「おたくはさぁ、よく歯磨きしてるね」
「ええ。食事を下げたついでに、歯磨きをするようになってから、くせになりましたよ」
「オレは、歯磨きしねえよ」
「そういえば、歯磨きしてませんよね?」
「歯がねえからよ、歯磨きしないんだよ」
「歯磨きしないから、歯がなくなるんじゃないの?」
「違うんだよ。歯がねえから、歯磨きしないんだよ」
「いやいや、歯を磨かないから、歯が抜けるんですよ」
「そうじゃねえんだよ。歯がねえから、歯磨きしないんだよ」
いつもこんな感じである…
半年前に腎臓を患ったらしく、腎臓の話から、透析の話に…
「オレの友達もよ 透析しててよ 一日おきだよ」
「一日おきですか? それは大変ですね…」
「まず、月だろ」
「ええ、月曜日」
「火だろ」
「ええ。火曜日?」
「それから、水だろ」
「水曜日??」
「それから、木だろ」
「木曜日も!」
「あと、金だろ」
「あ、あのう、それって毎日じゃないですか?」
「いや、一日おきだよ。大変だよな〜」
「大変ですよね〜」
わたしの退院が見えてきて、話をすると…
「もうすぐ、退院できそうですよ!」
「いや、まだ退院しねえほうがいい…」
「でも、もうそろそろ、退院しても大丈夫って…」
「いいや、まだ早いな。」
最後まで断固反対!!
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昨日、ものすごく耳の遠い患者さんが、入院してきました。
看護婦さんも、大きな声を出して説明しているのですが、なかなか伝わらない…
「○○さん、パジャマのサイズは、Mですか?Lですか?」
「えっ? なに?」
「サイズです。 サ・イ・ズ!!」
「祭日? 祭日じゃないよなあ、今日は…」
「サ〜・イ〜・ズ〜」
「祭日が、どうかしたのかね?」
書いて説明した方が早いと思う…
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昨日の新着情報に載せたくだりで…
「一番つらいと感じたのは、母親に車イスを押してもらっている時でした」
これに対して、学生時代の悪友が…!?
「つらいならさぁ、押してもらわないで、自分でこげばいいじゃん!」
な、なんだって!?
あのね、車イスには、2種類あるのです。
タイヤのまわりに、持つところがあるものは、自分でこげるようになっているのですが、絶対安静用の車いすには、タイヤのまわりに何もついてないので、誰かに押してもらう以外ないのですよ!!
「分かったか!このやろう!ダ〜!!」
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入院31日目。
まさかの、7月に突入でございます。
7月ですよ。 JULYですよ。 ジュライ… おっと、これは、ジュリー!?
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昨日の午後の回診で、院内感染したところが、かなりの回復がみられたので、今日の状態を見て退院が決まるみたいです!
薬の力はすごい! この感染した菌の抗生剤は、ビックリするほど大きなカプセルを、毎食後2錠飲むのです
効くのもすごいけど、こんなに効くっていうのも怖い!?
うまくいけば、明日の退院になるかと思います
入院した当初は、今後のことを考える余裕もなく、経過を見てゆっくり考えよう…
まずは、回復させることに、全力を注ごうと思っておりました。
退院が決まりましたら、しばらくは、自宅での処置をします。
プールに入ることは、当分無理だと思うのですが、プールサイドに行くことは可能だと思いますので、レッスンを再開できたらと思っています。
追ってお知らせします。
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この入院を通じて、わたしは、ホントに多くの方々に支えられているのだということを、実感いたしました
メールをいただいた皆さま、お手紙をいただいた皆さま、お花をいただいた皆さま、お見舞いに来ていただいた皆さま、ありがとうございました
術後の経過が、自分が想像してい以上に過酷なもので、寝たきりでしかいられない自分、24時間続く痛み、人と話すことすらできない状態、つらいことだらけでした。
泳ぐことは考えもつかず、マヒが残る左足が思うように動かず、歩くこともできるようにならない、先の見えない不安ばかり。
一番つらいと感じたのは、母親に車イスを押してもらっている時でした。
一刻も早く良くなろうと思いました。
一歩ずつとは、まさにこのことで、一歩ずつ一歩ずつ、歩く練習を始めました。
今はヨチヨチ歩きですが、いつか全力で走れるようになるぞ! という気力もわいてきました。
見ていてください! ここからわたしは、恐るべき回復を図りますので!
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「退院したら食べたいものランキング」を作っています。
つい先週までは、全く何も浮かばなかったのですが、今週に入って、食べたいものが出てきました!!
1位は「マグロの赤身」 3位は「レバ刺し」や「ハツ」などのホルモン系
では、2位は何でしょう?? これは私の大好きなものです!!
正解は、なんと、これです! でも、1個じゃなぁ… やっぱり、このくらい…!?
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●だるまさん
だるまさんを、いただきました。
七転び八起き。
転んでも転んでも起き上がる、だるまさん。
ガンに負けるな!
だるまさん、どんなことがあっても、ボクは起き上がるよ!
このだるまさん、とってもかわいいんです…
キーボードに乗せちゃったりして…
えっ!? だるまさんが、小さいって? そんなことないですよ…
そんなに小さく見えますか? そんなことないんだけどなあ…
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退院したら、毎日、自分で処置をしなければいけません…
とにかく、たくさんの種類の、ぬり薬があって、場所によって使い分けないといけません
早く覚えないと…
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入院30日目でございます。
とうとう、丸々、1ヶ月間、入院となりました…
はじめは腰が痛かったベッドも、身体になじんできました。
うっす〜い味付けにも慣れてきました。
夜9:00に寝ることも、朝6:00前に起きることも、慣れてしまいました。
ビールを飲まずに終わる一日にも、すっかり慣れてしまいました。
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●圧迫
リンパ節をとってしまったので、皮膚の中でリンパ液が出て、むくんだり固くなったりすることを防ぐために、常に足を圧迫しています。
膝から下は、圧迫ストッキングをはいていますが、大腿部の圧迫は、包帯をグルグル巻きにしています。
包帯グルグル巻きに加えて、サポーターをはいて、その上に短パンをはいていたのですが、サポーターは厚いので、ぶ厚いガーゼ+包帯+サポーターだと、モモが異常な太さになって、熱いんです。
もうちょっと薄くて、しめつけるものないかなあ?
生地が薄くて、足をしめつけるもの…
あ〜〜!! こんな身近にあるではないか! 水着ですよ! 水着!
何で気がつかなかったんだろう…
そこで、スパッツ型の水着を、大量に家から持ってきてもらいました。
色々とあるので、水着を3つに分類。
圧迫度:強 レーザーレーサー バイオラバー
圧迫度:中 ファーストスキン エールブルー
圧迫度:弱 スパッツ型のナイキやアディダスの競泳用じゃないやつ
包帯を巻いた上から、はくことになるので、レーザーレーサーや、バイオラバーは、圧迫しすぎて×。
起きている時は、きつめの圧迫度中、寝るときは、圧迫度:弱にすることにしました!
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●右足に菌が感染
移植のために皮膚はがした、右の皮膚のところが、先週、かなり新しい皮膚が出来上がって、「こっちは時間の問題だね」
という感じだったのですが、どうもその後、その部分が、かゆいというか、痛いというか…
現在、はがした方の皮膚は、こんな感じになっています。(こちらは見た目が
まとも…)
ガーゼをはがすと、ガーゼに皮膚がくっついてしまって、皮膚がめくれて(これが痛いんです)、血がジャンジャン流れだす…という悲劇に…
皮膚とガーゼの間に別のシートを入れたり、塗る薬を変えたりしたのですが、なかなか、良くならず、検査をすることに…
その結果、黄色ブドウ球菌のなんたらかんたらで、どうも菌に感染したようです。
抗生剤は、日曜日から飲み始めていたのですが、感染した菌は、抗生剤が効きにくい菌らしいので、昨日より、さらに大きなカプセルの抗生剤を2つ追加することに…
そして、昨日の処置の際に…
「このグチュグチュになっている皮膚を、ゴシゴシしてきれいにしてから処置しますね〜」
と、消毒液?をジャンジャン流しながら、流れていく血には目もくれず、ゴシゴシこすられました。(この痛いは表現できません)
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●左足に肉の盛り上がり
えぐり取った左足(こちらは見た目が
ひどい…)ですが、こちらはかなり順調に回復しております。
皮膚は再生しようと広がってきていて、肉は元に戻ろうと上がってきているため、一部の部分が、皮膚より肉の方が盛り上がってきてしまいました。
小さい肉の盛り上がりは、ハサミで切ってしまいました。 (ちなみにこれも痛いです)
しかし、最後に残った大きな肉の盛り上がりは、ここをハサミでちょん切るわけにはいかないので、肉が盛り上がってこないように進行を抑える軟膏を塗ることになりました。
日曜日から、この軟膏を塗り始めたのですが、すごいもので、どんどん肉が下がってきています。
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入院29日目です。
先日、ある看護師さんが、わたしのベッドを見て…
「あはは〜♪ なんかここって、お花がいっぱいあって、交通事故の現場みた〜い♪」
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痛みって、痛くなくなると、すぐに痛かったことを、忘れてしまうのですよね。
このところ激しく痛いことがなかったのですが、久々に痛いです…
そのためか、熱が上がってしまった・・
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●幕末の乱世
私は、色々なことに興味があって、興味がわくとトコトン調べてしまいます。
幼少のころから、いわゆる雑学的なことが好きで、雑学クイズなどは、わりと得意です。
日頃、テレビなど見ることがないのですが、入院して、テレビを見ていると、クイズ番組って多いんですよね〜。
しかも、あまりに簡単すぎる問題のクイズ番組が多いような…?
昔、見ていたクイズ番組は、誰も知らないようなことを答えて、「すご〜い!」って感じだったような気がするのですが…
今は、誰でも知っているようなことを、逆に間違えることが、面白いと思うのかな? う〜ん、よく分かりません…
だいたい、どのジャンルでも、そこそこの知識はあると自負しているのですが、全くと言っていいほど、分かっていないのが、日本史です。
歴史好きの人から見たら、わたしの日本史の無知ぶりは、度肝を抜きますよ!
学生時代に、歴史に興味がなかったのですよ
興味がなかったから、頭にも入らなかったし、今さら知るチャンスもないし…
そんなことから、時代劇などを見ても、全く意味が分かりませんでした…
先日、HPを更新しようと思い、一日のことを思い出していました。
「今日は、また、安静と言われてしまったなぁ〜」
安静、安静… あんせい? あんせいのたいごく? 安政の大獄!? 安政の大獄って何だ?
名前は知っているけど、何のことやら、さっぱりわからない…
ちょっと調べてみるか…
そうかあ、安政っていうのは、年号なのか…
大老・井伊直弼という人が中心になって、天皇の許可を得ずに行った色々な政策に、反対した人たち(尊王攘夷など)を弾圧した事件なのか…
大老って何だ? 尊王攘夷って何だ? なに? 吉田松陰も、安政の大獄で死んだのか?
吉田松陰って、何をした人なんだ?
次々と浮上する、疑問の数々…
トコトン調べ行くうちに、話は、開国、薩長同盟などに…
だいたい、ペリーは、黒い船に乗って、何しに来たんだ? なんで船が黒いんだ?
さらに調べると、ますます話は広がり、よく分からなかった「幕末」が見えてきて…
上野の西郷さんは、ただの愛犬家のオジサンでは ないんだなぁ…
しかも、上野の生まれじゃないし…
勝海舟は、勝新太郎のお父さんではないんだ…
坂本竜馬って、あまりにできすぎた名前なので、架空の人物かと思ってた…
実在した人なんだ…
ちょっと歴史が面白く感じられました。
よ〜し、今度は、全く分かっていない「戦国時代」をトコトン調べてみるか!
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入院28日目。
今日は、いよいよ退院…!?
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●入院延長戦
グループT 「あらい×ガン」 キックオフ!
前半12分。
MFリンパが、強烈な左足のミドルシュートでゴール! ガンが先制!!
あらいは、ガンに先制点を許します!!
つづく、後半14分。
今度はコーナーキックから、FWトシロウが、大きい頭で押し込んでゴ〜ル!!
あらい、ついに、同点に追いついた〜!!
ここで、ホイッスルが鳴り、試合終了!!
おっと、臨時NEWSが…!!
さあ、試合は、これから、延長戦へと入ります…
え〜 そうなんです…
昨日の午前、入院最後の処置と診察がありました。
教授回診にいらした先生が、わたしの術後の様子を、診ていただきまして…
「ちょっとこんな状態で 退院はさせらないなあ…」
「えっ!? 退院できないんですか?」
「こんな状態じゃ無理だなあ…」
ということで…
少なくとも、あと2〜3日間は入院してほしいとのこと…
急きょ、ベッドの手配、食事、などを調整して、入院の延長が確定…
そんなわけで、本日の退院は取り消しになってしまいました…
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日頃、私は、ビールとお茶以外ほとんど口にしない生活でございます。
今、ビールは1ヶ月ほど飲んでいません。
これは快挙です。
インフルエンザの時も、ビールは飲んでいましたので。
お茶は、「茶色いお茶」が好きです。
緑茶、抹茶はあまり好きではありません。
茶色いお茶というのは、ほうじ茶、紅茶、麦茶、ウーロン茶などなど…
ほうじ茶は、それはそれは数多くのほうじ茶こだわって飲んでいます。
ほうじ茶は、高いからおいしいとは限りません。
紅茶もよく飲みます。アールグレイが好きです。
紅茶通に言わせると、アールグレイは、フレーバーティーだから、ホントの紅茶の良さをまだ分かってない…と。
そして、ウーロン茶。
お外でお茶を買うときは、必ずと言っていいほど「ウーロン茶」を買います。
中でも、ケタ違いにおいしいと思っているのが「サントリーのウーロン茶」です。
いろいろなウーロン茶の味の違いは、よく分かりませんが、サントリーのウーロン茶だけは分かります。
このサントリーウーロン茶だけが、「つるんとしている」からなんです。
今、話題のうどん屋「つるとんたん」。
きっと、うどんの のど越しから取ったネーミングだと思いますが、サントリーのウーロン茶は、まさに、つるとんたんって感じです。
私、このウーロン茶を上回るウーロン茶はないだろうと思っていたのですが、先日お見舞いにいらした方が、こんなものを持ってきました。
これを飲んだ瞬間、「こ、これは…」 ついに、史上最高のものに出会いました!
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昨日、最後のお見舞いということで、ついに、病棟の廊下に「お見舞待ちの行列」ができたそうで、同室の患者さんに言われました。
わたしも、同じ説明を何十回としているので、かなりスムーズに! しかし、来る方も、HPを読んでくださっているのか、ものすごくよく分かってくださっていて話が早い!
「え〜とですね、左足の手術をしたところが、ここなんですけど…」
「えぐった ところね?」
「そ、そうです。それでここが…」
「リンパを取ったところですよね。新しく取ったところは、どこですか?」
「よ、良くご存じですね…。ここを取ったんですけど…」
「いつから歩いてるんですか?」
「こ、今週からです…」
「リンパは出てないんですか?」
「ま、まあ今のところ、目立ったむくみもなくて…」
「なら、よかったですね。」
「はい。ありがとうございます…」
く、詳しい… あまりに私の病状に詳しすぎる… なんか、お医者さまと話しているみたいだ…
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入院27日目。
朝ご飯はのおかずは、また「さつま揚げを甘く煮たやつ」かしら? とにかく、朝ご飯がシンプルなのですよ… お昼ごはんや、夜ごはんは、充実していますが。
28日に退院になりそうです。 今後の処置は自分でやってみましょう! というkとで…
一昨日から処置をする練習開始です。
「退院」ということは、とっても喜ばしいことなのですが、手放しに喜べないところもございまして…
「がんとの闘い 第2部」が、始まろうとしています。 今後の治療は… 抗がん剤・インターフェロンが有力
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怒涛のラストスパートである…
完全に、すべてのお花が、総入れ替えしたにもかかわらず、増えつづけるお花たち…
ありがたいことです。
大勢のお見舞い、ありがとうございます。 手術後の写真、処置の様子など、こちらには載せられないものばかりなので、お見舞いの方限定で!?お見せしています。
先日は、新しい皮膚の隙間から、盛り上がってくる肉を、はさみで切る!という超衝撃映像も!?
処置の際、着替える際に、写真や動画を撮り続けたおかげで、術後の経過が良く分かります。
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「入院生活は、一人でのんびりできていいね」 なんていう人がいますが、のんびりしていると感じたことはありません。
朝は早いです。 皆さんが起きると、朝のお話タイムです。
朝食までの時間、パソコンを開きHPの更新やメールをします。
朝食がきます。 お花のお引越しをします。 食べ終わると、廊下まで食べ終わった食器を運びます。
歯を磨きます。 ついでに顔を洗います。 お花を元の位置に戻します。
お花に水をやります。 シャワーの準備をします。
シャワー室に入ります。 圧迫している包帯をとり、丸めます。 ゆっくりとテープをはがし、4か所のガーゼをはがします。
慎重にシャワーを浴びます。 シャワー室を出て、慎重に仮のガーゼいを貼ります。
処置室に行きます。 処置を行います。
処置の帰りに、圧迫ストッキングを洗面所で洗います。
お部屋に戻り、洗濯物をまとめ、枕カバーを変えて、ベッドに横になると、もうお昼ごはんが届きます。
またまた、お花のお引越しをします。
食べ終わると、廊下まで食べ終わった食器を運び、歯を磨きます。 お花を元の位置に戻します。
しばし、人生の先輩方とお昼のトークタイムとなります。
面会の人がきます。 夕方まで話します。
夕食がきます。 またまた、お花のお引越しをします。
食べ終わると、廊下まで食べ終わった食器を運び、歯を磨きます。 お花を元の位置に戻します。
かあちゃんが登場します。面会時間ぎりぎりまでいます。
もう寝る時間です。
まだ、たくさん歩くことができないので、、歩く時は、一度に、できるだけ色々な事をしようと思っています。 食器を下げる時は、トイレに行き、その足で歯磨きをします。
すると、同じ部屋の人生の先輩方は…
「あらいさんは、食べ終わるとすぐに歯を磨くんですね〜 虫歯なんて、ないでしょう?」
「ええ。ボクは、一度も歯医者に行ったことがないんですよ」
「それはすごいですなぁ…」
一日3回、毎食後、この会話をします。 毎回驚いてくれるので、いい気分です。
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気持ちよくお昼寝しているところを、撮られました。 「あらいさん、病人に見えないですよ」
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入院25日目。
今日は、朝からいい天気!!
岡田ジャパンの活躍に、えらい元気をもらいました。
み〜(おとなしい方の妹) 誕生日おめでとう!
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わたくし、人に感謝する、とっても優し人になったはず!? なのですが、それに加えて、これからは、もっと強い人になります。
気持ちを切り替えます。 ガックリしてても、何も始まらないので…
よ〜し! 強くなるぞ〜!!
今回の手術で、ボクの傷は、4つになりました!!
7つの傷を持つケンシロウには、まだ3つ足りないけど…!?
ぼくは、4つの傷を持つ「トシロウ」 「トシロウ」はだれよりも強い 「トシロウ」は誰よりも人を愛す!?
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病室は、とっても暖かいので、お花が、すぐに枯れてしまいます。
置くところがないほどの、お花だったのですが、はじめのころに頂いたものから、ドンドン枯れ始めてきたので、枯れたお花を少しずつ処分することに…
処分するお花たちに お礼の一句…
お花さん 癒してくれて ありがとう
そして、また新たに、お花が届きました! さらにもう一つ…
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そろそろ、入院生活も1ヶ月になります。
退院した方々が、外来で診察の時に、病室に寄ってくれます。
「具合はどお? 元気?」
二度目の歩行許可が出たものの、新たな手術をしたことで、、あまり歩くと傷口によくないのでは… ということで、再々度の安静に!?
そうそう、先日の手術前に、病室の前で、退院される人と、5分くらい立ち話をしたのですが、たった5分で耐えられないほど疲れました…
こりゃ、そうとう体力が落ちてるな… 一歩ずつ、必ず泳げるようになるぞ!
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入院24日目です。
色々なことがあるものです…
月曜日、新たに腫瘍が見つかりました。
即、顕微鏡、特殊なカメラなど、色々な機材を使って、腫瘍の検査となりました。
火曜日、色々な先生たちの診察の結果、「これは早急に取ってしまった方がいい」ということになり、即、緊急手術となりました。
取った腫瘍は、病理検査へ。
厄介なものがまたしても… と思わずに、早く見つかってよかった! と思うようにしよう!!
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病室の中で、ベッドの移動がありました。 窓際に移動しました。
夕焼けがすごかったので、窓から撮ってしまいました。 でもこの夕焼け、午後7:00ですよ。 陽がのびたなぁ…
昨日、予定外の診察がありました。
ちょっと、しばらく更新できない「かもしれません。 お見舞いも、しばらくお休みで、お願いします。
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入院21日目です。
どうも、ここの調理師さんは、「さつま揚げを甘く煮たもの」が好きなようで… かなり頻繁に、このメニューが出ます。
これが、ごはんが減らないのですよ…
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今年もやりますよ〜 「狛江市民大会」 このエントリー代で、これだけお土産がつく大会もないと思います!!
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少しでも良くなるように! ありがたいものを受け取りました。
これだけあれば、百人力!!
「このお守りとっても効くんですよ〜!」
「こんなお守りがあるんですよ…」
「これさ、枕もとにおいといてよ!」
「お出かけした時に、お祈りしてきました!」
「悪いところを、この石でなでると、治るんですよ!」
「何も考えず、この石を持っていていください… きっといいことが…」
なんか元気になってきたぞ〜!
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3週間、全く歩いていない私…
今週から歩くことが許可されます。
歩き方、覚えてるかしら?。
リハビリを兼ねて「デューク更家ウォーキング」をしてみようかなあ?。
いや、まずは普通に歩こう…
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入院20日目です。
そうかあ、もう20日間も病院にいるのかぁ…
あとから入院した人が、次々に退院していきます。
「下界で逢いましょう!」なんて言いながら、うれしそうにお帰りになります。
わたしの入院は、一応、1ヶ月が予定期間。
ただ、私は、勝手に「自分は回復が早いから2週間くらいで、退院できちゃうかも。長くても3週間かなぁ。」
なんて思っていました。
あしたで3週間。やはり1ヶ月はかかりそうです。
不定期で、土曜日に、病棟の広くなったところで、ミニコンサートがあります。 ここの医学生の演奏です。
とっても素晴らしいのですが、じみ〜な曲が多いので、もうちょっと明るい曲くて、「元気になって仕方ない!」みたいな方が、いいような気も…!?
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きれいなお花も、いつかは枯れてしまいます… はかないものです…
「じゃあ、こんなお花はいかが?」
「こ、これは…」
つ、ついに、枯れないお花が登場!! キルトで作ったお花だそうです。
これも素敵です。
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この病室には、ガンの人が大勢いるので、ガンの話をすることが多いです。
ガンになる人は、がんを疑っていない人が多いんじゃないか? みたいな話になりました。
がん検診など、まめに受けているような、非常に用心深い人は、ガンになりにくくて、「オレが、ガンになんてなるわけがね〜」なんて思っている人にガンが多いとか。
何の根拠もない話ですが…
でも、一つ言えることは
「ガン保険は安いのでもいいから入っておいた方がいい」
ということです。
ガン治療は、高額な医療費がかかります。
ちなみに私は、そんなもの入っていませんでした。 ここにいるガンの人も半数以上は入ってない人ばかりです。
退院する前に精算があって、請求書をみなさん見せてくれます。
1割〜3割負担の方がいらっしゃいますが、まあ驚くほど高額です。
あとあと戻ってくる部分もありますが、保険だと、かかる以上に、おりることがほとんどのようです。
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昨日も、色々な方々がお見舞いに来てくださいました。
わたしの永遠の師であります、新井茂夫さんが、なんと、お見舞いに来てくださいました。 感激です。
じっくり本を読むなんてことなかったので、本もありがたいです。 本はありがたいのですが、ありがたい本ばかりでもありません…
荒砥さん、この本はいつ見たらいいのでしょう? というか、テーブルに置いておくこともできないじゃないですか! しかも写真も載せられないし…
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入院19日目です。
お花に囲まれすぎて、新たな花粉症になりそうです。
お花は、おかげさまで、大好きになりました。 ありとあらゆるところに、お花があるので、食事の時は、お花のお引越しをしなければいけません。
昨日のお見舞いで…
「せんせいが大好きな物を持ってきましたよ!!」
「ま、まさか・・・ 」
「せんせい、お花が大好きなんですよね?」
「え、ええ…。 わ、わりとね…」
「じゃあ、よかった! はい、これ。」
「で、でた〜!。いや、うれしいなあ… 」
「ところで、これ、どこに置けばいいんですか?」
もはや、置くところなど、存在しないのである… 四畳半に10人寝ているような感じ!?
「すご〜い!! お花畑みたい! あらいさんって、黄色がお好きなんですね!」
「そ、そうですね… 」
先生や看護婦さんたちには 「かなりの黄色好き」 と思われています。
みな違うお花屋さんで買ったはずなのに、なぜ、オレンジや黄色が多いのだろうか?
疑問は、すぐに解決! どうやら、お見舞いには、明るい色のお花が望ましく、でも、赤は「血」を連想させるので良くない、ということで、黄色やオレンジが多いのだそうです。
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たくさんメールが届きます。
ありがたいことです。 全く見ず知らずの方もいます。
とっても励みになります。
素敵な「詩」を送ってくれた方がいます。
生きる素晴らしさが伝わりました。
とっても感動しました。
お礼に私の「川柳」を送りました。
きっと感動しているに違いありません。
わたしの永遠の師であります、新井茂夫さんが、ご自身が、約10年前に、入院した時の闘病日記を送っていただきました。
共感することが多く、感動しました。 茂夫さんがメールをくれただけで感激です。
何も知らない友人が
「今日の夜ヒマなんだけど飲まない?」というメールが来ました。
「今日は、ちょっと無理かも…」と送りました。
あまり日本語がお上手じゃない外人から、日本語でメールが来ました。
「おみまいはいかないのです。ごめんなさい。わたしをゆるしてください。げんきにしておいてあいましょう。」
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いいことがありました。
なんと、シャワーを浴びたのです!
実に18日ぶりのシャワー!!
身体を拭いたりはしていたのですが、背中とお尻が、むれているのと、洗ってないので「汗も」のひどい版みたいになって、かぶれてしまっています。
患部は流す程度ですが、とっても、すっきりんこです。
今までは、シャワー浴びるなんて、あっという間の出来事でした。
脱ぐのに1分。浴びるのに3分。着るのに1分。 合計で5分あればもう終わり…
しかし今は…
脱ぐのに10分。浴びるのに20分。着るのに10分。 40分はかかってしまう。 でもこれは回復の証し。 新しいことができることが、うれしくて仕方ありません。
わたし以上に、じょう舌で、大げさな男「ひろのしん」に電話で報告…
「今日さあ、一人で服を脱いだんだよ」
「え〜!? すごいじゃん! 一人で服を脱ぐなんて大したもんだなあ…」
「それだけじゃないんだよ。なんとね、シャワーを浴びたんだよ」
「バタン(倒れた音が…) 驚いて倒れちゃったよ! シャワーってどういうことよ?」
「それだけじゃないんだよ。なんとね。そのあと、一人で服を着たんだよ!」
「ほ、ほんとに!? それってさぁ、世界一すごいんじゃないの? 」
「明日もね、一人でシャワー浴びちゃうよ」
「ちょ、ちょっと! あんまりビックリさせないでよ! 心臓が止まるっつーの!」
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昨日は、リンパの話を載せました。
リンパを取るために15cmほど、足の付け根を切りました。
そこから中を開き、その周辺のリンパ節、リンパ管をゴッソリ取り除いたのです。
皮膚の中のことなので、傷口が残るだけで、見た目には分かりません。
見た目にすごいのは、その横の、えぐり取ったところです。
ここは、あまりに衝撃的すぎる画像なので、HPには載せられません。
お見舞いに来た方には、見せているのですが、みなさん「うわっ!」と、大きな声を出しています。
処置をしている動画もあるのですが、皮膚の中がむき出しなので、最後まで見ていられない方も…
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またまた お花が二つ届きました。 お花が大好きになってきました。
コスモスは 帽子に似合う〜♪
タンポポは お昼寝まくら〜♪
アカシアの アーチをぬけて〜♪
あるいて行きましょう♪
ねえ ルンルン この花の「花ことば」教えて!
昨日は、お花畑のうわさで?、わざわざ見に来る人まで…
病院の朝は早いです。
6:00に起床です。 6:00に電気がついて、体温と血圧を測りに来ます。
朝食は、8:00です。 朝食までが長いです。
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入院前は、
「いつから泳げるんだろう?」
「いつからプールに入れるんだろう?」
「どのくらいタイムが落ちるんだろう?」
そんなことばかり、考えていました。
でも入院して、手術をして、想像以上に大変な状態が続き、泳ぐなんてことは、到底考えられず
「痛くないことの幸せ」
「一人でトイレで用がたせる幸せ」
「一人で着替えた時の幸せ」
こんな些細なことで感動しています。
「死なずに済んでよかった」
「そのうち、また泳げるようになるだろう。」
と思えるようになり、あせることもなくなりました。
でもやっぱり水泳が好きなので、毎日毎日、オリンピックの映像などを見ています。
島村アナの実況は、全く同じことが言えます。
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●リンパの話
今日は「リンパ」について…
そもそも、「リンパって何?」って話なんですよ!
リンパせんが、はれるとか、リンパマッサージとか…
よく耳にする「リンパ」。
リンパって、いったい何だ? なんかの略なのか…?
リンゴとパイナップル
リンリンはパンダ
臨時パーキング
いやいや、違う…
超美人先生も、「リンパ」について、色々と説明してくださったのですが、あの「くりくりお目め」で説明されると、何度聞いても頭に入らない…!?
リンパについて、はじめは、何の知識もなかったのですが、色々と調べたり聞いたりするうちに、ずいぶん詳しくなってきました。
リンパの説明で、分かりやすいものを発見しました。
●リンパとは 【goo ヘルスケア より】
ヒトの体の中には血管のほかにもリンパ管が全身に広がっています。
全身の組織中の細胞と細胞との間の組織液は、毛細血管を経て血液中に戻りますが、一部(約10%)は毛細リンパ管に入り、静脈に送られます。
この循環をリンパ系といい、その中を通る液をリンパといいます。
毛細リンパ管が合流し太くなったものがリンパ管で、多くの弁を持ち、とくに太いものでは弁のところがふくらみ、数珠状につながって見えます。
リンパ管にはところどころリンパ節(腺)というソラマメ状の丸いふくらみがついています。
リンパ節は新しいリンパ球や免疫抗体を産生し、細菌や異物を処理しています。
リンパ管は、リンパ節を経由しながら、最後はリンパ本幹となって静脈に注ぎます。
まあようするに、リンパっていうのは「身体を回っている透明な液体」のことなんですよ。
血液と同じように管の中を通って、身体中を回っている透明な液体。
それで、私は、今回、リンパの中の 「リンパ節」を取っちゃったんです。
「リンパ節」というのは、股関節、脇の下、首、耳の後ろなどにある、いわゆる「リンパ腺」です。
熱が出ると、はれたりするところです。
わたしの場合は、その「リンパ節」の中でも大きい、「鼠径部(そけいぶ)」の、リンパ節を、ゴッソリ取っちゃったんです。
鼠径部(そけいぶ)リンパ節というのはここです。 分かりますか? ここですよ〜! えっ? まだ分からないの? ここですよ、ここ!
このリンパ節を取り除く手術を「リンパ節郭清」といいます。
●リンパ節郭清 【Wikipediaより】
リンパ節郭清(りんぱせつかくせい)とは、悪性腫瘍のリンパ行性転移に対する処置として、リンパ節を切除する外科的治療法である。
では、リンパ節を取ってしまうと、どうなるのか?
超美人先生には、「むくんだり、歩きにくくなったりします。」と言われました。
まだ術後2週間なので、これからいろいろと大変なのだろうと思うのですが、とりあえず、むくんではないです。
ただ、感覚がないんです。
触っても感覚がないんです。
マヒって感じです。
このリンパを取ったことによって、もっと色々と、後遺症があるのではないか? と思って、看護婦さんをつかまえては、「どうなんでしょう?。」と聞きまくっておりました。
「むくんではないんですけど、ビリビリしびれて、感覚がないんですけど…」
「まあ、今はまだ、仕方ないですね。」
「ボクと同じような手術をした人って、いないんですか?」
「いますよ。」
「その人どうでした?。」
「やっぱりむくんだり、歩くのが大変だと言っていましたね。膝が曲げられないと言っていた人もいましたよ」
「ええ?? 膝が曲げられなくなるの?」
「色々な方がいますよ。パソコンがあるんだから、同じような人を探して調べたらいいんじゃない? 昔と違って、今は情報が多いですからね!」
「そうですね。調べてみればいいんだ。」
そして、私と全く同じ そけい部のリンパ節を取った人で、ひどいむくみになってしまった人の写真が! これは、すごいなぁ…
リンパ節を取ってしまうと、ホースを途中で切っちゃったようなものなので、リンパが出つづけます。
手術して1週間は、ドレンという管で、リンパを身体の外に出していました。
多い日は一日で150mlくらいリンパが出ます。
1週間たって、そろそろドレンを抜く時期が来ました。
いつまでもドレンを入れておくと、そのドレンを入れているところから、感染症になる可能性があるそうなのです。
しかし私の場合、1週間たっても、リンパの出る量が多かったので、9日目でドレンを抜きました。
ドレンを抜いたので、「歩いてみましょうか?」という話になったのですが、がんばって歩いた結果、リンパが傷口から「しみだし」てしまい、これはまずい!ということで、絶対安静に戻ってしまったというわけです。
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入院17日目です。
またまた、お花を頂きました。 机の上は満開です。
昨日は、運よく!? 半年に一度という、病室のワックスがけの日でございました。 床はピカピカでございます。 どうです? この輝きは!
これはお見舞い慣れしてるな? と思われるものを、持ってきてくれて人がいます。
ごはんがものすごく多いので、これは重宝します。
ただでさえ、物を置く場所が少なく、ティッシュは、箱のままが一番なので こういうものを置いていかないでください
…と思っていたのですが、よ〜く見ていると、癒されてきました。
これは、おとなしい妹が持ってきた「1個800円のゼリー」です。
いくら寝たきりで、手が届かないと言っても、これは…ちょっと…
●弾圧ストッキング
安静の状態が長い人は、足に血栓ができないように、キツキツのストッキングをはきます。
これが、つま先まで覆っている状態で、この上から、エアポンプを巻きつけていたので、足がムレムレだったんです。
ムレムレというか、常にびっしょり濡れている状態でした。
身動きできないので、ポンプつけっぱなし、ストッキングはきっぱなし状態だったためか、足の指が水虫のような感じになってしまいました。
先日の処置の最中に、先生の一人が
「足の指、ちょっと水虫っぽいですね〜 調べてみますね」
と言って、足の指の皮を、ちょっと取って、その場で何かしている…
みんな皮膚科の先生なので、専門家である。
「やっぱり水虫っぽいので、こちらの治療もしちゃいましょう!」
と薬を塗られる。 あ〜、よかった!
これ以降、むれるのが嫌なので、ストッキングをはく際も、指は全部出した状態に!
はく時は、ものすごくきついのですが、ずっとこれをはいていると、意外に快適です。
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入院16日目です。
整形外科の手術などだと、術後は早く歩くようにリハビリをするのだと思うのですが、私のこの場合は、できるだけ安静にして,、歩けても歩かない方がいいそうです。
「運動をしばらくしていない」のと、「寝たきり」なのは、えらい違い。
おそらく、かなりの筋力が低下していると思われます。
入院すると、やせると思っていたのですが、
体重は、全く減っていません。
病院で出される食事以外は、全然食べていないのですが…
この病院の食事は、良すぎます。
病院の食事って、もっと味気なくて、量も少なくて、物足りないものだと思っていました。
しかし、実際は…
栄養のバランスは素晴らしくいい!(まあ、これは病院だから当然)
味は薄めですが、おいしいです。
すごいのは量です。
朝、昼、ともにものすごい量が出ます。
ご飯が超大盛りです。
そして、野菜の量も半端じゃないです。
ごまあえなど、おひたし系が必ずでるのですが、普通、1家族分くらいの量が一人前です。
こんなに野菜って摂らないといけなのか… と思ってしまいます。
おそらく、動かないので、便秘にならないために、野菜多めなのかもしれませんが…。
メインのおかずは、選択できます。
入院当初は、全く食欲がなかったため、おかずは、何でもよかったのですが、このところは、「今日は何だろう?」と、楽しみになってきました。
今日は、なぜか、回診が多い日でした。
午前中の処置が1回。
午後に執刀医の先生が登場!
「あらいさんの場合、絶対に安静!と言っても動いてしまうので、ちょくちょく監視に来ますからね!」
「あのう、質問があるんですけど」
「はい。何でしょう?」
「歩くと足を使うから、足の付け根のリンパがたくさん出てしまうのは、分かるのですが、車イスをガンガンこいだ場合は、腕を使っているから、足のリンパ液は出ないんじゃないかと…」
「まあそうですね。足を使うよりは少ないと思いますけど、とにかく今は安静にしていてください!」
そして夕方…。
今度は、6名の美人先生オールスターズで登場!!
「うわ〜! すごい!! オールスターズだ〜!!」
「足の痛みは、いかがですか?」
「ビリビリしびれてますけど、今は特に…」
「くれぐれも、安静にしていてくださいね!」
安静の一句…
車イス こいでもいいけど ほどほどに
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入院15日目でございます。
この2週間、ほぼ寝たきりで、車イスに乗るも、同じ階の病棟内を、ウロウロするだけに、とどまっていたのですが、ついに、エレベーターに乗り、「ドトールでコーヒーを買う」という、大冒険を果たしました。
ここで、一句…
車イス コーヒー持つと こげません
そうなんですよ。手に何か持っていると 車イスは、こげないんですよね〜。 これには気づきませんでした。
お見舞いにお花をいただきました。
わたし、お花に全く興味がなかったのですが、お花があると、なんかいい気分になります。
お花は、見ていてもきれいですが、近くにあるだけで癒されるというか、優しい人にさせてくれます。
ボクは今、さらに優しい人になってしまいました。
わたしのテーブルはお花畑のようでございます。
もう 今のわたしは、優しい人になってしまったので 「生ビールを持ってきた時点で、満タンより数cm少なかった」 くらいでは怒りません。
ここで、一句…
こんにちは お花畑に ごあいさつ
このPC、ウェブカメラが付いているので、試しに、お見舞いに来た、「でしゃばりな妹と、おとなしい妹と、母」を
撮ってみました。 シチュエーションを選ぶと面白い画になるので、やってみました!
ここで一句…
かあちゃんが いつまでたっても 帰らない
え〜。 お見舞いに来てくれるのは、ありがたいのですが、そろそろ帰ってほしいオーラを、バンバン出しているにもかかわらず、なかなか帰ろうとしません…。
術後の経過です…
わたし、今回、3つの手術をしました
その手術の見た目と痛みと今後についてまとめてみました。
●右足の皮膚の手術
移植のために皮膚をはがしたところ
見た目
まだ完全に開いてないので、どうなっているのかわかりませんが、真っ赤だった皮膚が少し黒くなってきました
痛み
ここが一番痛みが強いところでしたが。今はかゆの方が強いです。
今後
多少色が変わるくらいで、たいした後遺症はなさそうです。
●左足の皮膚の手術
拡大切除して、大きくくりぬいたところ
見た目
あまりにショッキングな状態です。直径10cm、深さ2cmくらいで、えぐり取った感じです。ライオンに食いちぎられたとか、そんな感じです。写真は撮ったのですが、自分でも見るのもきつい感じです。医師団も、はじめのうちは、かなりショックだと思うので、あまり見ない方がいいかも と…
痛み
じっとしていると、痛みよりしびれがすごい。処置をする時に痛い。今はだいぶ楽になりましたが、汗の量が半端じゃなかったです。
今後
えぐられた状態は、じょじょに良くなってくるが、たぶん元には戻らないそうです。そして、かなり深く周辺を取り除いていて、神経も取ってしまっているため、左足の大腿部の前面はほとんど感覚がマヒしています。
●左足のリンパの手術
見た目
15cmくらい切ったので、縫った跡がある。
痛み
ここも、痛みます。ただ他も痛いので、ここの痛みは、よくわかりません。
今後
まずリンパ液の管が外れました。まだリンパ液が出ている状態なので、絶対安静です。後々一番大変になりそうなのがここです。
動きにくい、むくむ、リンパ液が体にたまると、定期的に注射で抜かないといけないとか。足の付け根が思い通り動かないのと、ビリビリしびれた感覚は、年単位でか回復するとのこと。
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入院14日目です。
絶対安静ということで、歩くことを禁じられているため、車イスで移動をしております。
車イスを自分でこぐ機会などないので、一度やってみたかったのと、簡単に乗りこなせると思っていました。
しかし、はじめのうちは、まっすぐに進むことが難しく、左右同じ力で同じタイミングで回さないとまっすぐに進まない… 思ったより難しい乗り物です。
土日は、いつもより処置が早めに終わり、乗りこなすまで、こぎまくろう! と思い、車イスを使って、ウロウロ動いてみました。
何度もやるうちに、コツをつかんできました。 方向転換もうまくなり、クイックターン!? ができるように…
調子に乗ると、疲れてしまい、また寝てしまう…
車イス用のトイレは、よくできてますね〜 手を置きたいところに、うまい具合に、手を置くところがあるんですよ!
入院生活は、新しい発見がいっぱい。
何もかも 初めてのこと ばかりなり
おや? これは、川柳!?
え〜 そんなわけで、入院生活を、川柳にしてみました。
四十路にて 未経験な ことばかり
寝て起きて さっきも寝たのに また眠い
管とれて 歩いた結果 また安静
う〜ん くだらない… 川柳ではあるが、ちっともうまくないなぁ〜。
よ〜し 謎かけでいってみよう!
「車イス」 とかけまして 「お料理」 と ときます その心は?
どちらも 腕の見せどころです…
おあとがよろしいようで…
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入院13日目です。曇っています。
なんかですね。 ぼく、元気になってきました。
今日は、湘南平塚マスターズ。 これに向けてかなり練習をしてきたんですよね〜。 今から思えば、はじめてガンと告知されたときに、「平塚に出れるだろうか?」ということを、まず思いました。
なかなか、うまいこといかないですね。
速く泳ぐということは、しばらく無理そうなので、心地いい、リハビリスイムから始めるとしますか。
正直、このような状態になって、水泳そのものを、仮に泳げたとしても、泳ぎたいという思いも薄れていました。
この約2週間、とっても不自由な生活の中で、先のことなど考える余裕もなく、生きていることを実感でき、とっても素晴らしい体験ができた と思うようになりました。
一人で食べること、一人でトイレに行けること、一人で着替えること、一歩ずつ、一歩ずつ、当たり前にできたことが、人の手を借りないとできない毎日。
人の温かさを感じることができました。
ボクは、人格が変わってしまいました。
人に感謝し、心やさしい人間になってしまいました。
もう、「頼んだビールが、すぐに出てこない」くらいで、怒ったりしませんね。
まだシャワーを浴びることもできませんが、お風呂に入れるようになり、プールに入れることができたら、それだけで、どんなに幸せを感じることでしょう。
お見舞いにいらしたら、ビックリするでしょうね。 「感謝の気持ちを忘れないあらい」に生まれ変わっているので。
お見舞いに来る方はメールください。 詳細を送ります。
●絶対安静
おとといの処置の際に…
「では今日から、少し歩いてみましょうか」
と言われ、無理して、歩いていたら、リンパ液の管をはずしたところから、リンパ液が漏れて出てしまい、ぶ厚いガーゼがびっしょり濡れてしまい…
昨日の処置の際に…
「しばらくは歩かないように!トイレなどの移動は必ず車いすで!」
再び「絶対安静」に戻ってしまいました。
私のガンを切り取った方の足は、皮膚がまだ6割程度しかできてないので、リンパが出すぎると、皮膚ができにくくなるということのようです。
歩けるようになったら、一日も早くリハビリを! と勝手に思っていたので、どうも違うみたいです。
まだまだ、しばらくは安静のようです。
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入院12日目の朝です。 今日は朝からいい天気です。
昨日、リンパの管が取れました! いや〜、よかったよかった!! 歩く練習も始まりました。
本日より、お見舞い解禁です!! お見舞い案内は、メールにて配信します。
●至極の身体拭き
わたくし、かれこれ、12日間、お風呂に入っていません。
お風呂に入れない代わりに、毎日看護婦さんが、身体を拭いてくれます。
頭の先から足の先まで、それはそれは丁寧に拭いてくれます。
私は、ただ寝ているだけです。
この「身体を拭いていくれる」という看護婦さんのお仕事。
おそらく皆さんがイメージするのは、タオルを濡らして、しぼって、身体をふく。
そんな感じじゃないですか?
これがですね。 驚くべきテクニックなんですよ。
ちょっと熱めの蒸しタオルを、胸の上と、おなかの上に置きます。
それと同時に、足首から先をお湯の入った洗面器に入れます。
すると、湯ぶねにつかっているような感覚になるのです。
そして、この間、しばらくは、身体拭きをしません。
「ゆっくりご入浴してください」という感じです。
身体拭きも絶妙!。
しばらくして、この入浴の状態のまま、気持ちよく身体拭きをしてくれます。
背中を拭く時に、少し背中を持ちあげます。
この瞬間に、着ていたやつを引っ張って、新しい服と差し替えるのです。
すべて拭き終わったときには、なんと着替えも終わっているのです。
いつの間に新しい服に入れ替わったんだろう?。まさに達人技です。
これは、すごい!
超美人先生に、写真は載せちゃだめよ〜! と言われたので、写真は載せません。
しかし、この病院は、先生も看護婦さんも、美人が多すぎます
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入院11日目の朝です。
相変わらず、寝たまま天井を見上げています。
仰向けのまま、おなかの上にキーボードを置き、パソコンを操作しています。
ただじっと痛みを我慢するよりは、パソコンをしている方が気が紛れます。
もともと、あまりテレビは見ないのですが、テレビを見てると疲れます。
病室の人と、たまに会話します。痛い時は、話ができないので、黙っています。
痛みが治まると、話せます。
機嫌よく話したり、突然黙ったりするので、はじめは、情緒不安定な人!?みたいに思われたみたいですが、「痛い」ということが分かっていただけると、黙っている時は、放っておいてくれるので、ありがたいです。
この病棟は、眼科の患者さんが多いです。
そのほとんどは「白内障」。
入院したかと思ったら、あっという間に退院していきます。
おととい入院してきた、茨城出身の白内障のおじさんは、今朝、退院しました。
「お先〜!。ごめんね、ごめんね〜♪」と言い残し、去っていきました…
昨日、入院してきた男性は、手術をするのが左目で、手術をしない右目は、全く見えないそうです。手術をすると、しばらくは眼帯を外せないため、全く目が見えない状態になってしまいます。眼の不自由さを、たくさん話していただき、またまた勉強になりました。色々な人がいるんだなぁ…
これから処置が始まります。
これが本当に苦痛です。
処置の時間が来ると、せんせいが車いすで迎えに来てくれます。
処置は、超美人先生をはじめ、5〜6名の先生がしてくれます。 痛いことが分かっているので、優しく声をかけてくれます。
「う〜。痛い〜!」
「痛いよね〜。すぐ終わりますよ〜!」
「う〜。死ぬ〜」
「もうちょっとだからね!」
「まだ終わらないの…?」
「ごめんね〜。もうちょっとだからね!」
痛いと言えば… こんなことを思い出しました。
ある朝、あまりに右足が痛くて、じっと仰向けのまま、痛みに耐えしのんでおりました。
看護婦さんが声を掛けてくれたような気がするのですが、そのままじっと痛みが治まるのを待っていました。
ちょっと楽になった時、再び看護婦さんが現れました。
「ずいぶん痛そうだったけど 大丈夫?」
「はい。ちょっと治まりました… あ、そうだ! 採血はいつですか?」
「もう、やりましたよ!」
「ええっ!? 気付かなかった…」
そうなんです。 ゴムでしばって、針を刺して、血を抜いたのに、全く気づかないくらい痛かったんです。
いまは痛みも和らいできましたが、この痛い思いは、忘れないと思います。
リンパへの転移は、まだ結果が出ません。
この結果次第では、化学療法の説明となり
インターフェロン、抗がん剤は、避けて通れない感じです。
やっぱり、抗がん剤って聞くと、気が重くなります…
お隣のベッドのガンの人は、点滴の抗がん剤で、今朝、ごっそり毛が抜けていました。
毛が抜けるとかはいいのですが、グッタリしてやつれていくみたいなイメージが強くて、やはり気が重いです…
動けるのに、動かないのは、苦痛だと思います。元気な人が、この入院生活は、ヒマでヒマで仕方ないだろう…
動けないので、動かないのは、苦痛になりません。 一日中、ほとんど寝ているだけなのに、何かしたいという欲求がわきません。
テレビで食べ物を取り上げる番組が多く、そんなものを見ても、ちっとも食べたくなりません。
考えられないのは、ビールのCMを見ても、全く飲みたくなりません。
食事は、2つのおかずから選択できます。だいたいは、肉系と魚系の選択です。食べたいという欲求が薄いので、いつも、どっちでもいいです。
ゼロからの出発です。 一歩ずつ。
なんか内容が暗いなぁ〜。そうだ。いいことが一つありました!
リンパの手術の抜糸をしました。 少しずつ身体から異物が抜けていく…
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午前と午後 一日2回の処置がありました。
昨日、今日と、処置が終わると汗びっしょり…
処置でエネルギーを使い果たし、処置後は、しばらく寝て、起きると熱が出て…
良くは なっていると思うのですが、痛みだけは、なかなかきついです…
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大部屋に移りました。8人部屋を6人で使っています。
移動してきた私を、先に入院されていた先輩患者たちが取り囲む…
「それは何? パソコン??」
「あなたは何科の患者さん?」
「わたしはね、もう1ヶ月ここにいるんですよ。」
「その足についているのは何?」
新たな仲間を歓迎してくれているのか!?
いきなりの質問攻め。 とりあえず ごあいさつ…
「今日からお世話になります。あらいです。」
そして、これまでのことを説明をすると…。
「ああ。そうですか。ではお仲間ですね。」と。
「お、お仲間??」
「そう。ここにいる皆さんは、みんなガンなんですよ。」
「え〜!?。そうなんですか?」
みなさん、それぞれ違う、皮膚ガン。
他の皆さんは、普通に歩けるのですが、私は寝たきりなので、私のベッドに集まっていただいた。
「皮膚のガンにも、色々あるもんだ」
という話になり、せっかくパソコンがあるので、今度はインターネットを使って、それぞれ、皆さんのガンを調べてみよう!ということに…。
「そうかあ。そうなんだぁ。オレのガンは、進行が遅い悪性腫瘍なのかぁ…」
皆さん、それぞれ自分のガンのことを調べる。
こう見ていくと、皮膚ガンの中でも、私の「悪性黒色腫」というガンは、やっぱり「たちが悪い」ことが分かった。
今度は、皆さんで、それぞれの診断の説明書を見せ合ってみた。
ガンの進行は、4つのステージに分類される。
ステージ1が一番治りやすく、ステージ4は治療が難しいとされている。
余命が言い渡されるのはステージ4。
診断説明書によると、皆さん、ステージが1〜2a。
私のステージは、2bということだったので、私が一番重症かもね。ということのようでした。
症状は皆違うのですが、みんな共通点があることが分かりました…
●痛くもかゆくもない
赤い斑点が出ている人は、とってもかゆそうに見えるし、眼の下が黒くなっている人は、とっても痛そうに見える。
わたしの場合もそうでしたが、痛くもかゆくもないのがガンなんですよね。
●放っておいた
これも共通。
自覚症状がないから、まあいつか行けばいいかと、思えてしまうこと。
●ガンなんて全く他人ごと
ガンの話は聞くけれど、まさか自分はならないだろうと、思っていたこと。
ガンと宣告された時のショックも、みな同様でした。まさに「が〜ん」という感じで…
とにかく、ぼくたちは、ガン。
みんな同じガンだね!。
そう、われら、機動戦士ガンダネ。 ビームサーベルでガンをぶった切る!
ようし!ガンと闘うぞ〜!!。
一致団結したのでした…
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入院してから、いいお天気が続きでしたが、今日は久々に、どんよりとしたお天気でございます。
今日から大部屋です。個室は広すぎて、身動きできない私にとって、手が届かないところに全てがあったので、不便でした。
今は手の届くところに全てあるので快適です。
今日の痛みは、それほどひどくありません。ただ、昨日のショックが…
●6月7日
ショッキング!
まず、今の両足はこんな感じになっています。
私のガンは「左足の付け根」です。
ここは、大きくくりぬいたあと、右足から皮膚を切り取り、張り付けていて、それが、ある程度定着するまで、ふたをして、圧力をかけて、その上からテープでとめてあるので、かなり盛り上がっています。
そして、ももの付け根から、ももの内側にかけて、15cmほど切って、そこを開き、リンパを取りました。
リンパ液を外に出すために、管が入っています。
毎日50ml〜100mlのリンパ液が出ています。 中はこんな感じです。
右足は、移植するための皮膚を、ハガキくらいの大きさで、はがしました。
今は、こちらの方が痛みます。
この右足は毎日ガーゼを張り替えます。 中は、こんな感じです。
何がショッキングだったのかというと、一度も開けていなかった左足の大きく切り取ったところを、手術後、初めて開いたのです。
このふたと、圧力は水曜日にはずすとのことなのですが、とにかく、傷口があまりにすごい状態で、ショッキングでございました。
あまりにすごくて、写真は撮れませんでした。 いや撮りました。
でもグロテスクすぎて、とても見せられません…
●6月5日
熱が下がらない…。 足が動かない…。
この足は動くようになるのだろうか?
足の痛みは 移植するために皮膚をはがした 右足の方が痛い。
だが 右足は 上げようとすると動く。
逆に左足は 右足ほど痛みはないのだが、全く動かない。
足首から先は動くが 足自体を動かそう思っても 全く動かない。
大腿部は感覚もないので、自分の足を触っているのに、違うものを触っているかのよう…
普通食になった
夜6:00に食べたきり、朝8:00まで何も食べないのに、全くおなかがすかない。
この足が動くことを信じて、待つしかない。
●6月4日
再び 熱が上がる。また酸素マスクをつける。 全く身動きできない状況が一日続く。
一日中 窓から見える空を見ている。
不思議と退屈しない。
常に慌しく生活を送っていた私にとって ただただ時間が過ぎていくなんて 考えられないことだったが。
きっと からだが元気だと 退屈で仕方ないのだろう。
真っ青な空に 雲がゆっくり流れていく。
気づくと1時間 2時間 たっている。
おしっこの管が取れ、トイレは車いすを使っていくことに。
トイレに行くことが こんなにも大変になるとは。
★トイレに行く手順
・看護婦さんを呼ぶ
・ベッドのリモコンで上半身を起こす
・足のエアポンプをはずしてもらう
・首にポーチをかける
・首のポーチにリンパ液の袋を入れる
・両手の力でベッドに腰掛ける
・片足をベッドから下ろす
・もう片方をベッドから下ろす
・看護婦さんに抱えられながら車いすに座る
・車いすの足を乗せるところに足を乗せる
・トイレに移動
・車いすの足を載せるところから足をおろす
・看護婦さんに抱えられながら便座に座る
行こうと思ってから 便座にたどりつくまでに 10分以上かかる。
看護婦さんのお仕事は大変。
看護婦さんは 常に気にかけけてくれる。
身の回りのほとんどのことができないので 些細なことでも呼ぶしかない。
看護婦さんは、一体何人いるんだろう…
これまでだけでも10人以上の看護婦さんに、お世話になっている。
大ベテランさんは、とにかく気が付く。
若い看護婦さんが多いのですが、その中でも「新人なのでよろしくお願いします」とご挨拶に来た 「超不慣れちゃん」は、間違ったことはしないのですが、とにかく動作がのんびり。
不手際があると、数分後に、「先ほどはすみませんでした」と お詫びに来る。 一生懸命なので応援したくなる。
●6月3日
朝6:30 体温と血圧を測る。 体温は38度。血圧は正常。
看護婦さんが聴診器でおなかの音を聞く。
「あ、動いてる。はい じゃあ お水を飲んでいいですよ。」
二日ぶりに水を飲む。
「あ〜。」
お茶を飲んでもいいか聞くと、お茶もOK。
冷蔵庫にあった、私が世界一おいしいと思っているお茶「サントリーのウーロン茶」を飲む。
「あ〜。おいしい…」
身体の状況は前日と変わらず…。
酸素マスク、エアポンプ、おしっこの管、リンパ液の管、点滴、指先の洗濯バサミ…
担当のお医者様チームが登場。 処置をする。 痛いかどうか聞かれるが 頭もボーっとしているし ずっと痛いので どのくらい痛いのかを伝えるのが難しい。
痛み止めをつかう。 座薬は1日2回まで あとは睡眠薬入りの痛み止めを点滴で入れる。
●6月2日 手術の日
午前11:00に いよいよ手術となりました。
「あらいさん では これより手術となります。約6時間くらいの手術になると思います。では手術室へ行きましょう。」
「行きましょう…って、どこに乗ればいいんですか?」
「ご自分で歩いていってください」「え〜っ!? 歩いて行くの?」

手術室までは点滴をしたまま 歩いて行きました。
手術室は ドラマで見る以上に異様な感じのところで ここで何があっても 外部には絶対に漏れないような!? 密封された空間でした。
手術台には自分で寝ました。 仰向けになり 上を見上げると 手術室のライトがあって 6人の人がわたしを取り囲んでいました。
みんな帽子にマスクに手袋をしていて どの人が超美人先生かわかりません。
酸素マスクを着けられました。
麻酔の先生が「今から麻酔を入れていきます。同時に点滴にも薬を入れます。点滴の方はちょっと痛いかもしれません。ゆっくり呼吸をしてください」
すぐに意識が遠くなって…
何か夢を見ていました。
よく覚えていませんが、遠くで声が聞こえました。
「あらいさん 終わりましたよ」
ボーっとして よく状況が分かりません。
目を開けると 周りの景色が見える。
自分がたくさんの管でつながれている。
口には酸素マスクが付いている。腕には点滴が。身体からいくつか管が出ている。足にはエアポンプが付いている。指先にも洗濯バサミみたいなものが付いている。とにかく全く身動きできない…
おそらく この時 午後5:00頃だと思う。
午後8:00頃まで すぐ横に母親がいたみたいだが 一言も話せなかった。
深夜0:00
どうしても のどがかわき 看護婦さんを呼ぶが 「まだ水を飲んではダメ」と言われ 口をゆすぐことだけOKに。
口をゆすぐと言っても 仰向けのままなので「仰向けのまま はきだす用の洗面器みたいなもの」を用意され、それを使って口をゆすぐ。
寝たり起きたりしながら朝を迎える
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あらいSSの皆さまには 逐一 報告をしてまいりましたが 私は本日 手術を行います。
手術は6時間かかるそうです。 手術に立ち会う先生は一人増え 7人になりました。
5月は色々なことがありました。 悩んだり 迷ったり あきらめたり 色々ありましたが もう覚悟を決めました。
では行ってきます。