背中のしこり



2006・02・02


いやいや参りました…。約3年位前から、私あらいの背中に「しこり」のようなものがありました…。結構ふくらんでいたのですが、色もなく、痛みもなく、まあいいかと、そのままにしていました…。一時は、小さくなってきて、なくなりそうでしたが、最近また、そのしこりのようなものが大きくなっていました。つい3日ほど前から、そのしこりが赤くなってきて、ついに痛みが出てきました。昨夜は痛くて眠れないほどになったので、本日、近くの「センター南」にある「昭和大学病院」の「形成外科」に行きました。担当になったのは「きつい顔をした女医」さん。背中を見せるなり、「これはすぐに切りましょう」ということに…。

「しゅ、手術ということですか?」
「そうですね。麻酔をしますので、麻酔に関する質問をしますね。」
「え〜と、じゃ、じゃあ入院ということですか?。」
「いえ、入院の必要はありませんよ。」
た、大変なことになったぞ…。来ていきなり手術!!。このお医者さんは切りたくてしょうがないという感じ…。そして、すぐに麻酔から…。
「じゃあ麻酔をしますね」
「い、痛いですか?」
「そりゃ痛いですよ。」
「…。」
なんだか楽しそうなお医者さん。麻酔が終わり、助手の人に指示をしている。なにやら背中のほうで作業が始まっている様子…。
「あ、あのう、もう切っちゃいましたか?。」
「もうとっくに切ってますよ。あらっ。ごめんなさいね。こっちも拭いて!!。」
「な、何かあったんですか?」
「いや、なんでもないからね〜。」
「で、でも今、ごめんなさいって…」
「切って出てきたもの、見ますかぁ〜?。」
「み、見ません…。」
「じゃあ、処分しますね。」
「それって、良性か悪性か調べなくていいんですか?。」
「はぁ〜??。」
「が、ガンかもしれないじゃないですか!!。」
「ガン!?。あのね、ただのウミですよ。」
「じゃ、じゃあ命に別状はないですか?」
「あのね、こんなんで死ぬはずないでしょう。」
「手術は、あと何時間くらいかかるんですか?」
「ぜ〜んぶ合わせても5分で終わりますよ。もう終わるから」
「しゅ、手術は失敗ですか?。成功ですか?。それとも大成功ですか?。」
「ちょ、ちょっと黙ってて!!。今から少し痛いからガマンしてね。」
すると、2人がかりで背中をしぼり出すように、ギュウギュウしぼり始めた。しばらく「おしぼり」が続き、すべてが終わった様子…。
「そのままじっとして聞いてください。」
「はい…。」
「傷口は今、わざと開けてあって、中にガーゼを入れてます。明日の夜に、ご自分でガーゼを換えてほしいのですが、もしガーゼを取りたかったら、取っちゃってもいいです。」
「と、取っちゃってもって…。」
「もし、取ろうとした時に血がドボドボ出てきたら、取らないでください。」
「ドボドボって…。じゃ、じゃあ取らないほうがいいですよね…。」
…そんな訳で、1週間くらいで傷口はふさがるそうなので、その間、水には入らないようにと…。一応、今週末の大会についても聞いてみました…。
「あ、あのう、今週の土日が水泳の大会なんですけど…」
「大会が、どうしたんですか?」
「私、かなり絶好調でして、まあ、絶対に水が入らないようにして、出ちゃったらまずいですよね…。」
「まずいかどうか、考えれば当然分かりますよね!!。」

「なんとなく分かります…。」







昨夜、傷口に入っているガーゼを抜こうと、何度も試みたんですが、完全にガーゼと皮膚がくっついていて、かなり力を入れても抜けません…。血も出てくるし、とっても痛いので、ガーゼを抜くのは断念しました…。
そして、本日、午前、診察の日だったので、行ってまいりました。またしても、あの「きつい顔をした女医」さんがニコニコしながら登場…。
「昨夜は、ガーゼ取れました?。」
「あのう、くっついちゃってて、取れませんでした。」
「じゃあ、今は、もっとくっついちゃってるかもね。ははは。」
「ええ!?。」
「はい。じゃあ、そこにうつ伏せになって。」
うつ伏せになると…。
「じゃあガーゼを取りますよ。」
「あ、あのう、何か痛み止めみたいなことは…」
と、私の言葉など耳に入らない様子で、何のためらいもなく、ガーゼを引き抜いた。ビリビリと音がする…。
「い、痛〜っ!!」
「あっ。痛かった?。」
「ええ。かなり痛かったです…。たぶん、お産より痛いです…。」
「あなたね〜。この程度の痛みで死にそうな顔して…。出産は、そんなに甘いもんじゃないわよ。」
この女医さん、痛がる私を見て喜んでいる…。かなりのSです…。







先月、背中の中央にできた「アテローム」とかいう皮膚の袋のウミをとる手術をしたばかりなのですが、今回、その袋ごと取り除く手術をすることになりました。病院が空いてなく、病院が空いたら、本日(22日)が手術日だったのですが、昨日までに病院から連絡がなかったので、今日はないものと思っていましたが…。先ほど病院から電話があり、本日手術することになりました…。
私の背中を切る医者は、先月の手術の時にあまりの痛みに私が「お産より痛い」と言ったら「あんた、お産の痛みはそんなもんじゃない。お産をなめるな!!」と言った、きつい顔の女医(イラストを描いてみました…)です。今回も、何かと手荒い彼女に切られる事になります。彼女の釣り上がった目と、きつい口調は、日ごろの生活に色々と不満があるのだと思います。今日の彼女がご機嫌であることを祈ります…。




無事手術が終わりました…。今回は、新横浜にある「手術専門の病院」というところに行ってきました。実際、たいした手術ではないようなんですが、手術室がものすごく大掛かりで、自分が重症患者になったように思えてしまうところです!。ベッドにうつぶせになって毛布のようなものをかぶせられ、待っていると、腕やら背中やら指に、色々なコードをつけられました。「これは血圧です」「これは、酸素を測るコードです」「これは電子メスの電気を逃がすコードです」…などと、一体いくつコードつけられたことか…。(またまたイラストを描いてみました…)そして手術が始まりました…。
「では始めます。」
「は、はい…。先生の体調はいいですか?。寝不足とかしてないですか?。」
「麻酔をします。」
「万が一、死ぬことはないですか?。」
「ちょっと、チクっとしますよ。」
「あのう、それは間違いなく麻酔ですよね。筋弛緩剤とかじゃないですよね。」
「麻酔です。」
注射が終わり…。
「あらいさん、これ痛いですか?。」
「いや痛くないですけど…。」
「では切ります。」
「もう、切っちゃうんですか?。もう少し麻酔が効くまで待った方がいいんじゃないですか?。」
「…」
「あ、あれ?。先生、聞いてます??。麻酔が失敗しちゃったんですか?。」
「…」
しばらく沈黙が続く…。
「あ、あのう、そろそろ切らないと麻酔が切れちゃうんじゃないですか?。」
「もう終わりました。」
「あれ??。もう終わっちゃったんですか?。」
「あなたね〜、この前の時もそうだったけど、たいした手術じゃないんだからゴチャゴチャ言わなくていいんですよ!!。」
「手術は大成功ですか?。」
「どうでしょうね〜??。」
この怖い顔をした女医さんが退場し、手術台から降りると、背後から
「おつかれさまでした」
と、声が。振り返ると、「長谷川京子似の看護婦さん」が立っていた…。
「痛かったですか?」
「も、もう、ぜ〜んぜん痛くなかったですよ!!。」
「それは、よかったですね!!。」
「それにしても、この手術室は、すごい設備ですね。」
すると、彼女の口からすごい言葉が!!
「こんな大掛かりな部屋で手術をしたら、私だったら怖くて泣いちゃうかも…」
…と、ちょっと悲しい顔を!!。な、なんだ、この病院は!?。こわ〜い女医さんとは対照的な看護婦さん。さすが、最新の手術病院、最後まで行き届いた演出!?に、ビックリ!。