04・24 日本選手権・最終日(4日目)が終了しました!!。あらいSS軍団は40名で観戦!!。偶然にも「パチャポゾーン」にいた「あらいSS軍団」は、なんと、選手が投げたパチャポを8個&花束を2つもGET!!.。そして、またしてもテレビに映りました!。(会場のモニターにはこの映像が映らないので、かなりマッタリしてます…)

この日のレースも見どころいっぱい!!。北島選手ようやく優勝!。トリということもあって、かなり盛り上がりました!。松田選手が日本新!。伊藤華英選手も、初の日本新!!。中西選手も初の!?58秒台!。三輪選手08秒台!。2個メは高桑選手が2分00秒で優勝!。森田選手、58秒台!。う〜ん皆さん素晴らしい!。でも私が一番感動したのは「山本選手」の52秒53で優勝したこと。よくこの記録が出ました!。すごい男だ!。


NEWS
『競泳 日本選手権最終日(23日、東京辰巳国際水泳場) 男女計11種目の決勝を行い、男子100メートル平泳ぎは50、200メートルで敗れたアテネ五輪金メダルの北島康介(日本コカ・コーラ)が1分0秒71で今大会初の優勝を遂げた。この種目は7連勝。女子200メートル背泳ぎは伊藤華英(セントラルスポーツ)が2分9秒15の日本新記録で3年ぶりの優勝を飾った。同100メートルバタフライは中西悠子(枚方SS)が58秒93、同100メートル平泳ぎは三輪芳美(コナミ狭山)が1分8秒72で制した。男子100メートルバタフライは27歳の山本貴司(近大職)が52秒53で2年ぶり10度目の優勝。同200メートル背泳ぎは森田智己(セントラルスポーツ)が1分58秒79で制して背泳ぎ3冠を達成、同800メートル自由形は松田丈志(中京大)が7分55秒11の日本新記録で優勝し、同200メートル個人メドレーは高桑健(鹿屋体大)が初優勝した。大会を通じて日本新9、高校新3が誕生。世界選手権(来年3―4月・メルボルン)代表には男子4人、女子6人が内定し、8月のパンパシフィック選手権(ビクトリア=カナダ)の代表は24日に発表される。』


NEWS
満員の観衆がかたずをのんだ。男子100メートル平泳ぎ決勝で、五輪王者の北島がスタート台に立った。200メートル、50メートルで相次いで敗れ、ここまで無冠。2位に入れなければ日本代表を逃す。がけっぷちに立ったエースは気合を込めて飛び込んだ。序盤からリード。前日より、スムーズに進む泳ぎだ。残り30メートルあたりから泳ぎが詰まる。隣の山下が追い上げるが必死にこらえ、0秒25差で逃げ切り。パンパシフィック選手権出場を確実にした。「最後の最後で代表切符をつかめてほっとしています」。プライドを捨てて臨んだ北島は、素直に喜んだ。極度の不振に「試合では初めて」と言うほど追い込まれた。前夜、指導する平井コーチと話し合い「甘さを捨て、選手生命を懸ける気持ちでやろう」と臨んだ。腕をより前に伸ばすように泳ぎのタイミングを修正できたことで、自己ベストから1秒以上遅れたものの何とか勝利につなげた。世界選手権の内定には100分の1秒とどかなかった。冬場のけが、それによる練習不足、国内大会を甘く見たおごり。反省材料は山ほどある。「ぼくもまだ甘い。夏にはもう一回復活してみせる」。安堵とともに、大きな教訓を得た4日間が終わった。


NEWS
隣を泳ぐライバルのことは意識せず、自分のレースだけに集中していた。女子200メートル背泳ぎの伊藤は自身初の日本新となる快泳で、アテネ五輪3位の中村礼を抑えて優勝した。「日本記録は初めてなのでうれしい」。笑顔に充実感が漂った。前半の100メートルは日本記録を0秒34上回るハイペース。しかしスタミナは最後まで切れなかった。150メートルまでの50メートルをスムーズに泳いでラストスパートにつなげた。100メートルに続いて敗れた中村礼は「今の実力は(伊藤)華英の方が上とはっきり分かった」と認めた。2004年のこの大会は100、200メートルともに力を出し切れず、アテネ五輪出場を逃した。「周りを気にして失敗した。そんなレースはもう絶対にしたくない」と力を込める。2年前と同じ舞台で苦い思い出をぬぐい去り「今までよりは(国際大会での)メダルという目標が明確になった」。強い気持ちで好結果を出したことで、伊藤は自信を深めた。


選手のコメントです!。

山田沙知子(コナミ東日本)女子1500m自由形
まさか16分10秒で泳げるとは思っていなかったので、ちょっとびっくりしました。3種目ともそれぞれの気持ちで泳いでいたのですが、最終日が一番緊張していたので、どうなるか不安ではありました。とにかく自分のレースをすることを考えていました。どんどんステップアップして、互角にみんなと戦えるように、もしくはそれを上回れるように、もう一度目指していきたい。世界ではアメリカで積んできた経験を生かせると思うので、しっかりと頑張っていきたいです。

柴田亜衣(Tarena)女子1500m自由形
どの種目もベストタイムにはほど遠いので納得はしていませんが、1500mが一番いいレースができました。500mを過ぎたくらいから体がきつくて、ぼろぼろという感じです。負けたことはすごく悔しいので、これからは絶対に負けないように泳ぎたい。オリンピックの中間年にいい経験ができたと自分では思っています。

松田丈志(中京大)男子800m自由形
タイムは派遣標準記録Iを目指していたので、もうちょっとだなと思います。日本記録ということで、その点はうれしいです。記録も結果ももう少しという感じがしたので、これからもっと貪欲にやっていきたいし、この大会に向けてそういうところが足りなかったと思います。今回は不完全燃焼なところがあるので、夏に完全燃焼して、パンパシで世界選手権の切符をしっかり取りたいと思います。

山田香(ニスポ元住吉)女子50m自由形
スタートで出遅れてしまったのですが、スピードを出す練習を多くしてきたので、自分の中では自信がありました。落ち着いてレースをしていけば結果が着いて来ると思っていたので、優勝できてよかったです。2連覇は光栄なことなので、うれしく思います。レース前は自己ベスト更新を目指して泳ごうと思いました。まだまだ実力的には世界で戦えるレベルになっていない。でも日本選手の活躍を見ると、技術を上げれば世界に近づけると思うので、一つ一つの練習でそうしたものを上げられるようにしたいです。

伊藤真(東京SC)男子50m自由形
今日はスタートからうまくいって、最後のタッチは流れたのですが、いい出来だったと思います。100mで情けないレースをしたので、この50mは絶対に勝ってやろうと思って臨みました。日本代表という意地があるので勝ててよかったです。タイムもけっこう縮めたのでよかったと思います。世界のトップと順当に戦えるように、力をつけていきたいです。

高桑健(鹿屋体育大学)男子200m個人メドレー
とてもうれしいです。佐野君がバタフライとバックで出ていくのは分かっていたので、それに着いて行かず自分のペースで泳ぐように。またフリーは自分でも上げていくのが作戦だったので、それを考えながら泳いでいました。不得意なバックをもっと強化して、最後のフリーを伸びのある泳ぎにしたいと思います。

伊藤華英(セントラルスポーツ)女子200m背泳ぎ
まだ日本記録の実感はありませんが、タッチしたときにやっと切れたという気持ちがありました。冬場の練習が自信になっているので、この結果で満足しないように、さらにチーム鈴木として頑張っていきたい。切磋琢磨していい環境でできているので、(森田と)2人でいい結果が出たと思います。今度は世界で勝負ができる選手になりたいと思っているので、メダルは必ず取りたいです。

中村礼子(東京SC)女子200m背泳ぎ
記録もなかなか自己ベストを上回ることができず、また2位ということですごく悔しいです。ラスト50mが勝負だと思っていたのですが、なかなか伸びることができず伊藤さんに敗れたのですが、今の実力が出たのだと思います。オリンピックのことは忘れて、一から頑張りたいと思います。

森田智己(セントラルスポーツ)男子200m背泳ぎ
前のレース(女子200m背泳ぎ)がすごい記録で泳いでくれたので、それでやるしかないなと気持ちが180度変わりました。(同じチームの伊藤)華英のレースを見て、一気に気合が入りました。泳いでいる途中も肩はよくないと思ったのですが、これが最後のレースなので力を残したくなかった。肩を痛めていたというのはあるのですが、3日間をしっかり泳ぐことができたと思います。

中西悠子(枚方SS)女子100mバタフライ
決勝前のアップの感じが今大会もっとも調子がよく、水に乗っている感じもしたのでそれがよかったのだと思います。まさか自分が58秒で泳いでいると思っていなかったし、2003年からベストも出ていなかったのですごくうれしかったです。100mはチャレンジャーなので前半から積極的に行こうと思っていたので、200mの悔しさを忘れないで気持ちを吹っ切ったのがよかったのだと思います。

山本貴司(近畿大学職員)男子100mバタフライ
勝ててうれしかったです。2番に入れたらいいと思っていましたが、決勝前になったらさすがに勝つことしか考えていませんでした。勝ちたいという気持ちで、必死に泳いでいただけです。100mは予想以上に好タイムで行けたので、非常にいい大会になったと思います。今までとは違う自分を追及して、今まで以上に強い山本貴司に向かって頑張りたい。日本のトップが世界記録で争うような、男子200mバタフライをそんな時代に持っていけたらと思います。

三輪芳美(コナミ狭山)女子100m平泳ぎ
8秒台が出てすごくうれしいのですが、もう少し上のタイムを狙っていたので悔しいです。パンパシで世界水泳の切符を取れるように、また決勝レースに出場できるように、世界レベルのタイムを出せるように練習したいと思います。

北島康介(日本コカ・コーラ)男子100m平泳ぎ

ここまで崖っぷちになるとは思っていなかったし、ここまで自分を追い込んだのも久々で、今は緊張の糸が切れました。レース自体はあまりよく覚えていませんが、集中することだけを考えて泳いだ。泳ぎ自体はレースをするごとによくなってきたが、考えている泳ぎとはほど遠く難しい状況だった。今の状態ではこれくらいなのかなと思います。こんなレースではファンの皆さんもチームのスタッフも納得いっていないだろうし、自分も納得していない。夏までに何とかして、自分が納得できる泳ぎ、プラス皆さんにいいところをお見せできるように一からスタートしていきたいと思います。自分が思い描くようなレースができなかったので、そんな不安が2倍になって3日間を過ごしていました。この気持ちというのは、今まで味わったことがありません。



第82回(2006年度) 日本選手権
第4日目 決勝

女子 50m 自由形 決勝
1 山田 香ニ スポ元住吉81 25.98 (0.77)
2 中村 望美 イトマン88 26.18 (0.73)
3 山田 渥美 JSS 長岡82 26.31 (0.75)
4 真島枝里子 埼玉栄職員83 26.40 (0.68)
5 浦部 紀衣 コナミ西日本86 26.42 (0.67)
6 浦田奈々美 東海洗機84 26.49 (0.66)
7 山下 祐芽 福岡大84 26.67 (0.67)
8 菅谷真理子 慶應義塾大86 26.83 (0.69)


男子 50m 自由形 決勝
1 伊藤 真 東京SC 86 22.61 (0.72)
2 佐々木 傑 中央大85 23.00 (0.70)
3 大林 一樹 イトマン埼玉89 23.15 (0.71)
4 細川 大輔 グンゼスポーツ82 23.23 (0.75)
5 川内 勇輝 福岡大86 23.26 (0.62)
6 小島 貴光 コナミ東日本81 23.34 (0.71)
7 山元 啓照 明治大87 23.36 (0.66)
8 竹内 直希 TEAM 福大82 23.37 (0.69)


男子 200m 個人メドレー 決勝
1 高桑 健 鹿屋体育大学85 2:00.43 (0.62)
26.32 56.52 1:31.84
2 佐野 秀匡 アクラブ調布84 2:01.13 (0.62)
25.80 55.82 1:31.84
3 藤井 拓郎 早稲田大85 2:01.77 (0.71)
26.06 57.53 1:32.24
4 庄司 有太 中央大84 2:01.97 (0.67)
26.35 56.64 1:32.39
5 奥出 泰史 ZEN HOLDINGS 83 2:01.98 (0.72)
26.38 57.83 1:32.66
6 三木 二郎 speedo 83 2:02.24 (0.69)
26.41 57.55 1:32.45
7 谷口 晋矢 自体校81 2:03.21 (0.83)
26.82 58.59 1:34.03
8 吉井 純 尼崎SS 82 2:04.17 (0.63)
26.81 58.62 1:34.30


女子 200m 背泳ぎ 決勝
1 伊藤 華英 セントラルスポーツ85 2:09.15 日本新(0.63)
30.64 1:03.36 1:36.22
2 中村 礼子 東京SC 82 2:10.05 (0.62)
30.73 1:03.54 1:36.78
3 五十嵐貴美 鹿屋体育大学84 2:11.27 (0.64)
31.12 1:04.34 1:37.72
4 竹村 幸 イトマン89 2:12.90 (0.58)
31.50 1:05.00 1:39.35
5 福田 智代 群馬藤岡SS 89 2:13.11 (0.58)
31.15 1:04.65 1:38.93
6 安部 智絵 西鉄AG 83 2:13.25 (0.55)
31.29 1:04.49 1:38.71
7 及川真沙紀 ビューホテル84 2:13.59 (0.57)
31.23 1:04.88 1:39.59
8 島添 紗妃 イトマン守谷90 2:15.26 (0.71)
32.02 1:05.93 1:41.22


男子 200m 背泳ぎ 決勝
1 森田 智己 セントラルスポーツ84 1:58.79 (0.51)
27.09 57.03 1:27.81
2 入江 陵介イトマン90 1:59.32 高校新(0.58)
28.19 58.08 1:28.83
3 中野 高 イトマン昭島84 1:59.53 (0.55)
27.21 56.73 1:27.28
4 山口 雅文 中央大84 1:59.74 (0.63)
27.91 58.11 1:29.63
5 渡邉 一樹 セントラル東戸塚87 2:00.02 (0.53)
27.98 58.25 1:29.06
6 清水 洋平 中央大87 2:01.24 (0.54)
28.48 58.92 1:30.46
7 宮下 純一 ホリプロ83 2:01.73 (0.60)
27.91 58.41 1:30.04
8 内田 征平 セントラルスポーツ87 2:02.47 (0.54)
28.61 59.63 1:31.66


女子 100m バタフライ 決勝
1 中西 悠子 枚方SS 81 27.90 58.93 (0.68)
2 土肥亜也子 コナミ東日本80 27.80 59.33 (0.71)
3 加藤 ゆか 山梨学院大86 27.87 59.70 (0.69)
4 秋山 夏希 甲府SS 91 28.21 1:00.01 (0.75)
5 奥村 綾香 イトマン88 28.66 1:00.44 (0.66)
6 押味 正恵 JSS 長岡86 28.07 1:00.60 (0.87)
7 堀家 未央 ビューホテル83 28.60 1:00.64 (0.71)
8 飯窪 麻未 山梨学院大87 28.61 1:00.98 (0.76)


男子 100m バタフライ 決勝
1 山本 貴司 近畿大学職員78 24.70 52.53 (0.65)
2 高安 亮 コナミ東日本81 24.58 52.59 (0.67)
3 柴田 隆一 Tarena 83 25.05 53.03 (0.64)
4 加藤 拓馬 日本大84 25.02 53.46 (0.67)
5 河本 耕平 ZEN HOLDINGS 79 24.72 53.49 (0.67)
6 佐藤 久佳 日本大87 25.40 53.79 (0.71)
7 高本 翔太 法政大86 25.40 54.00 (0.64)
8 村松 由規 セントラル池袋88 25.16 54.26 (0.63)


女子 100m 平泳ぎ 決勝
1 三輪 芳美 コナミ狭山85 32.61 1:08.72 (0.74)
2 北川 麻美 イトマン大教87 32.98 1:09.15 (0.77)
3 中村沙耶香 日本体育大87 33.23 1:09.26 (0.81)
4 田村菜々香 東海大87 32.97 1:09.41 (0.72)
5 川辺芙美子 イトマン84 32.91 1:09.53 (0.70)
6 佐藤かほり 日体大学院81 33.49 1:10.41 (0.67)
7 松島 美菜 セントラルスポーツ91 33.47 1:10.62 (0.83)
8 村上 優海 Nalu Aquatic 90 33.89 1:10.79 (0.62)


男子 100m 平泳ぎ 決勝
1 北島 康介 日本コカ・コーラ82 28.55 1:00.71 (0.68)
2 山下 誠 秋田ゼロックス83 29.03 1:01.06 (0.67)
3 岡晃一郎 筑波大86 29.11 1:01.65 (0.67)
4 末永 雄太 法政大85 29.46 1:01.85 (0.74)
5 崎本 浩成 早稲田大84 29.03 1:02.01 (0.66)
6 滝田 陽至 中央大85 29.38 1:02.07 (0.69)
7 今村 元気 ムラサキSP 82 29.57 1:02.38 (0.67)
8 中川 陽平 東海大84 29.50 1:02.78 (0.71)









04・23 
さあ、日本選手権・3日目が終了しました!!。毎日毎日、日本新が出ております!!。中村真衣選手、森田智巳選手、50mで日本新です!!。森田選手は絶好調!。しかし、中村真衣選手は本当にすごい!。ここに来て日本新で泳ぐなんて、まだまだ進化中…。山田沙知子選手、やりましたね!。記録もいい!。北島選手、2位ということでまたまた残念という記事が多いですが、まあ100はいけるでしょう!!。松田丈志選手は、さすが!!50秒を切っています!。北川麻美選手、平泳ぎに続いて2冠!。女子の1FRは、世界との差が開きすぎている…。


「日本マスターズ短水路・千葉大会」、第1日目が終了!!。あらいSSにとっては、やっときました、200m&400m種目!。やっぱりこの距離のレースは、のんびりしてていいなあ…。


NEWS
『競泳のパンパシフィック選手権(8月、カナダ・ビクトリア)、世界選手権(来年3〜4月、オーストラリア・メルボルン)などの代表選考会を兼ねた第82回日本選手権第3日は22日、東京辰巳国際水泳場で男女計8種目の決勝を行い、女子800メートル自由形では山田沙知子(コナミ東日本)が8分28秒07で2年ぶりの優勝、アテネ五輪の同種目金メダルの柴田亜衣(チームアリーナ)を400メートルに続いて破った。 男子400メートル自由形は松田丈志(中京大)が3分48秒08の好記録で3連覇。同50メートル背泳ぎでは森田智己(セントラルスポーツ)が3連勝した。森田の25秒39は前日の100メートルに続く日本新記録。同50メートル平泳ぎでは、崎本浩成(早大)が初優勝し、6連覇を狙った日本記録保持者の北島康介(日本コカ・コーラ)は2位に終わった。 女子50メートル背泳ぎは中村真衣(JSS長岡)が28秒56の日本新記録で連覇。同200メートル個人メドレーは北川麻美(大教イトマンSS大宮東)が200メートル平泳ぎに続いて制した。』


NEWS
『これだけ大差で敗れたのは、金メダルを取ったアテネ五輪後では初めてだ。柴田は女子800メートル自由形で山田から8秒以上も遅れて2位に終わり「体が重たくて、全然前に進んでいかなかった」と表情をこわばらせた。3月に腰を痛め、泳ぎのバランスを崩した。不調は雑念となって柴田を苦しめた。「考えすぎて硬くなった。調子がいいときは何も考えずに自然といい泳ぎができている」。無心になりきれなかった柴田の泳ぎには、持ち味の切れのよさがなかった。不調を自覚して戦ったのは、アテネ五輪後で初めての試練だった。しかし落ち込んではいられない。五輪でシンデレラガールとなった柴田は「これで終わるわけではない。一番大きな目標の北京五輪前に経験できてよかったかな」と前向きな言葉を並べた。』


NEWS
『鋭い腕のかき、強いキック、きれいな体の伸び。好調時の泳ぎは、すべてがかみ合った精密機械のようだ。しかし、この日の北島は泳ぎがさび付いているように見えた。男子200メートル平泳ぎで4位と惨敗し、雪辱を期して臨んだ50メートル。0秒03差の2位に終わって連敗を喫した。「感想も何も…。この結果の通りです」。五輪2冠の王者の輝きはない。 スタートは勢いがあったものの、中盤から混戦に。終盤の伸びを欠き、タッチの差で敗れた。50メートルは非五輪種目で本来得意とはしていないが、日本選手権で2種目で敗れたのは1999年以来。屈辱的な敗戦だ。冬場のひじとひざの痛みによる練習不足が、影響している。平井コーチは「キックの際に骨盤が前傾するため、水の抵抗を受け、キックをきかせるひざの動きができない」と説明。北島が言う「空げり、空かき、力の入れすぎ」という泳ぎの乱れを生んでいる。8月のパンパシフィック選手権への出場は、23日の100メートルがラストチャンスだ。しかし、この日の50メートルは自己ベストから0秒52も遅れ、スタミナとともにスピード不足も露呈。「かなり自分を追い込んでレースするしかない」。北島に後がなくなった。』


NEWS
『22日、東京辰巳国際水泳場で行われた競泳の日本選手権第3日の男子50メートル背泳ぎ決勝で森田智己(セントラルスポーツ)が25秒39の日本新記録をマークした。』


NEWS
『22日、東京辰巳国際水泳場で行われた競泳の日本選手権第3日の女子50メートル背泳ぎ決勝で中村真衣(JSS長岡)が28秒56の日本新記録をマークした。』


NEWS
『22日、東京辰巳国際水泳場で行われた競泳の日本選手権男子50メートル背泳ぎ予選で、山口雅文(中大)が25秒53の日本新記録を樹立した。これまでの記録は、宮下純一(ホリプロ)が昨年7月の世界選手権(カナダ・モントリオール)でマークした25秒58。』


選手のコメントです!。


山田沙知子(コナミ東日本)女子800m自由形

予選のときはストロークがつまったり流れたりしたのですが、それが安定してしっかりと合ったのでよかったです。400mの予選が終わったときの「沙知子さんらしいレースができた」という言葉が響いていて、選考などは関係なく、とにかく自分のレースをすることを心がけていました。自分では復活という言葉は好きではないのですが、自分の中でようやく水泳の楽しみ方をもう一度見つけられたと思います。自分のレースが確立できてきたので、またアメリカでもまれてしっかり勝負ができるようになれたらと思います。

柴田亜衣(Tarena)女子800m自由形
昨日と同じでまったくダメです。あまり調子がいい方ではなかったので、とにかく頑張ることだけを頭に入れて泳ぎました。山田さんが隣で泳いでいたのですが、400mくらいから全然ついていけなくなりました。もっともっと泳ぎ込んで、次を頑張りたいと思います。元の絶好調のときの泳ぎに戻したいですね。

中村真衣(JSS長岡)女子50m背泳ぎ
予選の感じからだともう少しいける自信があったのですが、やっと自分の日本記録を塗り替えることができたので、それは満足しています。内定をいただいたことで目標を持ってトレーニングができますが、世界選手権でいい泳ぎができるようにしっかりとまたトレーニングを積んでいきたいです。世界記録はまだまだだと実感したので、それに近いタイムで泳げるようにトレーニングができたらと思います。

森田智己(セントラルスポーツ)男子50m背泳ぎ
ベストだったのでよかったと思います。力を出せば日本新は出ると思っていたので、頑張って泳ぎました。スピードがついていることがタイムにしっかり表れているし、100mの前半も25秒台で入れるという気持ちも出てきました。課題は前半だと感じているので、50mであれだけのタイムで泳げたことは、今後につながるいい練習になったと思います。200mは気持ちが負けてしまうので、最後までしっかり泳げたらいいですね。

三輪芳美(コナミ狭山)女子50m平泳ぎ
勝ててうれしいのですが、タイムも狙っていたのでその部分では悔しいです。日本新記録を出したいと思って練習してきたので。タイムがまだ遅いので、練習が必要だと思いました。100mではまずは勝つことを目標に、1分8秒台もしくは7秒台までいきたいと思います。

崎本浩成(早稲田大)男子50m平泳ぎ
順位にはびっくりしていますけど、タイムが目標に届かなかったので素直に喜べません。いつもは順位が気になりがちでしたが、ふだんの練習どおり力を出し切ることが目標だったので、それがちゃんとできたと思います。100mでもう一度気を引き締めて、代表の内定をもらって、パンパシに臨みたいと思います。派遣標準記録Tを目標に1年間やってきたので、明日はそれを切って、世界水泳の内定が出るように頑張りたいと思います。

北島康介(日本コカ・コーラ)男子50m平泳ぎ
記録があまりにも遅いので、何とかアップで泳ぎを修正して、少しでも速い記録を考えていました。あとがないので、自分を追い込んでレースするしかない。時間が限られていますが、明日の朝泳いでみて集中していくことですね。

北川麻美(イトマン大教)女子200m個人メドレー
まさかベストが出ると思っていなかったので、すごくうれしかったです。今日は両親と姉が来ているので、いちばん喜びを伝えたいです。少しは自分自身に強くなったと思います。これからも伸びていく第一歩として、強くなっていくために自信をつけたいです。姉に電話で「せっかく来たんだから頑張れ」と言われ、それで燃えました。ここまで来たので明日もう一度、優勝とベストを目指して頑張ります。

浦部紀衣(コナミ西日本)女子100m自由形
自分らしく自分に集中していこうと泳いだので、人を気にせず泳いだのがよかったと思います。前半のスピードが外国人と違うので、まずはスピードを上げてなおかつそのスピードを持続できるような泳ぎをしていきたいと思います。

松田丈志(中京大)男子400m自由形
前半がちょっと速かったかなという気がします。もうちょっと前半の200mを抑えてというか、落ち着いていければ、派遣標準記録Iを切れたと思うので、そのあたりが悔しいです。この400m自由形は世界選手権まで見据えていたので、そこまで決められなかったことが悔しいです。自由形は練習からすごく調子が良かったですし、自信はありました。


第82回(2006年度) 日本選手権
第3日目 決勝

女子 800m 自由形 決勝
1 山田沙知子 コナミ東日本82 8:28.07 (0.75)
1:01.36 2:05.26 3:09.13 4:12.95 5:16.84 6:21.22 7:25.58
2 柴田 亜衣 Tarena 82 8:36.74 (0.86)
1:02.34 2:06.86 3:11.16 4:16.01 5:20.62 6:26.19 7:31.94
3 貴田 裕美 群馬藤岡SS 85 8:45.06 (0.70)
1:03.12 2:08.47 3:14.16 4:19.95 5:26.34 6:32.68 7:39.31
4 越智麻土香 近畿大学85 8:48.48 (0.87)
1:04.13 2:10.13 3:16.36 4:22.66 5:28.54 6:35.57 7:42.53
5 米永 智香 鹿屋体育大学86 8:49.45 (0.80)
1:02.43 2:07.79 3:13.99 4:20.83 5:28.53 6:36.55 7:44.01
6 岩井 佳苗 COSPA 瓢箪山85 8:49.88 (0.74)
1:02.51 2:08.19 3:15.46 4:22.83 5:30.55 6:37.86 7:45.31
7 小林 悠媛 イトマン86 8:52.36 (0.87)
1:03.58 2:09.59 3:16.15 4:23.53 5:30.69 6:38.13 7:46.19
8 宮部加奈子 枚方SS 89 8:54.79 (0.70)
1:03.25 2:09.65 3:16.99 4:24.43 5:32.31 6:40.42 7:49.07

女子 50m 背泳ぎ 決勝
1 中村 真衣 JSS 長岡79 28.56 日本新(0.59)
2 中村 礼子 東京SC 82 28.85 (0.60)
3 伊藤 華英 セントラルスポーツ85 29.00 (0.61)
4 竹村 幸 イトマン89 29.23 (0.57)
5 高橋 知美 日本大87 29.56 (0.61)
6 鈴川 麻美 イトマン東海90 29.68 (0.59)
7 及川真沙紀 ビューホテル84 29.70 (0.56)
8 酒井 志穗 BSS 古賀90 29.71 (0.50)

男子 50m 背泳ぎ 決勝
1 森田 智己 セントラルスポーツ84 25.39 日本新(0.50)
2 古賀 淳也 イトマン埼玉87 25.49 (0.54)
3 山口 雅文 中央大84 25.53 (0.57)
4 大林 一樹 イトマン埼玉89 25.55 高校新(0.59)
5 宮下 純一 ホリプロ83 25.63 (0.58)
6 内田 征平 セントラルスポーツ87 26.01 (0.51)
7 渡邉 一樹 セントラル東戸塚87 26.04 (0.48)
8 青木 英明 法政大85 26.39 (0.52)

女子 50m 平泳ぎ 決勝
1 三輪 芳美 コナミ狭山85 32.11 (0.74)
2 中村沙耶香 日本体育大87 32.54 (0.79)
3 橋本 千佳 イトマン89 32.67 (0.72)
4 佐藤かほり 日体大学院81 32.72 (0.67)
5 松島 美菜 セントラルスポーツ91 32.76 (0.80)
6 川辺芙美子 イトマン84 32.77 (0.71)
7 田村菜々香 東海大87 33.15 (0.73)
8 小糸 和 ル・水戸88 33.36 (0.78)

男子 50m 平泳ぎ 決勝
1 崎本 浩成 早稲田大84 28.27 (0.66)
2 北島 康介 日本コカ・コーラ82 28.30 (0.70)
3 岡晃一郎 筑波大86 28.53 (0.68)
4 本多 勇樹 日本体育大85 28.82 (0.59)
5 今村 元気 ムラサキSP 82 28.83 (0.66)
6 正中 輔 ウォーターメイツ80 28.86 (0.63)
7 吉田 光宏 早高教82 28.88 (0.72)
8 大崎 拓朗 東海大88 28.90 (0.69)

女子 200m 個人メドレー 決勝
1 北川 麻美 イトマン大教87 2:15.14 (0.75)
30.34 1:06.92 1:44.60
2 藤野 舞子 キャラノ83 2:16.01 (0.73)
29.95 1:03.42 1:43.26
3 森下 愛子 日本体育大84 2:16.55 (0.63)
29.67 1:04.24 1:44.12
4 赤木裕加子 岡山大85 2:16.78 (0.73)
30.61 1:05.85 1:44.64
5 木下 美穂 東海大87 2:16.82 (0.75)
29.77 1:04.39 1:44.31
6 天野 美沙 桐蔭横浜大86 2:17.49 (0.77)
30.77 1:06.12 1:45.54
7 加藤 和 福島SS 90 2:18.00 (0.87)
30.11 1:05.86 1:45.66
8 中村 咲子 東京SC 90 2:18.85 (0.71)
30.01 1:04.49 1:46.42

女子 100m 自由形 決勝
1 浦部 紀衣 コナミ西日本86 27.52 56.43 (0.68)
2 三田 真希 コナミ西日本83 27.85 56.56 (0.75)
3 上田 春佳 東京SC 88 27.92 56.71 (0.79)
4 岩優 アクラブ藤沢85 27.57 56.87 (0.82)
5 山田 香ニ スポ元住吉81 27.70 57.00 (0.82)
6 青木 慧 東京ドーム87 27.44 57.01 (0.78)
7 田中 紘 埼玉栄88 27.47 57.25 (0.75)
8 重田智絵美 柏洋・柏85 27.93 57.64 (0.70)

男子 400m 自由形 決勝
1 松田 丈志 中京大84 3:48.08 (0.74)
26.26 54.44 1:23.33 1:52.31 2:21.52 2:51.09 3:20.28
2 松本 尚人 日本大84 3:53.17 (0.79)
27.32 56.06 1:25.47 1:54.86 2:24.26 2:54.09 3:23.94
3 内田 翔 セントラルスポーツ87 3:55.05 (0.72)
27.95 57.28 1:26.94 1:56.74 2:26.35 2:56.57 3:26.25
4 土岐 健一 鶴岡SC 88 3:55.90 (0.67)
27.39 57.01 1:26.81 1:56.74 2:27.01 2:57.31 3:27.47
5 櫻井 裕司 東京SC 84 3:56.03 (0.66)
26.12 55.06 1:25.08 1:55.91 2:26.40 2:57.09 3:27.49
6 栗田 康弘 早稲田大86 3:56.07 (0.61)
26.80 55.90 1:25.68 1:55.72 2:25.97 2:56.35 3:26.82
7 物延 靖記 セントラルスポーツ85 3:56.18 (0.74)
26.73 55.74 1:25.71 1:55.94 2:26.12 2:56.69 3:26.54
8 村崎 悠太 日本大85 4:01.81 (0.67)
27.70 57.81 1:28.40 1:59.28 2:30.38 3:01.71 3:32.85









04・22 
日本選手権・2日目が終了しました!!。この日は、なんと言っても森田選手の記録です!。な、なんと53秒台です!!。日本選手で53秒台が出るとは…これは、世界でも完全にTOPですね!。あまりにすごい記録にビックリです!!。私は予選を見に行ったのですが、とにかく伊藤華英選手が絶好調でしたので決勝に期待していましたが、やはり優勝でした!!。そして記録も素晴らしい!!。そして、矢野選手、中西選手の08秒台!!。これも素晴らしい!!。特に中西選手は、フォームを変えたとかで、「短水路日本選手権」ときにあまりに腰が沈んでいたので、これが完成形なのか…??と不安でしたが、違いましたね。男子バタフライ、柴田選手、55秒台とは素晴らしい!!。これは今季世界最高かも。


本日の「日本選手権・3日目」に「松田仁美さん」が出場します!。がんばってください〜!。


あらいSSは、本日「日本短水路マスターズ・千葉大会」に出場します!。出場の皆さん、がんばろう!!。


NEWS
『競泳のパンパシフィック選手権(8月、カナダ・ビクトリア)、世界選手権(来年3〜4月、オーストラリア・メルボルン)などの代表選考会を兼ねた第82回日本選手権第2日は21日、東京辰巳国際水泳場で男女計8種目の決勝を行い、男子100メートル背泳ぎでは、森田智己(セントラルスポーツ)が53秒85の日本新記録で5連覇を果たした。森田は2位の山口雅文(中大)とともに世界選手権代表の座を手中にした。 女子100メートル背泳ぎは伊藤華英(セントラルスポーツ)が1分0秒65で制し、2位の中村礼子(東京SC)とともに世界選手権代表に内定。同200メートルバタフライでは、矢野友理江(コナミ西日本)が2分8秒34で初優勝し、中西悠子(枚方SS)の6連覇を阻んだ。男子200メートルバタフライは柴田隆一(チームアリーナ)が1分55秒27で優勝。矢野、中西、柴田の3人も同代表に決まった。 このほか男子1500メートル自由形は、土岐健一(鶴岡SC)が15分17秒03の高校新記録で制した。』


NEWS
『競泳の日本選手権第2日は21日、東京辰巳国際水泳場で男女計8種目の決勝などを行い、男子1500メートル自由形は山形・鶴岡工高3年の土岐健一(鶴岡SC)が15分17秒03の高校新記録で初優勝した。従来の記録は井上優(東京・世田谷学園高)が2000年に出した15分23秒85。同400メートル個人メドレーは昨年の世界選手権6位の佐野秀匡(アクラブ調布)が4分16秒78で2連覇した。今大会はパンパシフィック選手権(8月・ビクトリア=カナダ)世界選手権(来年3−4月・メルボルン)などの代表選考会を兼ねている。』


NEWS
『競泳の日本選手権第1日は20日、東京辰巳国際水泳場で男女計7種目の決勝などを行い、男子二百メートル平泳ぎで、昨年3位からの雪辱をかけたアテネ五輪百メートル、二百メートル金メダリストの北島康介(23)=日本コカ・コーラ=が4位と惨敗した。木村太輔(自衛隊)が初優勝。女子四百メートル自由形は山田沙知子(コナミ東日本)が、柴田亜衣(チームアリーナ)を抑え2年ぶり7回目の優勝。男子五十メートルバタフライは、高安亮(コナミ東日本)が23秒91の日本新記録で2年連続3回目の優勝を飾った。男子百メートル自由形は、予選で日本人2人目の50秒を突破する49秒92をマークした小島貴光(コナミ東日本)が初優勝した。華やかな表彰式が行われていたころ、北島は薄暗いインタビューエリアにいた。「表彰台にも上がれなくて…。情けないレースをした。みんな速かった」。淡々とした口調に、かつての有言実行男の面影はない。リベンジをかけた因縁の二百メートルから1年。“世界の北島”が、また負けた。昨年のVTRを見るようだった。前半から飛ばし、百メートルは首位で折り返した。しかし、今村との差は0秒31。百五十メートルでは、木村に0秒08差に迫られた。残り五十メートル、終盤勝負をもくろむ2人を抜くスタミナは、もうなかった。最後は大学生の末永にも差された。「持っている力を出せば大丈夫というのが、心のどこかにあった。勝負にいっても負けたと思う」。二百メートルで表彰台を逃したのは、国内では00年の日本選手権の4位以来。五輪、世界選手権などの国際的なビッグレースでは、シドニー五輪の予選落ち以来になる。練習不足がたたった。先月、1カ月にわたる米フラッグスタッフでの高地合宿の終盤、両ひざを痛めた。2月の短水路日本選手権は、右ひじの故障で欠場した。体に不安を抱えたまま、06年初レースを迎えていた。今回は3つの国際大会の選考会を兼ねるが、これで代表の道が閉ざされたわけではない。「百メートルは大丈夫だろうという気持ちを捨てて、最低限の泳ぎをしたい。五輪までは時間もある」。まだ五十メートルと百メートルが残っているものの、今の北島には不安がつきまとう。』


NEWS
『日本オリンピック委員会(JOC)は21日、2016年夏季五輪国内立候補都市評価委員会(委員長・林務専務理事)の初会合を開いた。 会合では、8月30日に予定している国内候補都市の一本化に向けたスケジュールなどを確認。7月中に各都市の現地調査を行い、8月17日に評価報告書を作成、国内立候補都市選定委員会に提出することなどを申し合わせた。林委員長は「透明度を高め、公平性を打ち出す作業にしていきたい」などと話した。』


選手のコメントです!。

土岐健一(鶴岡SC)1500m自由形
昨日の予選がダメだったので、決勝で自己ベストを出して優勝したいと思っていました。昨日は後半に落ちたので、最初からスピードを生かして泳ぐことを頭の中で考えていました。体は大きくないですが、泳ぎでカバーできているので、泳ぎの仕方が自分の強みだと思います。自己ベストを出してそれから結果だと思っていたので、優勝までは考えていませんでした。パンパシに出られるので、そこで自己ベストを出していいタイムで決勝に残りたいと思います。

佐野秀匡(アクラブ調布)400m個人メドレー
ずっと日本記録と言って、決勝も狙っていたんですけど、終盤失速して残念でした。前半は日本記録を上回れる力を持っているのですが、課題の後半がまだまだでした。自由形は苦手ではないですが、今回は記録を狙って力んだことが後半に出たと思います。200mがまだ残っているので、そこで日本記録を出したい。世界選手権まで選ばれるレースがしたいと思います。世界大会では200m、400mともに表彰台に上れるように頑張ります。

伊藤華英(セントラルスポーツ)100m背泳ぎ
日本新ではないので悔しいです。自己ベストで速いタイムだと思うんですが、次に泳いだ森田選手が53秒85だったのでかなり悔しくなりました(笑)。派遣標準記録Iを切ることが大前提だったので、ホッとしています。コーチからは自分のレースだけをしろと言われました。100mは出だしが重要だと思っていたので、レース前はバサロの練習はしました。去年のモントリオールは4位と悔しい結果だったので、世界で戦うからにはチャンスを生かしてメダルを狙いたい。

中村礼子(東京SC)100m背泳ぎ
優勝できなかったので悔しいですけど、自己ベストだったので200mにつながるレースだったと思います。今日のレースに限っては積極的に行くことを心がけていたのですが、最後に失速してしまった部分は悔しいですね。レース前はすごく不安でしたが、一本目を予選で泳いでみて自分の調子が分かったので決勝は思い切りレースをしようと思いました。明日の50mは28秒台を目指して、最終日の200mでは日本記録更新の2分8秒を目指して頑張りたいと思います。

森田智巳(セントラルスポーツ)100m背泳ぎ
53秒台が出たのでホッとしています。若いうちは自分を大きく見せるというか、そうしないと周りのプレッシャーなどに勝てない。負のパワーを力にしていた部分があったのですが、今は純粋に泳ぎを見てもらえれば十分かなと思っています。コーチとは「決勝は予選くらいの楽な気持ちで前半入って、予選では後半抜いた部分があったのでそこをしっかり頑張るつもり」と話しました。53秒台後半で、世界でどこまで行けるか自分でも正直言えば分からないのですが、やはり金メダルが欲しいので、もっと速くならないとダメですね。残りの種目については、今日の夜美味しいものでも食べながら考えたいと思います。

柴田隆一(Tarena)200mバタフライ
ホッとしています。これでようやく、夜ぐっすり眠れそうでよかったです。山本選手、松田選手いう2人の銀メダリストにずっと勝ちたいと思ってたので、勝ててよかった。前半から積極的に飛ばしていくのが持ち味なのでそれで行こうと思っていたのですが、あとでペースを見たら行き過ぎかなと思いました。今回ラスト25mがすごくキツかったのですが、絶対に勝ちたいと思っていたのでいいタイムが出てよかったと思います。世界水泳では前回の雪辱を晴らしたい。3月まで時期があるので、夏のパンパシで日本記録を更新してメダルを取ることを考えて練習していきたいと思います。日本の強豪に勝てたので、次は世界に目を向けて戦っていきたいです。

矢野友理江(枚方SS)200mバタフライ
決勝では中西選手が来るかなと思っていたので、最後は必死で一番にタッチしようと思って頑張りました。中西選手のプレッシャーは感じていて、すごくドキドキしていました(笑)。ゴールしたとき最初は分からなかったんですけど、電光掲示板を見たら一番が私ですごくびっくりしてうれしかったです。世界水泳では、決勝に進んでメダルを狙っていきたいと思っています。

三田真希(コナミ西日本)200m自由形
予選で1位になったけど、ちゃんと気を引き締めて決勝で勝てたということがうれしいです。練習のときから浦部選手と争うことを想定して練習できていたので、予想通り最後は浦部選手と2人で1、2を取ることができてよかったと思います。練習場所を変えて、今までどこか不安を持ちながらレースに臨んでいるというのがここ何年か続いていたんですが、今年は落ちるところまで落ちてしまったので、あとは這い上がるだけという気持ちでした。すごく試合自体を楽しめたし、それが優勝という結果につながったと思います。新しい環境の中でいろんな方に支えられてここまでやってこれているので、恩返しができたことはよかったと思います。

櫻井裕司(東京SC)200m自由形
3年間200mで優勝することが目標で、一つかなえられたのでうれしいです。チームが初日につまずいて自分もショックを受けたのですが、それに流されるのではなく、僕がいい結果を出してみんなにいい影響を与えられるように泳ぎました。代表に入れたことは素直にうれしいです。代表に入るからにはちゃんとした記録で世界と戦えるようにこれから頑張りたいです。



第82回(2006年度) 日本選手権
第2日目 決勝

男子 1500m 自由形 決勝  
1 土岐 健一 鶴岡SC 88 高3 8:08.77 15:17.03 高校新(0.69)
59.21 2:00.31 3:02.00 4:03.32 5:04.73 6:05.97 7:07.22
8:08.77 9:10.36 10:11.84 11:13.21 12:14.61 13:15.81 14:17.22
2 石村 元 中央大85 大3 8:12.99 15:25.16 (0.75)
59.37 2:01.48 3:03.72 4:05.93 5:07.72 6:09.62 7:11.15
8:12.99 9:14.91 10:16.98 11:18.20 12:20.96 13:23.53 14:25.07
3 園中 良次 福岡大85 大3 8:11.09 15:25.93 (0.83)
58.55 1:59.79 3:00.79 4:02.76 5:04.54 6:06.70 7:08.70
8:11.09 9:13.28 10:15.53 11:17.96 12:20.32 13:22.55 14:25.03
4 山 裕基 コパン可児82 8:16.69 15:33.78 (0.85)
59.49 2:01.52 3:03.91 4:06.42 5:08.95 6:11.27 7:14.07
8:16.69 9:19.29 10:22.04 11:24.75 12:27.67 13:30.45 14:32.94
5 小島涼太朗 中央大87 大1 8:17.28 15:39.41 (0.80)
58.39 2:00.41 3:03.03 4:05.56 5:08.35 6:11.32 7:14.32
8:17.28 9:20.45 10:23.70 11:27.14 12:30.35 13:34.21 14:38.21
6 松村 剛 セントラルスポーツ84 大4 8:23.07 15:46.82 (0.72)
59.95 2:02.34 3:05.46 4:09.09 5:12.54 6:16.27 7:19.94
8:23.07 9:26.14 10:29.58 11:33.36 12:37.45 13:41.21 14:44.83
7 東郷 貴之 コナミ西葛西87 大1 8:23.57 15:47.29 (0.86)
58.07 2:00.81 3:03.57 4:06.84 5:10.85 6:14.75 7:19.05
8:23.57 9:28.08 10:32.22 11:35.66 12:39.28 13:43.00 14:45.97
8 西尾 裕樹 筑波大88 大1 8:22.64 15:57.18 (0.71)
59.24 2:01.66 3:04.33 4:07.45 5:11.39 6:15.23 7:18.95
8:22.64 9:26.73 10:31.21 11:35.76 12:40.86 13:46.90 14:52.41

男子 400m 個人メドレー 決勝 
1 佐野 秀匡 アクラブ調布84 4:16.78 (0.63)
26.40 56.52 1:29.66 2:02.50 2:39.00 3:16.22 3:46.74
2 谷口 晋矢 自体校81 4:17.07 (0.84)
27.25 58.14 1:32.09 2:05.21 2:41.69 3:18.22 3:48.08
3 奥出 泰史 ZEN HOLDINGS 83 4:19.01 (0.71)
27.17 58.64 1:32.51 2:06.13 2:42.87 3:19.51 3:49.62
4 三木 二郎 speedo 83 4:22.83 (0.67)
27.17 58.36 1:32.13 2:05.27 2:42.58 3:20.98 3:52.72
5 庄司 有太 中央大84 4:23.41 (0.69)
26.80 58.08 1:30.97 2:04.84 2:43.45 3:22.92 3:53.78
6 田渕 晋 コナミ東日本80 4:23.76 (0.78)
27.49 58.60 1:32.58 2:06.35 2:43.98 3:22.22 3:53.24
7 吉井 純 尼崎SS 82 4:24.11 (0.66)
27.10 58.59 1:33.31 2:08.14 2:45.02 3:22.14 3:53.90
8 藤本 翔大 法政大84 4:24.63 (0.63)
27.46 58.71 1:33.02 2:06.93 2:44.18 3:21.62 3:53.77

女子 100m 背泳ぎ 決勝
1 伊藤 華英 セントラルスポーツ85 29.71 1:00.65 (0.64)
2 中村 礼子 東京SC 82 29.44 1:00.88 (0.59)
3 寺川 綾 近畿大学84 29.99 1:01.52 (0.54)
4 五十嵐貴美 鹿屋体育大学84 30.67 1:02.31 (0.67)
5 齊藤 喜子 東海大翔泳会83 30.54 1:02.33 (0.57)
6 竹村 幸 イトマン89 30.87 1:02.63 (0.59)
7 福田 智代 群馬藤岡SS 89 30.79 1:02.96 (0.61)
8 曽我部里奈 日本体育大85 30.72 1:03.33 (0.65)

男子 100m 背泳ぎ 決勝
1 森田 智己 セントラルスポーツ84 26.32 53.85 日本新(0.51)
2 山口 雅文 中央大84 26.27 54.52 (0.57)
3 宮下 純一 ホリプロ83 26.19 54.67 (0.58)
4 中野 高 イトマン昭島84 26.81 55.44 (0.53)
5 内田 征平 セントラルスポーツ87 27.15 55.77 (0.52)
6 山野井健太 KSG ときわ82 26.96 55.79 (0.56)
7 入江 陵介 イトマン90 27.25 55.82 (0.56)
8 渡邉 一樹 セントラル東戸塚87 27.04 56.09 (0.48)

女子 200m バタフライ 決勝
1 矢野友理江 コナミ西日本88 2:08.34 (0.79)
29.22 1:02.07 1:35.14
2 中西 悠子 枚方SS 81 2:08.55 (0.67)
29.17 1:02.31 1:35.58
3 秋山 夏希 甲府SS 91 2:11.05 (0.82)
29.90 1:03.15 1:36.92
4 春口沙緒里 大野城SC 87 2:12.08 (0.69)
29.46 1:02.68 1:36.95
5 南園 遥 BSS 古賀90 2:12.23 (0.82)
30.19 1:03.75 1:37.65
6 飯窪 麻未 山梨学院大87 2:12.89 (0.76)
29.78 1:04.17 1:38.51
7 乙部 舞 ユアー蕨88 2:13.68 (0.72)
29.73 1:03.33 1:38.39
8 奥村 綾香 イトマン88 2:14.98 (0.68)
30.08 1:04.40 1:39.06

男子 200m バタフライ 決勝
1 柴田 隆一 Tarena 83 1:55.27 (0.66)
25.75 54.43 1:24.09
2 山本 貴司 近畿大学職員78 1:57.02 (0.68)
26.15 55.61 1:25.76
2 松田 丈志 中京大84 1:57.02 (0.72)
26.56 56.13 1:26.54
4 坂田 龍亮 セントラルスポーツ85 1:58.27 (0.67)
26.80 56.32 1:27.00
5 横山 悠生 山梨学院大84 1:58.79 (0.65)
26.46 56.92 1:27.84
6 染原大三郎 JSS エビス87 1:59.19 (0.76)
26.66 56.57 1:27.65
7 武藤 慎 東京SC 84 1:59.21 (0.65)
26.75 57.37 1:28.60
8 金田 和也 金田SC 87 2:00.23 (0.66)
26.55 56.98 1:28.55

女子 200m 自由形 決勝
1 三田 真希 コナミ西日本83 2:00.13 (0.72)
28.47 58.83 1:29.92
2 浦部 紀衣 コナミ西日本86 2:00.57 (0.67)
28.07 58.62 1:29.56
3 上田 春佳 東京SC 88 2:00.85 (0.79)
28.62 59.04 1:30.31
4 高鍋 絵美 鹿屋体育大学85 2:02.22 (0.71)
29.05 59.84 1:31.22
5 長谷川幸美 山梨学院大85 2:02.58 (0.76)
28.91 59.98 1:31.45
6 田中 紘 埼玉栄88 2:03.11 (0.76)
28.81 59.70 1:31.60
7 山口 美咲 イトマン90 2:03.30 (0.75)
29.08 1:01.07 1:32.11
8 田井中千加 イトマン京都91 2:03.95 (0.72)
29.08 1:00.31 1:32.30

男子 200m 自由形 決勝
1 櫻井 裕司 東京SC 84 1:49.84 (0.70)
25.99 53.65 1:22.04
2 細川 大輔 グンゼスポーツ82 1:50.11 (0.69)
25.72 54.02 1:22.49
3 小島 貴光 コナミ東日本81 1:50.18 (0.74)
25.12 53.01 1:21.86
4 奥村 幸大 イトマン83 1:50.55 (0.69)
26.40 54.79 1:22.86
5 物延 靖記 セントラルスポーツ85 1:50.82 (0.75)
26.35 54.87 1:23.48
6 松野 圭介 山梨学院C 83 1:50.85 (0.65)
26.31 55.27 1:23.79
7 内田 翔 セントラルスポーツ87 1:50.88 (0.68)
26.29 54.63 1:22.96
8 松本 尚人 日本大84 1:51.03 (0.76)
26.37 54.30 1:22.94










04・21 
さあ、「日本選手権」開幕です!!。初日から波乱の幕開けです!!。雑誌「SWIM」にも書いたとおり、五輪の中間の年は、番狂わせが多いんです!!。この日の一番のNEWSは、高安選手の日本新!だと思うのですが、マスコミは全て「北島4位!!」ですね!。これは本人も大変悔しいと思いますが、4人が12秒台って、すごいハイレベルですよね!。北島選手も決して悪い記録じゃないのに…。日本の男子の平泳ぎのレベルがものすごく高くなりました!!。そして、「山田沙知子選手」よかったですね!!。記録もいいし、本人もうれしいと思います!。そして藤野舞子選手、さすが、順当に優勝!!。男子100m自由形、またまたやりました!国内第2号の49秒台!!「小島貴光選手」。今回は細川選手がいけるかと思っていたのですが残念!。女子平泳ぎは、北京までに25秒台くらいまで来れるといいが…。


NEWS『男子200メートル平泳ぎで2連覇を狙った今村(ムラサキスポーツ)は、0秒03差で2位にとどまった。残り50メートルまでは北島をペースメーカーに見立てた理想的な展開に持ち込んだが、終盤の勝負で木村に敗れた。「150メートルで勝ったと思ったのに…。最後は(北島)康介を意識しすぎた」と悔やんだ。』


NEWS
『男子200メートル平泳ぎで4位に終わった。北島が日本選手権で3位に入れなかったのは2000年以来だ。「表彰台にも上がれなかったし、情けないレースをしてしまった。みんな速かった」。さばさばと語り、負けを認める姿には、アテネ五輪で2冠を達成した当時の存在感は感じられない。得意のスタートで頭一つ飛び出した。しかしリードは広げられない。150メートルをトップでターンした後、小差で食らい付いていた木村、今村、末永にゴール前でかわされてしまった。東京・本郷高時代からシドニー五輪に出場するなど、世界の第一線で活躍してきた。まだ23歳だが、疲労が体に蓄積しているのだろう。「痛みが出たり、練習ができないことが多くなっている」と言う。今大会前には右ひじと両ひざを痛めて、十分な調整はできず、終盤のスタミナ切れにつながった。敗れた理由の一つには周囲のレベルアップもある。木村は「今年は優勝するつもりで臨めた」ときっぱり。別格だった北島も、ライバルたちにとっては手の届かない目標ではなくなっている。50、100メートルでパンパシフィック選手権の代表に入れば、世界選手権で200メートルを泳ぐチャンスはある。「この悔しい気持ちを忘れてはいけない」。22日の』


NEWS『五輪金メダリストの泳ぎではなかった。女子400メートル自由形で山田に敗れて2位に終わった柴田は、後半ずるずると遅れ「体が動かなかった」と振り返った。3月に腰の痛みで5日間練習できなかった。その影響で左右の泳ぎのバランスが崩れ、レース中も気になった。「400メートルのことは忘れて800メートルと1500メートルで派遣標準記録を切りたい」と気持ちを入れ替えた。』


NEWS
『男子50メートルバタフライは高安が予選、決勝と日本新を連発し、3度目の日本一。「自己ベストを出したかったし、決勝でさらに上回ることができてうれしい」と笑みを見せた。最大の目標は100メートルの連覇だ。ベテランの山本(近大職)の復帰で激戦になるだけに「100メートルが速くなるために前半のスピードが必要。だれが勝ってもおかしくない50メートルで勝てたことは自信になった」と手応えを話した。』


NEWS
『激戦となった男子100メートル自由形は小島が50秒16で初優勝。昨年優勝の細川(グンゼスポーツ)を後半に逆転して「ずっと狙っていた。(5位に終わった)昨年は調子が悪くてうまく泳げなかったので、とてもうれしい」と表彰台で感激に浸った。予選で49秒92を出し、日本選手として2人目の49秒台突入を果たした。「決勝は(49秒71の)日本新を狙っていたので悔しさもあるけど、このまま勢いにのっていきたい」と甘いマスクの24歳は意気込んだ。』
山田沙知子(コナミ東日本)400m自由形
自分が思っていたよりも泳げたというのがうれしかったです。自分でゲームプランを立てましたが、自分を信じて泳げれば一番いいと思っていました。アップに行く前、友達から「沙知子さんらしいレースを久しぶりに見ました」と言われて、そんな風に見えていたんだと思ったらすっと入っていけました。久々に自分自身納得していた予選のレースだったので、すごくいい弾みになったと思います。


選手のコメントです!。

柴田亜衣(Tarena)400m自由形
ストロークのバランスに違和感があって、左がかけていないのを気にしすぎた感じはありました。400mのことは忘れて、800mは派遣標準IIは最低でも切りたいと思います。世界大会はまだ決定じゃないと思うので、気持ちを800mに向けていきたい。

加藤ゆか(山梨学院大)50mバタフライ
タイムには不満があります。今回は今までにない緊張があって不安でしたが、今日一日が終わってすごく安心しています。これからもっとタイムを上げていけたらと思います。

土肥亜也子(コナミ東日本)50mバタフライ
予選、決勝と続けて1位だったのでよかったと思います。予選はタッチが合わなかったので、決勝は必ず合わせようと意識しました。100mはスピードを生かして、前半からトップで最後まで行きたいと思います。日本記録を目指したいと思います。

高安亮(コナミ東日本)50mバタフライ
予選に引き続きベストを出せたということで、すごくうれしいです。50mになると誰が勝ってもおかしくないレースになるので、その中で勝てたことがすごくうれしいです。世界選手権では、準決勝に行けるかくらいのタイムだと思いますので、まだまだスピードを上げなければいけない。勝負したいのは100mなので、やはり50mをもっと速くなって、前半勝負したいと思います。山本貴司選手は憧れの人。かなりいいタイムで来ると思うので、なるべく近づけるように頑張りたいです。

藤野舞子(キャラノ)400m個人メドレー
狙っていたタイムが出ず、ベストも更新できなかったので、結果としてはすごく悔しいです。せめてタイムが悪くても派遣標準は切りたかった。4分45秒というタイムには納得していません。予選よりも決勝の方がタイムを上げられる自信があったので、行けるところまで行こうと思っていました。フリーで体が動かなくなってしまったので、そこがダメでした。メンタルで少し足りない部分があったと反省しています。200mではいい結果を出して、パンパシの代表に選ばれたい。この試合で世界水泳の代表を決めて、北京に向けてしっかり練習していきたいと思います。

小島貴光(コナミ東日本)100m自由形
勝ったのでよかったですが、日本新を狙っていたので悔しい気持ちもあります。予選で49秒を出して、決勝でもう一回出さなければという気持ちがどこかでプレッシャーになっていたと思います。今年中に日本新記録を出して、派遣標準を目標にしたい。世界で戦うには48秒を出さなければいけないので、49秒を切るか切らないかなんて言っていられない。49秒はいつでも出せるようにしたいと思います。今後のレースは積極的に行きたいと思います。前半速くならないと後半も伸びてこないので、そこを気をつけて頑張っていきたいと思います。

北川麻美(イトマン大教)200m平泳ぎ
去年のことは思い出さないようにして、自分の泳ぎをしようとしました。ベストが出なかったことはまだ足りなかったと思いますが、予選が1位で、決勝も1位になれたことは自信になりました。表彰台の一番上は気持ちがいいですね。萩原智子さんからいただいた「克己」という言葉は自分の中でも最大の目標なので、これからも守っていきたいと思います。今のままでは世界では戦えないと思うので、もっともっと速くなって早く世界で戦えるようになりたいです。

木村太輔(自体校)200m平泳ぎ
何人かの記者さんに「僕が勝つ」と宣言していたので、それが達成できてうれしいです。(今村)元気と「もう一度2人で世界に」と言って頑張っていたので、それができたのでよかった。派遣標準を争う戦いに末永選手もいるし、北島選手も100mで代表を取れば争ってくると思います。元気は昔からのライバルで、康介もライバルですし、今はまだ勝った事自体がどれほど大きな意味を持っているのか自分でもわかっていないですけど、それに負けないように頑張ります。

今村元気(ムラサキSP)200m平泳ぎ
2位になってしまったのは、ちょっと(北島)康介を意識しすぎた。途中まで康介に並んでいたので「勝った」と思ったら後半は泳ぎがバタバタになってしまい、最後は両サイドからつめられてしまった。タイムもすごく遅いですし、悔いが残るレースになってしまいました。100mくらいまでは予定通りのレースでしたが、後半はちょっと焦ってしまった感じです。なんとか連覇はしたかったけど、悔しいですね。でも、これで世界の舞台で戦えるので、そこでベストタイムを出していきたいと思いますし、鍛え直します。

北島康介(日本コカ・コーラ)200m平泳ぎ
表彰台にも届かなかったので、情けないレースをしてしまったと思います。予選より体は動いたので、もう一度やり直したい。僕が先に出て追われるという展開は考えていましたが、レース展開というより自分がどういう泳ぎができるかと思っていました。日本選手権はまだ終わっていないので、気持ちを切り替えて50m、100mで頑張りたいと思います。


第82回(2006年度) 日本選手権
第1日目 決勝

女子 400m 自由形 決勝
1 山田沙知子 コナミ東日本82 4:09.63 (0.76)
29.29 1:00.76 1:32.48 2:04.32 2:35.87 3:07.76 3:38.98
2 柴田 亜衣 Tarena 82 4:12.37 (0.88)
29.43 1:00.73 1:32.36 2:04.53 2:36.56 3:08.81 3:40.90
3 矢野友理江 コナミ西日本88 4:14.62 (0.80)
29.51 1:01.34 1:33.04 2:05.18 2:37.45 3:10.20 3:42.71
4 貴田 裕美 群馬藤岡SS 85 4:16.82 (0.71)
30.36 1:02.24 1:34.62 2:06.88 2:39.33 3:11.89 3:44.75
5 小野 友愛 コナミ西日本89 4:17.93 (0.74)
30.22 1:02.93 1:35.79 2:08.98 2:41.56 3:14.50 3:46.81
6 越智麻土香 近畿大学85 4:18.13 (0.89)
31.09 1:03.87 1:36.58 2:09.33 2:41.97 3:14.48 3:46.77
7 高鍋 絵美 鹿屋体育大学85 4:18.26 (0.77)
29.87 1:02.55 1:35.45 2:08.56 2:41.51 3:14.56 3:47.11
8 米永 智香 鹿屋体育大学86 4:18.45 (0.80)
30.64 1:02.58 1:35.21 2:07.69 2:40.60 3:13.58 3:46.88

女子 50m バタフライ 決勝
1 加藤 ゆか 山梨学院大86 27.13 (0.67)
1 土肥亜也子 コナミ東日本80 27.13 (0.74)
3 押味 正恵 JSS 長岡86 27.34 (0.85)
4 山下 祐芽 福岡大84 27.53 (0.66)
5 中村 望美 イトマン88 27.55 (0.75)
6 宮竹 由紀 青山学院大86 27.61 (0.68)
7 堀家 未央 ビューホテル83 27.80 (0.69)
8 渡邉 梢 鹿屋体育大学86 28.18 (0.75)

男子 50m バタフライ 決勝
1 高安 亮 コナミ東日本81 23.91 日本新(0.68)
2 北本 拓也 福岡大84 24.04 (0.65)
3 河本 耕平 ZEN HOLDINGS 79 24.14 (0.65)
4 横山 悠生 山梨学院大84 24.59 (0.65)
5 管原 吉寛 中京大84 24.60 (0.66)
6 堀田 和久 福岡大86 24.62 (0.62)
7 高松 泰武 富 士 通82 24.65 (0.64)
8 阿部 太輔 白門水泳会82 24.70 (0.66)

女子 400m 個人メドレー 決勝
1 藤野 舞子 キャラノ83 4:45.86 (0.77)
30.33 1:04.88 1:41.28 2:16.90 2:57.68 3:38.93 4:12.40
2 加藤 和 福島SS 90 4:47.90 (0.85)
31.37 1:06.85 1:44.34 2:20.81 3:01.40 3:42.00 4:15.64
3 藤田紗和美 コナミ西日本84 4:48.69 (0.70)
29.98 1:04.34 1:41.61 2:18.36 3:00.30 3:42.94 4:16.71
4 井上 恵 アクラブ調布86 4:49.18 (0.78)
30.15 1:04.46 1:41.33 2:17.04 2:59.46 3:42.44 4:16.91
5 天野 美沙 桐蔭横浜大86 4:49.99 (0.77)
31.54 1:06.17 1:44.22 2:22.63 3:03.71 3:45.09 4:17.92
6 嘉陽 文香 JSS 八王子91 4:52.43 (0.79)
31.02 1:06.33 1:45.61 2:23.94 3:04.15 3:44.71 4:19.11
7 中村 咲子 東京SC 90 4:55.74 (0.81)
31.01 1:06.69 1:44.78 2:22.56 3:05.34 3:48.62 4:22.84
8 山階 早姫 KTV 豊中88 4:58.51 (0.87)
31.41 1:06.74 1:47.50 2:27.53 3:09.09 3:51.13 4:25.78

男子 100m 自由形 決勝
1 小島 貴光 コナミ東日本81 24.16 50.16 (0.72)
2 細川 大輔 グンゼスポーツ82 23.85 50.39 (0.66)
3 山元 啓照 明治大87 24.36 50.48 (0.70)
4 原 英晃 FREESTYLE 74 24.37 50.57 (0.64)
5 松野 圭介 山梨学院C 83 24.99 50.68 (0.63)
6 佐藤 久佳 日本大87 24.23 50.70 (0.71)
7 奥村 幸大 イトマン83 24.84 50.90 (0.70)
8 藤井 拓郎 早稲田大85 24.70 50.99 (0.71)

女子 200m 平泳ぎ 決勝
1 北川 麻美 イトマン大教87 2:27.90 (0.79)
34.85 1:12.77 1:50.37
2 三輪 芳美 コナミ狭山85 2:28.41 (0.80)
34.18 1:11.42 1:50.02
3 田村菜々香 東海大87 2:28.52 (0.75)
34.53 1:12.02 1:49.68
4 川辺芙美子 イトマン84 2:28.95 (0.72)
34.34 1:11.94 1:50.21
5 金藤 理絵 三次SC 88 2:29.00 (0.87)
34.81 1:12.59 1:50.81
6 村上 優海 Nalu Aquatic 90 2:29.08 (0.63)
34.91 1:13.20 1:51.35
7 橋本 千佳 イトマン89 2:30.92 (0.75)
34.70 1:12.91 1:51.51
8 人見 志乃 日本体育大85 2:31.61 (0.66)
35.28 1:13.80 1:52.78

男子 200m 平泳ぎ 決勝
1 木村 太輔 自体校81 2:12.54 (0.81)
30.56 1:04.07 1:38.20
2 今村 元気 ムラサキSP 82 2:12.57 (0.68)
30.13 1:03.85 1:38.23
3 末永 雄太 法政大85 2:12.58 (0.77)
30.03 1:03.94 1:38.39
4 北島 康介 日本コカ・コーラ82 2:12.76 (0.66)
29.80 1:03.54 1:38.12
5 岡晃一郎 筑波大86 2:13.10 (0.71)
30.69 1:05.08 1:39.63
6 佐藤 佑樹 筑波大86 2:14.04 (0.74)
30.71 1:04.97 1:39.29
7 成沢 祐一 アクラブ調布84 2:14.46 (0.70)
30.53 1:04.31 1:39.22
8 滝田 陽至 中央大85 2:14.52 (0.68)
30.45 1:04.28 1:39.49









04・20 さあ、いよいよ本日より「日本選手権」が始まります!!。皆さん、心の準備はいいですか?。まずは、テレビでの放映時間の確認を…。テレビ放送は下記のとおりです!。

●日本選手権・放送予定
NHK 総合テレビ
4月20日(木)24:00〜25:00
4月21日(金)24:00〜25:00
4月22日(土)16:35〜18:00(LIVE)
4月23日(日)16:30〜18:00(LIVE)
NHK BS1
4月20日(木)18:05〜20:00(LIVE)
4月21日(金)18:05〜20:00(LIVE)
4月22日(土)23:10〜24:45
4月23日(日)19:10〜20:50


「個人レッスン」を更新しました。それと「さがみはら大会」の記録をUPしました。こちらから…


★一流選手の「アニメーション」第4弾
アニメーション」追加です!。今回は、「アーロン・ピアソル選手」の背泳ぎの1ストロークのアニメーションです。隣に泳ぎでいるのは「M.ローガン選手」。ピアソル選手の泳ぎをご覧ください!。


NEWS
『競泳の日本選手権開幕を翌日に控えた19日、会場の東京辰巳国際水泳場で公式練習が行われ、アテネ五輪男子平泳ぎ2冠の北島康介(日本コカ・コーラ)らが調整した。大会は世界選手権(来年3―4月・メルボルン)などの代表選考会を兼ねて23日まで開かれる。北島が昨年、3位と敗れた200メートルは第1日の20日に実施される。大会前に右ひじや両ひざを痛めた影響で準備は万全ではないが「うまく集中力でカバーしたい。情けないレースはできない」と雪辱を誓った。アテネ五輪女子800メートル自由形金メダルの柴田亜衣(チームアリーナ)も第1日の四百メートルに登場。「日本記録を狙っている。それだけの練習はしてきた」と力強かった。』


NEWS
『トリノ五輪女子フィギュアスケートの荒川静香(24)アテネ五輪水泳平泳ぎの北島康介(23)の金メダリスト・ツーショットがテレビ朝日系「ナンだ!? 新装開店SP第2弾 北島康介ってナンだ!?」(20日午後11時15分)で実現した。アテネ五輪で金メダル2個の北島の強さを検証する番組で、サプライズゲストとして荒川が登場。2人はテレながら握手を交わし、司会の南原清隆の提案で持参した金メダルを交換し首にかけた。北島は「僕のより大きくて重い。金メダルは全部一緒と思ってたけど、違うんですね」と感想を話すと、荒川は「金メダルはどうしてますか」と保管方法を質問した。初対面の2人だが、北島は「めちゃめちゃ旬の人ですよね。お会いできてうれしい」、荒川も「アスリートという印象でしたが、お会いしてもスポーツマンという感じがしました」と話した。』


19日の公開練習でのコメントが出ていました!。みんな気合入ってますね!。

【公式練習日 選手コメント】

北島康介(日本コカ・コーラ)
負けるということは考えていない。久々なので、自分の泳ぎをしてどのくらいのタイムが出るか。勝負も大事だが、記録も大事。身体に関しては、気になる点はたくさんあるが、それも含めて準備をしてきたし、考えてやってきた。気持ちを高めて試合に入ってきているので、一発の集中力を出したい。

柴田亜衣(チームarena)
練習で距離を泳いできたので、持久力は付いたと思う。ただ、絶好調という感じではないので、なんとも言えない。順位というよりも自分の最高の泳ぎをして、いいタイムを出すことが目標。ただ、これは目標としては当たり前のことなので、400mでは派遣標準記録Iを切って世界選手権代表まで決めてしまいたい。

森田智己(セントラルスポーツ)
すごくいい練習も出来ていたし、調子もすごくいいので、ただ速く泳いで、ただ勝ちたい。今は正直100mのことしか考えていない。まずは100mでしっかりと結果を残して、それから50mや200mのことを考えたい。記録は最低でも53秒台。練習の感じだと、53秒台中盤もあると思う。

伊藤華英(セントラルスポーツ)
今回は自分の力を出し切れればいい。来年の世界選手権の代表まで決まってしまうレースなので、自分のレースをして、勝ちに行く。

山田沙知子(コナミ東日本)
ずっとスピード練習はできていないので、(距離が)長ければ長いほどいい(レースができる)と思う。去年は落ち着きがなかったまま試合に来ていたが、今年はずっと落ち着いて練習ができているので、あせる要素は無い。今自分ができることを精一杯やれたらいいと思う。

内田翔(セントラルスポーツ)
(大学生になって)環境が変わったことで、不安とワクワク感があるので、そのあたりが去年と違う。練習でスプリント力が付いているので、今回は前半からどれだけ行けるかが課題。去年は200mでゼロコンマ何秒で日本新記録を逃しているので、今回200mへかける思いはある。日本記録を狙っていく。

中村礼子(東京SC)
ずっと順調というわけではなかったが、トレーニングはしっかりやってきた。100m、200mともに自己ベスト、日本記録を更新して次につなげたい。今回も接戦になると思うが、そういうレースが経験できることはチャンスでもある。

中西悠子(枚方SS)
いい練習ができていて、タイムも出せているので、自信はある。国際大会の代表がかかっている重要な大会になるので、しっかり派遣標準記録Iを切って、代表を決めたい。練習で泳ぎ方も変えてきているので、今回のレースで試して、どこまで新しい泳ぎ方で泳げるかを確認して、国際大会につなげていきたい。

柴田隆一(チームarena)
特に何も考えずに、優勝だけ目指してただひたすら泳いできた。手ごたえはバッチリ。(注目されているレースということで)やる気満々だが、不安たっぷり。(派遣標準記録Iを)クリアしてからの争いだと思う。派遣標準記録Iを突破して3位ということもありえるので、怖い。(社会人一年目ということで)いいスタートを切りたい。ダメなことは考えていない。

山本貴司(近畿大学職員)
いいレースができると思う。200mバタフライでは、柴田くん、松田くんとどのくらいいいレースができるか楽しみ。今回ももちろん挑戦者。100mも200mもどちらもある程度できるようには練習しているが、どちらに関してもまだなんとも言えない。200mに関しては最後の50mで力を出せるのか、100mに関してはスピードがどこまで戻ってきているのか、両方多少は不安を抱えているのは確か。代表に入るのも大変な種目になっているので、しっかり代表に入れるように頑張りたい。

松田丈志(中京大)
まずは自分の泳ぎをしっかりして、自分の記録を更新するつもり。スピードやスタート、ターンなどの技術を磨いたきた。走り込みをしてきて、スタートやドルフィンキックにいい影響が出てきたと思う。200mバタフライでは派遣標準記録Iを切って、世界選手権の代表になることを目標にずっとやってきたので、それを目指したい。










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