カップの選定


その一

解説:新井師範
実技:高橋黒帯




今、高橋黒帯がおこなっているのは、「
選定」の技である。

選定の際にまず押さえておかなければいけない事がある。
それはカップの形状である。

色や大きさは関係なくカップの形状。

カップの形状には大きく分けて3種類のタイプがある。




・スポンジタイプ

眼のあたる部分にスポンジ状のクッションが着いているもの。これは皮膚のあたりはやさしい。しかし、スポンジが劣化し、水が入ったり、長時間、また、長期間使用しているとかぶれる人もいる。最近では少なくなってきた。

・吸盤タイプ
眼あたる部分が吸盤のように吸い付くクッションがついているもの。今のゴーグルの主流はこのタイプ。吸盤のように吸い付くので水が入りにくい。最近ではこの吸盤部分がシリコンでできているものも出てきた。

・ノンクッションタイプ 
これはスポンジや吸盤がなく、皮膚とカップが直接あたるもの。なんとなく痛そうだが、最近のものはそのあたりを考慮してあるので、それ程しづらいものではない。主に競技用として使用されることが多い。


さて、どれにするか決まったら次に進もう。