すごいオジさんの話




★すごいオジさんの話vol.1★

プールのすごい人シリーズ!?。S婦人と互角に戦える、すごいオジさんがいます。この人は絶対にインターネットはやらないと思うので、ネタにしてしまいます。非常に面白い人です。彼はプールでよく会うフレンドリーなオジさん。彼は50歳フリーター。いかにも働いてなさそうだが、楽しく人生を送っているという感じ。就職は1ヶ月以上続いた事がないとか…。人生のほとんどがその日暮らし…。彼の生活は超節約術。無駄なお金は一切使わない主義…。もう、その暮らしブリは「恐れ入りました」という感じ…。徹底的に無駄をしない彼の話は驚くことばかり…。まずは…。

「おれさぁ、働いても続かないんだよね。」
「そうなんですか?」
「だいたい、ついてねぇ〜んだよ。」
「は〜、ついてなかったんですか?。」
「そうよ、なぜか、すぐクビになっちゃうんだよね。」
「何ですぐにクビになっちゃうんでしょうね??」
「そこが、わかんね〜んだよな。運が悪いんだよな。」
「は〜」
「でもよ、バブルの頃はガッポリ稼いでたんだぜ!!」
「ガッポリ…??。ど、どのくらいですか?」
「月に、これよ」
…と、彼は指を2本出した。
「え〜っ!?、月に、に、200万??」
「お前、バカ言うな、20万だよ!!。」
「に、20万ですか??、そ、それは凄いですね。」
「まあな、あの頃は良かったんだよ。でもバブルはじけちゃったからなぁ。」


★すごいオジさんの話vol.2★
「オレの住んでるところな、暖房が一切ないんだよ」
「冬はきついっすね。」
「そう思うか?」
「ま、まあ、暖房がなかったら寒いじゃないですか。」
「おまえ、暖房使ってるのか!?」
「は、はい、まあそんなに使っているわけじゃないですが…」
「お前バッカだなぁ〜。お前はムダ男だな。」
「でも、寒いじゃないですか?。どうやって温まるんですか?」
「オレには、1円も金をかけずに、あっという間に身体がポッカポカにできる方法があるんだよ。」
「え〜?、風呂に入るとか?、シャワ−浴びるとか??」
「そんな贅沢なもん、うちにはねーよ。」
「じゃあ、どうやってお金をかけずにあったまるんですか?」
「どうすると思う??」
「めちゃくちゃ動くとか…。」
「いいか、たくさん動くと腹が減るだろ、そうすると、メシ代がかかるだろ、そうすると金を無駄に使うことになるんだよ。」
「なるほど…。じゃあ、どうやって身体をあたためるのですか?」
「布団に入るだろ、そうしたら、死にそうになるまで息を止めるんだよ!!。そしたら、お前、あっという間にポッカポカになるぞ。」
「そ、それはすごいっすね…」




★すごいオジさんの話vol.3★
すごいオジさんと、ジャグジーで昼食の話になった…。
「おまえ、昼飯はどうしてる?」
「まあ外食かコンビニが多いですかね。」
「外食って??」
「ガストとか、安いところですよ…」
「ガ、ガスト??。あんな高いところで食ってんのか??破産するぞお前!!」
「ガ、ガストは高いですか??」
「お前は昼飯に一体いくら使ってんだ?」
「いや、500〜600円ですよ。そんなに高いですか?」
「今日から毎日牛丼にしろ。」
「牛丼ですか?。たしかに牛丼は安いですよね。」
「お前、牛丼屋でいかに、満腹にできるか知ってるか??」
「知ってますよ。紅しょうがを大量に入れるんでしょ。あれタダだから。」
「お前は素人だな。俺が牛丼の食い方を教えてやるから、今度やってみろ。」
「は、はい…」
「まず、超つゆだく、超ネギだく、で、並を頼む。」
「ネギだくってあるんですか?」
「あるよ。肉の量は一緒でネギが増える。そんで、牛丼が来たらしばらく食わない。メシがつゆを吸うまで待つ。そうするとメシが増えるだろ。」
「なるほど」
「それでな、ほどほどの紅ショウガをのせて食べ始める。」
「えっ、紅ショウガを大量に使わないんですか?」
「お前バカだなあ。紅ショウガを一度に大量に使ったら文句言われるんだよ。文句言われたら次から行きにくくなるだろ」
「はぁ…」
「紅じょうがはな、少しずつ、何度も何度も入れるんだよ。」
「なるほど」
「そんで、最後に、これ以上飲めないくらいお茶を飲むんだよ。そうすると晩飯もいらない。」
「さ、さすがですね…。」