ゴーグルのかけ方


解説:新井師範
実技:高橋黒帯



[ゴーグルをかけるしぐさは芸術である]
ゴーグルをかける動作こそが、我が道場で行う最高の修行である。
きれいなゴーグルを持っていても、そのかけ方が醜いと、せっかくのゴーグルも台無しである。
ゴーグルは美しく、かつ俊敏に、そしてかっこよくかける事が黒帯になれる最大の条件である。



後ろがけ
両手でゴーグルのゴムを持ち、
ゴムを頭の後ろに引っ掛けて
徐々に両手を前にずらしながら、
ゴーグルをかける方法。

これは、キャップもずれにくく、
初心者にはお勧めの技。






前がけ
両手でゴーグルのゴムを持ち、
カップをおでこに引っ掛けてから
徐々に手を後ろにずらしながら、
ゴーグルをかける方法。
これは、キャップが後ろにずれやすいが、
コツをつかんでしまえば簡単。
中級者向けの技。

前がけを撮影したつもりだったが
黒帯のあまりの早さに
シャッターを押した時には
すでにかけ終わっていた。


前後がけ
これは非常に高度な技である。
片手でカップを持ち、
片手でゴムを持つ。
前後どちらからかけてもいいが、
すばやくゴーグルをかけられると、
非常にかっこいい。

黒帯ともなるとゴーグルを持ってから、
かけ終わるまで、わずか1秒未満である。
この技が習得できたら黒帯になれる日も近い!!。