2005・06・04  沖縄遠泳レポート

沖縄から戻りました!!。3.8kmの横断泳ということで、16名のエントリーに、と〜っても心配でした。しかし、途中の関門でも制限時間を全員通過。無事、全員、完泳できました!!。

 
まだ沖縄の梅雨が明けないうちに出発。週間予報では、大会のある日だけ「くもり時々晴れ」で、他の日はすべて「雨」という予報…。まあ、梅雨だから仕方ないか…と、半ばあきらめ気味で、雨でも行ける所ばかりを調べていました…。ところが、ふたを開けてみたら、なんと、3泊4日全て「くも一つない快晴!!」。もう、暑すぎて、そちらの方が大変でした…。とにかく晴天にも恵まれ、大会当日の海の状態もとってもよく、台風が近づいていたのですが、それもそれてくれて、本当に最高の4日でした!。では4日間を振り返ってみます…。
 
第1日目
毎回、早朝便でしたか今回は昼便ということでかなり余裕のある出発。集合は羽田空港11:00。時間通りに全員が集合し、緊張の!?「飛行機の席を決めるくじ引き」を…。チケットを裏返しにして、好きなチケットを取る。誰の隣になるかは座ってみないと分からない。全員がチケットを受け取り、出発口へ。毎回誰かが手荷物検査で引っかかる…(特に私)。今回も長いこと引っかかっている人が…。搭乗時間まであと30分あることから、ほとんどの人が食事をすると…。時間ギリギリで搭乗。席に座ると、
「え〜っ!!ここなのぉ〜!!」
「やった〜!!。いい席だ〜」
などいろいろ…。そして機内で、今回の仕切り役!?「ホッシー」が、部屋割り、配車を決める。もう一つ恒例の機内イベント、「あらいSS★にこにこツアーアンケート」が、まわり、あっという間に那覇に。すぐにレンタカーで、この日泊まるホテルへ。2人部屋だけがちょっとお値段が高いだけあって、かなりのお部屋の格差が!!。そしてすぐに、会場となる海岸へ移動。すでに午後6:00.日が長いのでまだ明るいですが、海を見るにはギリギリの時間。受付をしてコース説明を受ける。「明日の海の状態はどうでしょうか?」「まあ、風があるので、ちょっと荒れるかもしれませんね…。」すぐにホテルに引き返し、途中で翌日の朝食を購入。「ローソン」に寄ったところ、やはり沖縄ならでわのものがいっぱい…。ホテルに戻り、夕食を。ここがすごい。「ゴーヤーチャンプルー定食」を頼んだのに、なぜか、「白身の魚1匹のから揚げ」がついてきた。他の人の定食にも魚のから揚げ一匹が…。すごいボリューム。これで800円。部屋に戻り、大浴場に入り、ちょっとだけ宴会をして、就寝…。
 
第2日目
5:00起床。6:00チェックアウト。ゴールとなるホテルに車で向かう。車の中では、女性たちが日焼け止めを塗りまくっている。6:30ゴールのホテル着。すでにホテルには人でいっぱい!!。このホテルからスタート地点となる島まで、バスで運んでくれる。すぐに準備を…。腕に「ナンバリング」をする。女性陣はみんな大量に日焼け止めを塗っているので、なかなか書けない…。トイレも人でいっぱい。主催者側も予定以上の参加人数となってしまったらしく、送迎バス3台では追いつかない。急きょ船も出すことに…。待っている間には色々な話が…。
「スタート地点にはトイレも自販機もないから飲み物やトイレはこちらで済ましてください!!」
「え〜!!、大変大変!!。」
あわてるあらいSSメンバー。
「クラゲが出ますよ〜。昨日も刺された人がいたみたいですよ〜。そんな皆さんに、クラゲよけローションいりませんか?。あと4本ですよ〜。」
何でもすぐその気になる「あらいSS」の皆さんは早速食いつく。
「先生、買ったほうがいいですよ」
「いらないよ」
「だってクラゲがいるって…」
「クラゲなんていないから大丈夫」
「刺されたらどうしよう?」
「大丈夫だよ」
不安な顔をするみんな。次に、
「泳ぎに不安のある方は、この風船を背中につけて泳ぐと、ライフセーバーの目に付きやすいので安心です。10個ありますよ〜。」
と言ったとたん、あらいSSのみんながとりに行く。
「そんなのいらないよ〜。」
「先生、だって、これつけてたら、助けてもらえるでしょ」
「そんなのつけてたら、かえって泳ぎにくいよ。」
「浮いていいかも。」
「こんなのつけてる方が、わずらわしいって。」
まあ、とにかく言われると、すぐにその気になる乗りの良さ。かえって緊張が解けてよかったかも…。ようやく私たちがバスに乗る番が。バスに揺られること約30分。ようやくスタートし地点となる島に到着。到着してビックリ!!。ものすごくきれいに整備された芝生の公園で、トイレもきれい、自販機どころか、売店やレストランも充実…。「だ、だまされた…。」ここで水着だけになり、来ていた服などの荷物はバスで持って帰ってもらう。さあ、いよいよスタートの時が。招集をし、開会の言葉を。主催のおじさんが、とにかく脅す。
「大変危険な競技です。一見、穏やかに見えますが、この海は、過酷な状態だと思ってください。」
など…。次に、ライフセーバーの方が、コースの説明と、安全面での説明を。またこの人がとっても優しい顔で穏やかに話しをする。
「みなさん、私たちが皆さんを守りますから、安心してくださいね。今日はとっても泳ぐにはいい状態です。あわてないように。ゆっくりのんびり泳いでください。きれいなお魚もいっぱいいますよ。」
さっきとは打って変わって、やさしいお話。女性たちはみんなホッとした様子。そして全員、一斉にスタートとなりました。
 
コースは、まず、岸から見える「ブイ」まで前方に400m泳ぐ。次に「ブイ」を右に曲がり2300m先の「黄色いブイ」を目指す。「黄色いブイ」までの間にいくつか目標物がある。「黄色いブイ」付近がちょっと波があるとの話。そして、「黄色いブイ」を左に曲がり、ゴールとなる「ホテル」を目指す。ここが700m。
 
ここからは私の話。スタートの合図と同時に飛び出した!!。すぐに前に出た2人(杉沢さんと、大学生)そして、私の右隣からゆっくりと前に出る人(黒川さん)が。とりあえず、この黒川さんについていこうと、必死で追いかける。私の左右両隣にも人がいて、最初のブイまで団子状態。ブイを過ぎて、一列になった。とにかく前にいる人から離れないようにガンガン飛ばす!!。先頭はどの辺に?と思い、顔を上げてみる。ちょっと離れているが、まだ見えるところにいる。…という事は私は先頭から5〜6番あたりにいることが分かった。色々な目標物の中の「赤いポール」を過ぎたところで、波が激しくなってきた。何度か呼吸のときに水を飲み、気づくと目の前にいた人がいなくなっていた…。「こ、これはまずい」と思い、平泳ぎでしばらく顔を上げ、方向を確認。遠くに黄色くブイが見える。とにかくあのブイを目指そう。ここから一人旅となった。するとすぐに私の右にライフセーバーがぴったりとついた。何か言っているみたいだが、黄色いブイも見えているのでかまわず泳いだ。まだ何か言っているので平泳ぎで顔を上げると「右、右!!」と言う。「み、右?」。右に行けばいいのかと思い、右に行こうとしてもライフセーバーがいるので右には行けない。もしかして自分が右に行き過ぎているのかと思い、左にコースを取る。しかし、ライフセーバーは離れない。まだ何か言っている。顔を上げると「右、右」と。黄色いブイは、ずっと、前方に見えている。しかし一向に近づかない。「右、右」という指示もよく意味が分からない。後ろはどうなっているのかな〜と、後ろを振り向くと、なんと、ゴールのホテルが後ろに見えた!!。…という事は、ものすご〜く左にコースが外れていたのだ!!。右に行けという指示は合っていたのだが、それなら私の左にいてくれればいいのに…と思ってしまった…。もう、みんなゴールしちゃっただろうなあ…と思いながら、気を取り直して、泳ぎ始める。ようやく黄色いブイにたどり着き、ゴールのホテルを目指す。この間、全く誰にも会わない。黄色いブイを過ぎても誰も合わず、どうなってるんだろう??…と。ここからは波もなく、泳ぎやすい。やっと調子を取り戻し、ようやくゴール!!。ゴールで「10番」の札をもらう。…ていう事は10位だったんだ…。もっともっと遅れていると思っていたので、ビックリ。
 
ゴールしてから色々な人と話をすると、左に流されていた人が多かったみたい…。バスで運んでもらった荷物からカメラを探していると、「島田さん」がゴールしていた!!。速い!!。次にゴールは「HIDEさん」。数分後、「最年少のゴール!!」との放送が。なんと7歳の女の子。その子のすぐ後ろに「しんちゃん」続いてゴール!!。さあ、あらいSSの女性は誰が最初に来るか…。最初にゴールしたのは初挑戦「守屋さん」。次に「渡辺(と)さん」と、「大前さん」が一緒にゴール。次に「星野さん」がゴール。次は「なりともさん」がゴール!!。次は「中村さん」がゴール!!。次に「渡辺(ま)さん」がゴール!!。つぎは「川島さん」がゴール!!。最後に「河野さん」がゴール!!。全員無事に完泳となりました!!。よかったよかった。みんなで黄色いTシャツでいるので、会場でも目立っていたみたいです!!。もう日差しが強く、日陰にいないと厳しい状況。ゴールから見る海はとってもきれい。この時まだ午前11:00。今日は、まだまだこれからと、会場を後にし、ランチに向かいました。

レストランに着き、全員無事完泳に乾杯!!。午後は、ジンベイザメと、マンタで有名な、「美ら海水族館」に…。もう、あまりのスケールの大きさに、大騒ぎ!!。海からそのままの格好なので、黄色い軍団は目立つ目立つ…。写真を撮ったり、アイスを食べたり、そろそろ疲労のピークが…。そして、この日に泊まるホテルに車で移動。ホテルに着き、部屋を見てびっくり!!。「これはすごい…」。とにかく広すぎる部屋に、バルコニーもまた広すぎ。そして、眺めが素晴らしい…。日本とは思えない景色でした。夕食まで自由に過ごし、夕食を買いに大型スーパーへ行くことに。しかし、買うよりも、定食やさんで食べた方が安そうなので、きれいな定食やさんに入ってみた…。またここが、すごい安さですごいボリューム。ほとんどの定食が500円。沖縄そばと定食のセットが750円。これを頼んだ大食い代表「なりとも」さんのセットを見てビックリ。これはセットではなく、単なる2人前である。これには皆「ここでは700円以上のメニューは危険だ…」との結論に。帰りにスーパーで買い物をしてホテルに。私はここでダウン。翌朝まで目が覚めることはなかった…。皆はさらにお部屋で盛り上がったみたいです…。
 
第3日目
この日も朝から雲一つない快晴。早朝から露天風呂に入り、私が起きた時にはすでにビールを飲んでいた「HIDE」さん。かと思えば、汗びっしょりで部屋に戻ってきた「島田さん」。「何でそんなに汗かいてるの?」「ちょっと走ってきました…」と。さすがアスリート!!。朝食バイキングも豊富。とにかくこのガーデンでの景色が素晴らしい。チャペルがあり、この日も結婚式をしていた。この日はどうしようか?、ということになり、「那覇」までいって、買い物ツアーに決定。11:00にロビーに集合!!。まずは私がどうしても行きたかった「北谷」の古着屋さんに。そして、那覇の国際通りに。市場の食堂でランチ。その後は、それぞれ自由行動。次に新しくできた「DFS」に。まだ行けると、「アウトレット」に。この日は外で食べよう!!と、アジアンダイニングのお店に着いたのは午後8:00。そして、この日お誕生日だった「ホッシー」のお誕生会を兼ねて、みんなで最後の夜を盛り上がり、ホテルに戻りました。ホテルでも、うちの部屋に全員が集まり、豊富なおつまみで遅くまで盛り上がりました…。
 
第4日目
この日も朝からいい天気。この日の朝食は和食バイキングに。見晴らしのいい和室で朝食をとり、最後の海を見に…。この日は12:30の便で帰ることになっているので、ほとんど時間がない。10:00にチェックアウトをし、那覇空港に向かいました。空港でまたまたお土産タイム。そして12:30、沖縄を後にしました。帰りの飛行機は、さすがに、みんな爆睡。無事、羽田に到着。解散となりました…。